ホワイトデーに何をお返しするか、もう決めましたか?
恋人や想いを寄せている相手からもらえるならまだしも、職場の同僚や後輩から一方的にバレンタインチョコを渡されても困りますよね。
とはいえ断ったりしたら相手を傷つけてしまいますし、職場で波風を立てないためにはお返しもしないといけません。
なかには3倍返しを本気で期待している女性もいるので困ったものです。
このページでは、職場のホワイトデーに対する男性たちの本音を調査した結果を掲載しています。
誰に何を渡すか、いくらぐらい使うべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホワイトデーのお返しは誰に渡すか
まずはホワイトデーのお返しを誰に渡すかという点について。
社会人男性100人へのアンケート調査によると、「チョコをくれた女性にお返しをする」という回答が大半を締めました。
やはりというか、当然の結果といえるでしょう。
職場の女性全員に渡すという器の大きい男性も一定数いるようですね。
誰にも渡さないという硬派な男性も10%ほどいることがわかりました。
「同僚からの評価なんて一切気にしない!」
という断固たる覚悟をお持ちなら、ホワイトデーなんて一切無視して目の前の仕事に集中しましょう。
ひとりあたりのお返しにかける予算
続いてひとりあたりの予算について調査したところ、1,000円未満という回答が大半でした。
お返しをする人数や懐の状況によりますが、ホワイトデーで何万円も消えていくのは避けたいですよね。
500円未満という回答も26%と多かったものの、渡すものによっては安っぽさが出てしまうので判断が難しいところ。
渡す相手がひとりだけなら、2,000円以上かけるのも納得です。
お返しはどこで買うのがベストか
ではホワイトデーのお返しをどこで買っているのかというと、約半数は百貨店やデパートという回答でした。
ホワイトデーが近づいてくると多くの百貨店で特設会場が設けられるので、手っ取り早く見栄えの良いものが手に入るので便利です。
ただ、百貨店で買うとなると、ひとつ1,000円以上は覚悟したほうがよいでしょう。
身近なスーパーやコンビニで購入している層も多いようですね。
コンビニを利用するときは、職場から離れた店舗で買うことをおすすめします。
ホワイトデーなどの季節モノ商品はレジ前などの目立つ場所に置いてあることも多く、どこで買ってきたのかバレてしまいますよ。
職場のホワイトデーへの本音
実際のところ、職場のホワイトデーに対して男性たちはどう思っているのか本音も調査してみました。
予想通りといいますか、やはり約半数が「止めてほしい」とネガティブな感情を抱いています。
意外だったのは「嫌いじゃない」と回答している人が28%もいたこと。
もっと少ないだろうと予想していました。
それぞれの回答に寄せられたコメントについても順に見ていきましょう。
止めてほしい人のコメント
まずはホワイトデーが嫌いな人たちのコメントからご紹介します。
「義理でもらったものなのに、なぜお返しをしないといけないのか」
と怒りを抱いている人は少なくないようです。
バレンタインデーがなくなれば、自動的にホワイトデーもなくなるので、そうなれば良いなと思います(40代以上 アパレル店員)
男性にとってはお返しすべきだと言えるが、最近はお返し目当てで義理チョコを挙げる女性がいることに嫌悪感を感じます。(30代 会社員)
なぜか、女性社員が、職場のお局様にホワイトデーのプレゼントをしないといけないという、ブラックな慣習がまかりとおっています。今年は、○○がいいのよねとのリクエスト付き。ほんと、止めて欲しいです。(40代以上 事務職)
バレンタインデーのどうでもいい感じの安い義理チョコに、ホワイトデーでお返しは必要ないと思います。(40代以上 会社員)
バレンタインデーてもらったものを返すイベントであるが親しいものも同士が行うものであり、職場で強制されるのは嫌ですね。(20代 看護師)
自然な流れで好感度アップにつながる様なイベントだと思いますが渡したくない(20代 食品製造)
見返りを求めるものではないと思っていても、返さないと気まずくなるし、面倒なので会社内ではやめてほしい。(30代 エンジニア)
バレンタインデーにチョコ貰うとホワイトデーにお返ししないといけないので、本当に欲しい人以外からはあまりもらいたくありません。(40代以上 フリーランス)
自分1人に対して10数名の女性からまとめて1つをもらうのに、毎回人数分のお返しをするのが苦痛です。もうやめて欲しい。(30代 デザイナー)
全く必要無いとおもいます。バレンタインデーも必要ありません。特に職場や仕事関連などは煩わしいばかりで、何もかんじません。(40代以上 営業)
本命ならともかく、義理であれば必要ないと思います。貰っても逆に気を使うだけになると思います。(40代以上 エンジニア)
非常に迷惑です。チョコならマツキヨで安売りのものを買えば良い。商業業界に踊らされているだけ。世の中から無くなって欲しい(40代以上 会社員)
