電車に乗ろうとしている女性

地元に戻って働きたい! と思ったことはありますか?

地方出身者にとって、出身地で働くことは魅力的に映りますよね。

幼少期から慣れ親しんだ環境ですから、地域事情もわかって働きやすいと思う方は多いです。

しかし住み慣れた地だからといって、働きやすいとは断言できないのが難しいところ。

このページでは、地元へ帰る前に知っておくべき注意点として、Uターン転職のデメリットについて詳しく解説します。

いつか地元で働きたい! と考えている方は、ぜひご覧ください。

Uターン転職で起こりうる主なデメリット

こめかみを押さえている男性

Uターン転職にはデメリットが多々あります。

もちろんデメリットを理解したうえで地元へ帰るなら問題ありません。

しかしながら、勢いで仕事を辞めて地元へ帰ったものの、こんなはずじゃなかった…! と後悔することだけは避けたいですね。

どういった点に気をつけるべきなのか、順に見ていきましょう。

都市部から離れるほど求人が少ない

Uターン転職は、なによりも求人数が少ないです。

総務省統計局が発表している平成26年経済センサス‐基礎調査によると、主要都市の事業所数は以下の通り。

都道府県 事業所数
東京都 728,710
大阪府 446,119
愛知県 338,644
神奈川県 323,506
福岡県 232,701

都市部から離れていくほど事業所数は減りますし、当然のことながら求人数も少なくなります。

転職のタイミングによっては、興味のある求人がまったく見つからない場合も。

求人は出ていても、条件面が理想とかけ離れていることも多いですね。

リクナビNEXTやdodaなどの転職サイトで地方の求人を調べてみると、より実感を持てるでしょう。

必要とされる人材が大きく異なる

Uターン転職では、求められる人材が都市部とは異なる点にも注意が必要です。

たとえば東京都内の会社であれば、さまざまな分野に特化した人材が多数活躍しています。

ところが地方へ行くと、専門領域だけで働けるほどの業務量がないことも多いです。

つまりスペシャリストよりも、ひとりで幅広くこなせるゼネラリストが重宝されるのです。

例えば金融系の「アナリスト」「アクチュアリー」「デューデリジェンス」やIT系の「ITストラテジスト」などの募集は私どもが転職支援をしている広島・岡山エリアではほとんど聞いたことがありません。

首都圏では専門性を極めることが転職市場で強みになりますが、地方では専門分野の周辺の業務を全部包括して理解できる、あるいは営業もできるし、企画書も作れるし、プレゼンテーションもできるし、商品開発にも目鼻が利くといった人が重宝されます。

