退職について悩んでいる女性

今の会社で働き始めてから、順調にお給料は上がっていますか?

入社時に描いたキャリアプラン通りに昇進できそうですか?

そんなことは気にせず漫然と働いているという方は、会社に万が一のことがあった時に危険かもしれません。

今回は、将来性のない会社や昇給・昇進に不安がある時、どんな対処をするべきかについて考えていきます。

将来が不安になって転職する人は多い

転職サイト「doda」が2018年に行った調査では、2017年度に転職活動を行った人の転職理由は第2位が「会社の将来性が不安(10.7%)」・第3位が「給与に不満がある(10.5%)」となっています。

この二つの回答を合わせると、転職活動をした人の5人に1人が会社の将来性や給与が理由で転職に踏み切っているということに。

勤め続けてもいつか潰れるかもしれない会社や、同業他社より大幅に給与が低い会社で働いても結果的に損ですから、その判断は当然と言えます。

将来性がない・給与が上がらない会社というのは、つまり経営が不安定で時代の波に乗れていない会社です。

その会社を立て直していくほどのガッツや愛社精神があれば別ですが、沈みかけた泥舟からは早く逃げ出したほうが得というものです。

会社の将来性が不安になるポイント

パソコンを見ながら悩む男性

もちろん誰も未来を見通せるわけではありませんから、「この会社に将来性はあるか?」と聞かれてはっきり答えられる人はいません。

しかし、大まかに会社の将来性を判断するためのポイントはあります。

主なものについて、以下の項目で解説していきます。

新入社員の離職率が高すぎる

上司からのパワハラが横行していたり、低い給与のわりに激務だったり、新入社員がなかなか会社に居着かない理由は様々です。

しかし、若手社員が長く勤めないということは、会社の次の時代を担う世代が育たないということです。

次の世代が育たないということは、必然的に会社が先細っていくことを意味します。

離職率の高さを問題視して改善しようとしているならまだしも、「今時の若者は軟弱だ」などと言って気にも留めていないような会社は、将来性に不安があると言えるでしょう。

残業や休日出勤が多すぎる

残業や休日出勤が多い会社は、業務量に対して人員が足りていないことを意味します。

コスト削減のために意図的に人員を絞っているのか、募集をしても人が集まらないのかはそれぞれですが、過労死ラインを超えた勤務を強いる会社に将来性はありません。

こういった会社は社員を使い捨てと考えている場合も多く、そんな会社のために身を粉にして尽くすのは間違っています。

あまりにも激務で体を壊しかねない会社からは、心身の健康のためにも早めに転職しましょう。

成果を出しても昇給しない

成果を出しても昇給やインセンティブがない会社は、つまりあなたが出した利益をあなたに還元せず、横取りしているということになります。

経営状態が悪く社員に還元する余裕がないのか、もともと社員を大切にしない会社なのか、その理由は様々です。

しかし成果を出しても昇給しない会社に長年勤め続けるのは、単純に収入面で損となります。

あなたの実力を認めてくれる会社は必ずありますから、成果に給与が比例しない会社からは早めに抜け出しましょう。

社長や上司が人としてダメ

社長や上司など経営陣に問題がある会社は、遅かれ早かれいつか破綻します。

「そもそもの人格が歪んでいる」「先見の明がなく無能」「考え方が古く時代についていけていない」など、経営陣に不満を抱える社員は多いです。

いずれ若い世代にバトンが渡り、新陳代謝が行われていくなら別ですが、ダメな人が経営する会社は基本的にダメです。

そもそも毎日嫌な人にへつらいながら仕事をするのは大変なストレスですから、上司や社長が「人としてダメだ」と思ったら転職を考えましょう。

職場の雰囲気が悪すぎる

雰囲気が悪くギスギスした会社で、思う存分実力を発揮できる人はいません。

仕事はチームワークも大切ですから、なんでも話せるとまでは行かなくても、基本的なコミュニケーションくらいは取れないと仕事の効率にも影響が出ます。

また、外部の取引先から見ても、雰囲気が悪い会社は異様に映るものです。

そんな会社と積極的に取引したいとは思えませんから、業績が下がり破綻するのも時間の問題と言えるでしょう。

業績が年々悪化している

業績の推移は、会社の将来性を判断するための基本的な指標です。

業績が年々悪化して改善の目処も立たないという会社は、将来性がないとはっきり言えます。

扱っている商材のニーズが減少しているなど、会社の責任ばかりではない場合もありますが、時代に合わせた事業転換ができないというのも先細りの会社の特徴です。

自分の努力だけではどうにもならないこともあるので、こういった会社からは早めに転職を考えましょう。

給料の未払いや支払いの遅延

給料の未払い・遅配がある会社は、はっきり言って末期の状態です。

会社を経営するならば、社員の給料はまず最優先で確保するのが常識です。