お金の無駄だから
あなたが勤め先の社長なら、従業員に渡すホワイトデーのお返しを経費で処理することもできるでしょう。
しかしながら、ほとんどの方にとってホワイトデーは単に懐が寂しくなっていくだけのイベント。
出世につながるならまだしも、社内の人間関係を円滑にするためだけの出費なんてできるだけ避けたいですよね。
正直わずらわしいイベントです。特に女子はグループでプレゼント(義理)してくるのに対し、男性は個々に返さないといけない雰囲気がありお金の無駄だと思っています。(30代 病院職員)
バレンタインデーやホワイトデーは早く消滅してほしいイベントである。金銭の無駄な出費はもちろんのこと、プレゼントを探す時間の無駄、プレゼントを贈る相手に様々な気遣いをする無駄。(40代以上 広告デザイナー)
お返ししなけれなならないので、仕方なく嫌々お金がかかるなあと思っています。(30代 パート事務員)
好きでもない人から義理チョコを貰っても全然嬉しくありません。むしろお返しにお金がかかるので迷惑です。(40代以上 会社員 サービス業)
職場のルールになっている。無駄な出費がかさんで迷惑極まりない。(40代以上 会社員)
面倒くさいから
プレゼントを選ぶのが面倒くさいという声もたくさん寄せられました。
仕事や家庭などでまとまった時間が取れない方はとくに、わざわざ百貨店などにお返しを選びに行くなんてただの苦痛ですよね。
楽天市場やAmazonで適当なお菓子を買って済ませてしまいましょう。
正直、女性社員に気を使わせているし、こちらも貰ったからにはそれなりのお返しをしないといけないので、めんどくさい。(40代以上 会社員)
お返しという意味では必ずやらないといけない意識があるが、安すぎても高すぎてもいけないと思っているので難しい。(30代 フリーランス)
バレンタインのイベントがらなくならないと終わらないから、両方ともイベントは無くなればいい(40代以上 会社員)
もらうと返さなくてはいけないし、あげた物以上をねだられると大変なのでなくてもいいです。(40代以上 営業)
やったり返したり面倒くさいので止めればいいと思う。所詮ギリなので。(40代以上 医療機関)
毎年、貰うのは嬉しいけどお返しを考えるのが面倒臭いです。考えるだけで憂鬱になります。(40代以上 飲食業)
会社の女の子たちがお返し目当てで全員に配っているので、お返しにも気を使うし、正直めんどくさいです。(30代 エンジニア)
とても面倒くさいです。お金もかかるので、やらなくていいのならやりたくないです。(30代 会社員)
もらったらもらったで嬉しいが、お返しが面倒。お返しで品定めされているような気にもなるし、気が抜けない。(30代 会社員)
正直お返しするのが本当に面倒なのでバレンタインには何も貰いたくないと思っている。(40代以上 会社員)
仕方ないと考える人のコメント
特別好きではないけど仕方ないから、という声も多数寄せられました。
お返しをしないと女性たちに何を言われるかわからないから仕方なく、というのが本音でしょうか。
3度の飯より陰口や文句が大好き、という女性は驚くほど多いですから、人間関係を円滑に進めたいなら最低限のものは渡しておきましょう。
2月のバレンタインとセットで菓子業界のイベントに参加しているという感じです。(40代以上 フリーランス)
バレンタインのお返しなので、仕方なく行っていますが、お金と手間の無駄です。(40代以上 会社員)
義理チョコであろうがわざわざ自分にくれたのものなので、お返しは必ずしなければと思っています。(30代 会社事務)
貰ったからには同じ値段のものを返すのが義理だと思うし、良好な関係を築くためには仕方ないと思います。(20代 塾講師)
義理で渡されるだけだから返す必要性を感じないが、マナーとして仕方なく渡す。(20代 フリーター)
周りの人も渡しているから自分も渡さなきゃいけない雰囲気になっており、仕方なしにやっている。(20代 会社員)
貰ったから半ば仕方ないという感じのイベントだと思っています。お返しをしないのもギクシャクしそうでしょうがありません。(40代以上 会社員)
甘いものがそれほど好きではないが職場でバレンタインの時に配られるためものすごく仕方なくやっている。(30代 営業)
バレンタインデーのお返しとして、仕方なくやっているが本当は無くても良いイベントだと思っている。(40代以上 団体職員)
バレンタインをもらったら返さないと気まずいから返しているだけ。本当はバレンタインにひとつも貰わないという事が一番ありがたい。(40代以上 介護福祉士)
貰ったものを返しているだけなので、特に何も思わないが、3倍返しの意味は分からない。(30代 会社員)
頂いたらお返しは当然の義務的な感じ、風潮になっているのには正直参る。(40代以上 会社員)
ただ単にバレンタインデーのお返しとういぐらいのもので、義理でもらったものをお礼の気持ちとして返すだけ。(40代以上 営業管理)