今までの経験を活かして、専門的な仕事へ転職したい! という人ほど注意しましょう。

場合によってはあなたの希望する仕事が見つからず、「故郷に錦を飾る」どころではなくなるかもしれません。

年収や福利厚生面はダウンを覚悟

Uターン転職では、給料ダウンを覚悟しましょう。

dodaが発表している「平均年収ランキング2017(47都道府県の平均年収)」によると、東京都の平均年収は452万円。

一方、関東・東海以外の多くの道府県では平均年収が400万円以下となっています。

都道府県別平均年収のグラフ

希望する業種や職種によっては、大幅な年収ダウンも覚悟しないといけません。

ましてや未経験で新しい業種へ挑戦するつもりなら、新卒社員と同等レベルの水準まで落とされる可能性も考えておきましょう。

都市部で働いていたときと同等以上の給与水準を実現することはほぼ不可能なので、生活設計を見直すことも大切です。

家賃や駐車場代は安くなったとしても、食費や娯楽にかかるお金まで安くなることはありませんよ。

Uターン転職は生活環境も大きく変化

スマホを見ている男性

Uターン転職のデメリットは、仕事のことばかりとは限りません。

幼いころに慣れ親しんだ土地だとしても、今と昔では環境も大きく変わっています。

生活環境が大きく変わることも理解しておかないと、日々の生活でストレスを感じることが増えてしまいます。

主な注意点についてチェックしておきましょう。

日々の通勤や買い物にも車が必要

都市部から離れるほど、車がないと生活が成り立たなくなります。

東京都内でも、23区はまだしも都心から離れていくと車の必要性を感じさせられます。

職場も駅から離れていたり、バス停もろくにないなど、車がないと仕事すらできないことも。

車通勤になると、ゆっくり本を読んだり、スマホゲームもできません。

電車やバス通勤に慣れていた方は、大きなストレスを感じることでしょう。

結婚すると車は2台あったほうが便利ですし、子どもが大きくなると、人数分の車が必要になることも。

維持費だけで大変なことになりますよ。

地域住民との付き合いが欠かせない

東京などの大都市とは異なり、地方では地域社会が重要視されています。

好きな人とだけ付き合えばよい、というわけにはいきません。

地域社会では人の和がとくに大切にされていますから、ひとりよがりな行動をすると変に目をつけられてしまうことも。

都心で働いていた人はとくに、仕事ばかりに熱中して地域の活動をおろそかにしがち。

地域とのつながりを軽視していたことで、陰湿なイジメのような仕打ちを受けた……という人もいるくらいです。

郷に入っては郷に従えという言葉のとおり、町内会や自治会などの活動には積極的に顔を出しましょう。

Uターン転職を成功させるポイント

考え事をしている女性

ここまでUターン転職のデメリットをご説明しました。

冒頭でもお伝えしたとおり、デメリットや注意点を理解したうえでUターン転職を目指すのなら問題はありません。

ここからは少しでも希望に近い転職先を見つけるためにはどうすればいいのか、Uターン転職を成功させるポイントについて解説します。

あらかじめUターン先の転職事情を調べておく

Uターン転職を成功させるためには、あらかじめUターン先の転職事情を知っておくことは必須。

求人を探すだけなら、転職サイトやハローワークですぐに調べられますから、積極的に利用しましょう。

詳しい事情を把握したいなら転職エージェントに登録して、Uターン先の求人についていろいろと教えてもらいましょう。

ただし中堅規模の転職エージェントは対応エリアが首都圏だけ、関東・関西だけと限定されています。

Uターン転職を考えるなら、全国の求人に対応しているリクルートエージェントやdodaといった大手エージェントを利用しましょう。

詳しい話を聞いた結果、条件を妥協したり、Uターンをあきらめるといった選択が必要になることもあるでしょう。

なにはともあれ情報を集めてみないことには判断できませんから、まずは行動してみることをおすすめします。

事前に地域の方とネットワークを作っておく

地方では、人とのつながりが仕事の紹介に結び付いたり、仕事をスムーズに進めるための大きな力となることも多いです。

できることなら退職を決意する前に何度か地元へ出向き、地域の方とネットワークを作っておくとベストです。

一般的な転職サイトや転職エージェントでは見つけられない、地元の優良企業で働けるチャンスが見つかるかもしれません。

コネ入社は悪いイメージを持たれることも多いですが、都市部から離れればコネ入社なんて当たり前のこと。

中学校や高校時代の恩師や、親戚などをあたってみるとよいでしょう。

十分な情報収集でUターン転職の成功を

きれいな青空

出身地へ戻るんだから、必死に頑張れば転職先は見つかるだろう! と安易に考えている方はとても多いです。

残念ながら、現実はそんなに甘くありません。

あなたの希望する仕事が見つからない可能性のほうが高いですから、事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。

希望の求人が見つからなければ、関連する業種や職種に範囲を広げる柔軟性も求められます。

また地方では、地域住民と積極的に交流することも避けられません。

都会で暮らしていたときのように、気にいった人だけと付き合うといった生活はあきらめましょう。

できることなら、転職について相談できる人を地元で見つけておきたいですね。

あなたが希望の転職先で働けることを願っています。

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