それをできない経営状態、または社員の暮らしより会社の資金繰りを優先する会社というのは、ブラック企業に他なりません。

給与を支払えない会社は倒産目前の経営状態ですから、一刻も早く転職活動を始めた方が身のためです。

仕事選びこそ損切りの考えが大事

退職届を作成中の男性

未来の損失を予測して、損が少ないうちに見切りをつけることを「損切り」と言います。

将来性がない・給与が上がらない会社で働き続けるのは、損をする時間が増えていくようなものです。

いざ会社が倒産したり、順調に出世した同世代より大幅に年収が少なくなってから後悔するより、早めの転職を考えましょう。

我慢して働き続けるのは無駄

毎年順調に昇給していく会社と、長く勤めても一切給与が上がらない会社では、長く勤めるほど年収の差が開いていきます。

キャリアに関しても、どんどん昇進して新しい仕事や責任を覚えていく会社と、長く勤めても万年平社員の会社では、時間が経つほどにこなせる仕事内容に差がつきます。

将来性が感じられない会社では、稼げたはずのお金もキャリアも無駄になります。

我慢して働き続けるくらいなら、心機一転して新しい可能性を見つけてみてはいかがでしょうか。

会社はあなたの将来を保証しない

いざ業績が悪化し倒産や廃業することになっても、会社は社員のその後を保証してくれません。

未払いの給料がある場合、最悪のケースだとそのまま踏み倒されることも。

もちろん失業保険は自己退職より手厚くなりますが、職を失ってからではすぐに次の仕事が見つかるとも限らず、デメリットの方が大きいです。

安い給料で強いられた激務であなたが体を壊した場合も、会社は退職後の面倒をみてくれません。

あなたの代わりになる社員を採用して経営を続けていくだけなので、悔しい思いをしないためにも働けなくなる前に自分から辞めてしまった方がいいのです。

昇給や昇進は会社の考え方次第

会議に出席している男性たち

「どんどん出世し続けて、いずれは社長になりたい」「安定して長く勤められれば、地位や年収は上がらなくてもいい」

人によってキャリアプランが様々なように、昇給や昇進の考え方は会社によって異なります。

会社が違えば同じ業務内容でも給与が全く違う場合もあるので、自分と会社の考え方が合うということも大切です。

仕事の大変さと給料は比例しない

「管理職になって、逆に年収が減った」という話を聞いたことがあると思います。

これは、管理職になると給与が年俸制になり、残業代がつかなくなるためです。

悪質な会社では、経験の少ない社員もどんどん管理職に昇進させることで残業代をコストカットする「名ばかり管理職」が横行している場合も。

もちろん、地位が上がればより責任ある仕事に挑戦でき、キャリアアップに繋がりますが、仕事の大変さや責任と給料は比例しないのです。

似た仕事でも年収に大きな差が出る

同業種・同年齢であっても、大企業と中小企業では平均年収に100万円ほど差が出るということをご存知ですか?

会社の規模だけが年収を決める要素ではありませんが、要は同じ仕事でも大幅に年収が違う場合があるということです。

転職に成功すると、今までとほぼ同じ仕事で「こんなに貰っていいの?」と思うほどお給料が上がることも。

自分の働きに給与が見合っていないと思ったら、ぜひ同業他社の年収を調べてみてください。

転職が不安ならまずは動いてみる

職場で考え事をしている女性

転職活動をしたからといって、必ず転職する必要はありません。

転職活動中に見込みがないと思ったり、やはり今の会社にとどまった方がいいと思ったら途中でやめてもいいのです。

同僚に知られると気まずいですが、チャレンジするのは自由なので、今の会社に不満があるならまず一歩踏み出してみましょう。

在職中から動き出すのがコツ

会社に不満があるからといって、転職先も決まらないのに辞めてしまうのは考えものです。

自己都合退職では失業手当の給付まで3ヶ月かかりますので、生活はかなり苦しくなります。

同じ業界でキャリアを積んでいきたいなら、会社の中にいた方が情報収集しやすいというメリットもあります。

スムーズに転職を成功させたいなら、在職中からコツコツと活動を始めるのがおすすめです。

内定をもらってから退職する

内定をもらって、すぐにでも働き始められる状態で退職すれば、収入が途絶えることがないので安心です。

次の会社で働き始める日が決まっていれば、上司からの引き止めも断りやすくなります。

今後のキャリアを考えても空白期間はない方が望ましいので、できるだけ転職活動が実を結んでから退職を伝えましょう。

将来性に不安を感じたら早めに転職を

遠くを見つめるスーツ姿の女性

繰り返しになりますが、将来性のない会社で働き続けるのは時間の無駄です。

先細りが目に見えている会社で、貴重な若さとキャリアを浪費するのはもったいないことです。

万が一会社が倒産しても何の保証もないのですから、「この会社はダメだ」と思ったら早めに転職活動を始めましょう。

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