遠くを見つめている若い男性

一般企業にお勤めの方であれば、多かれ少なかれ企業に安定を求めているでしょう。

企業の業績が安定していなければ、日々不安を抱えながら生活することになります。

しかしこれからの時代、安定だからという理由で転職先を選ぶことは危険です。

これは20代や30代の皆さんも例外ではありません。

そこで今回は、どのような視点で企業選びをすれば良いのかについて解説します。

ほとんどの人が企業に安定を求めている

キレイに整頓されたオフィス

企業に安定を求める人は、30代以上で特に多くなっています。

経済産業省は2017年11月に「働き手向けアンケート調査結果」を公表しました。

これは30代から50代を対象とした調査で、仕事や企業の安定は重視される要素の一つです。

調査結果からも、転職を経験した人で、より安定を求める傾向が強いことがわかっています。

では年齢が低いほど企業の安定性を重視していないのかというと、そうでもありません。

就職活動サイト「ジョブウェブ」では、2016年2月3日に「【調査報告】企業選びで「企業の経営が安定していること」って重要ですか?」を公表しています。

この調査結果によると、会社選びの際に「企業の経営が安定していること」を重視している学生は、全体の7割以上に達しています。

つまり年齢が低くても、企業に安定を求めていることには変わりありません。

勤め先が倒産したり、給与未払いなどの状況に陥るのは誰だって避けたいものです。

どの世代でも、企業に安定を求めているのは当然の結果といえるでしょう。

気づかずとも 企業は変化を続けている

横断歩道を歩く人達

企業のなかには創業数百年という、歴史ある企業もあります。

しかし企業名や事業内容は同じであっても、企業は常に変わり続けています。

当たり前のことに思えますが、転職先を探すときはこの点をきちんと理解しておきましょう。

企業の業績も常に変動する

企業の業績には波があります。

比較的順調に成長している企業であっても、どこかで赤字決算になったという年はあるでしょう。

なかには創業時からずっと増収増益を続けている企業もありますが、このようなケースは少ないものです。

時代の変化に適応していく

企業は時代の要請にこたえるため、常に変わり続けています。

例えば三越の創業時は呉服店でしたが、現在の業態は百貨店となっています。

また富士フィルムの創業時は写真フィルムメーカーでしたが、現在はプリンタなどのOA家電や、医療業界へも進出しています。

このため、同じ会社であっても求められるスキルは、時代によって大きく異なります。

今後も安定とは限らない

現代は、とりわけ変化の激しい時代です。

過去の有名企業のなかには、山一證券のように廃業してしまった企業もあります。

このように世のなかの変化についていけなければ、一流と呼ばれる企業でも倒産してしまう時代になってしまいました。

もちろん企業は各社とも、安定した経営を続けられるように最大限の努力をしています。

しかし先行きが不透明な時代でもありますから、これまで安定していたとしても、これからも企業が安定し続けるとは誰も保証できません。

企業の安定とあなたの仕事の安定は別

電車で移動中の社会人たち

誰でも名前を知っている企業に入れば、周りの人に安心してもらえるでしょう。

大企業ならさまざまな部署がありますから、退職が必要なケースはそうそう無く、定年まで安定して勤められると思うかもしれません。

しかし、企業が安定していることとあなたが安定することとは別です。

例えば、あなたの所属する部門がまるごと他の企業に売られることになるかもしれません。

また大企業であっても特定の従業員を狙い撃ちにして、退職を迫るケースは存在しますから注意が必要です。

特に会社の言うことに従っていれば安泰という考え方は危険です。

受け身の考え方をしていると、いずれあなたがリストラ対象者になってしまうことにもつながりかねません。

事業売却や撤退に巻き込まれることも

企業は生き残りのため、経営計画によって事業方針を変えることが多いです。

そのため、事業を丸ごと他社に売却したり、事業から撤退する場合もあります。

例えば毛筆ソフトの「筆まめ」はクレオの一部門でしたが、現在はソースネクストグループの企業として独立しています。

注意が必要なことは、必ずしも不採算だから他社に売却されるとは限らないことです。

企業は選択と集中を進めています。

そのため、仮に稼ぎ頭の事業であったとしても企業の目指すビジョンにそぐわない場合は、売却される場合があります。

キャリアプランを変えるか転職するか

ここまでで説明した通り、企業は変わり続けています。

場合によっては、あなたの部門が廃止対象になる場合もあるでしょう。

この場合、企業に残るためにはキャリアプランを変えて、企業が求める新しいスキルを習得する必要があります。

終身雇用が前提だった時代は、新しいスキルを習得するために十分な時間をかけることもできました。

しかし現在では世のなかの変化のスピードが速くなったことや雇用の流動化により、会社が定年まで面倒を見てくれる時代ではなくなっています。

仕事の変化についていけない人は容赦なく退職勧奨される場合もありますから、企業に残ることも安定した方法とは言い切れません。

また今の仕事を続けたい場合は、転職を迫られることも多いでしょう。

しかし結果としては、転職したほうが人生の安定を得られる場合も少なくありません。

企業に依存するよりもキャリアを磨く生き方

仕事中の事務スタッフ

変化の激しい時代において、どのような企業も生き残ることに必死です。

そのため、大企業でも入社さえできれば安心という時代ではなくなっています。

しかし企業の枠にとらわれなければ、工夫しだいで安定した生き方は可能です。

どのような工夫をすればよいか、ポイントを説明していきましょう。

あなたを必要とする企業はきっと見つかる

現在では40代以上でも、転職が珍しくなくなりました。

もちろん20代や30代では、転職は日常的なものとなりつつあります。

ここでぜひ知って頂きたいことは、企業には個性があり、求める人材も異なるということです。

もしお勤めの企業であなたが「お払い箱」になったとしても、他の企業ではそのスキルを熱望している場合も少なからずあります。

世のなかが求めるスキルを身に着けるように日々努力していれば、あなたを必要とする企業はきっと見つかります。

不運にして退職勧奨を受けるようになっても、落ち込まないことが大切です。

キャリア形成の不安はプロに相談して解消

長期的な視野でキャリアプランを立ててみようと思っても、若手の皆さんは社会人経験が少ないため、どのようなプランを立てれば良いか分からないことも多いでしょう。

特にどの年齢でどのようなリスクがあるかということについて、考えが及ばないところもあると思います。

このため、中長期的なキャリア形成に不安を持つ方も多いのではないでしょうか。

この場合は、転職エージェントで相談してみることをおすすめします。

社内なら「当社で活躍するため」という制限がつきますが、転職エージェントならそのような制限もありません。

あなたの長所を生かし、強みをさらに伸ばすためのキャリアプランを立てることも可能です。

本当の安定は自分のスキルを磨くこと

公園で休憩中の若い女性

ここまで、安定志向で転職先を選んでもあなたの安定には必ずしもつながらないことを説明してきました。

なかでも、会社にいれば安心と思って日頃のスキルアップを怠っていると、会社から「お払い箱」になるリスクがありますから注意が必要です。

また事業自体、さらには会社がなくなるリスクもあります。

幸いにも現代は転職市場が充実しています。

このため、万が一お勤めの企業で居場所がなくなっても、あなたのスキルを求める他社に移って活躍することが可能です。

もっともこの生き方を実現するためには、常にスキルを磨き続ける必要があります。

輝ける人は、求めてくる企業も多いものですから、日々の努力を怠らないようにしましょう。

またキャリアプランを立てることに迷ったときは、転職エージェントなどの専門家に相談することも大切です。

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