貰った以上、返礼が無いと後から何を言われるか分からないので渡している。(40代以上 会社員)
嫌いじゃない人のコメント
ネガティブなコメントがたくさん寄せられる中で、ホワイトデーを楽しんでいる声も一定数集まっています。
にぎやかな雰囲気が好きな方をはじめ、そもそも社内の人間関係が良好だったり、懐状況が潤っていれば年に1回のイベントを純粋に楽しむこともできるでしょう。
女性の部下を抱えている人だと、ホワイトデーは日ごろの感謝の気持ちを伝えられる便利なイベントといえるかもしれませんね。
誰がはじめたのかはわかりませんが、経済効果のあるイベントだと思います。(20代 会社員)
本来であれば女性から男性に向けての日でもありますが、同僚の女性が同性にチョコレートを配ってくれるということでお礼の気持ちを込めてホワイトデーには美味しいクッキーをあげるようにしています。自分でも食べたいと思えるようなものを考えるのが楽しいです。(30代 フリーランス)
うちの社内は、イベント行事期間は賑やかになるのであると楽しいです!(20代 会社員)
お返しとしていただいた方にあげればいいと思っているので、バレンタインデーよりは面倒だなと感じることが少ないです。(30代 自営業)
気持ちを伝えたい相手が居るなら伝えやすい素敵な日だとは思います。(40代以上 会社役員)
バレンタインデーに、チョコレートを頂いた方への最低限のマナーだと思います。とにもかくにも楽しみましょう。(40代以上 フリーランス)
バレンタインに何かもらえれば自分は嬉しいので、お礼としてホワイトデーにお返しをするのは当たり前のことだと思います。(30代 事務職)
お世話になってますとチョコレートやアメなど貰いますが金額が大体分かっているものなのでお返しの意味を込めて同じ位の金額のもの返すのは普通のことだと思います。倍返しはちょっと迷惑かも。(40代以上 病院勤務)
いつも感謝して行動をしていれば、ホワイトデーといることで渡すってはどうなのかなという気持ちもあります。何気ないときになんとなく感謝を示すということで良いのかなと思っています。(40代以上 会社員)
年に一度くらいなので、あまり高くなければ、良いイベントだと思おます(40代以上 製造業)
貰った時には嬉しいので、同じように嬉しい気持ちにしてあげたいなと思います。(30代 会社員)
職場のコミュニケーションに効果的だから
普段から日常会話が盛んな職場がある一方で、私語が禁止されているような職場も少なくありません。
コミュニケーションの少ない職場だと、バレンタインやホワイトデーは社内の交流を促す良いきっかけになるでしょう。
もしあなたが管理職として働いているなら、ホワイトデーをうまく活用して社内を活気づけたいですね。
ただし、今回のアンケートからもわかるように、面倒くさいと感じている男性がたくさんいることも忘れないでください。
毎年チョコレートを貰い近所のケーキ屋のケーキでお返しするのが恒例になっているので年に一度の女子社員とのコミュニケーションとしては丁度いいと思っています。(30代 会社員)
職場での好感度やイメージをしっかりと上げるための大事なイベント(30代 会社員)
職場で日頃お世話になっている先輩・後輩など休憩時間の雰囲気を盛り上げるための恒例イベント。(40代以上 会社員)
普段コミュニケーションを取らない女性社員さんとコミュニケーションを取れてあってもいいものではないかと思います。お互いに感謝の気持ちを伝えあえる良い機会だと感じます。(20代 会社員)
バレンタインデーにもらったら、お返しをするのがホワイトデーなので、仲良くなる機会もあり、良いと思います。(30代 会社員)
コミュニケーションと手段として日頃の感謝を表すのには良いと思う(40代以上 看護師)
職場の人間関係を良くするために、こういうイベントを利用するのは有りだと思っています。(20代 会社員)
職場での友好関係を作るのにはとても良いことだと思う。金銭の面は無理のない程度にやれば良いと思う(20代 スポーツチーム)
ホワイトデーのお返し選びは慎重に
社内のホワイトデーに対してネガティブな印象を抱いている方はとても多いことがわかりました。
とはいえ職場の人間関係を悪化させないために、少なくともバレンタインに何かプレゼントをもらったのなら数百円のお菓子でも渡しておくのが無難といえるでしょう。
わざわざ百貨店などに買いに行くのが面倒くさいなら、Amazonや楽天市場などのホワイトデー特設ページから予算に見合ったものを適当に選んでみることをおすすめします。
見栄えの良いお菓子をはじめ、人数が多いときに便利な個別包装されたものまで、幅広い商品が販売されていますから、ちょっと時間が空いたときにスマホから探してみてください。
職場に直接届くように手配すれば、通勤時に荷物が増えることも避けられますよ。
「せっかくバレンタインを渡したのに、ろくなものを返してくれない器の小さい男」
なんて思われることがないようにしたいですね。