優秀な営業ほど仕事のサボり方がうまい。
社会人経験が2〜3年目にもなると、自ずと悟ってしまう大自然の摂理。
外回りが多いのに仕事をサボらないなんて、クリームパンのクリームだけ残すようなものです。
とはいえサボり方へのこだわりや、上司にバレないように隠すテクニックは人それぞれ。
そこで今回は、上司や同僚にバレない仕事のサボり方テクニックについて詳しくご紹介します。
営業職として働いている方、外回りが多い仕事に就いている方は、ぜひチェックしてみてください。
カフェや喫茶店でのんびりリラックス
まずは定番中の定番、カフェでリラックス。
外回りが多いと、どうしても次のアポイントまで時間が空いてしまうことも多いですよね。
1時間の予定だった打ち合わせが15分で終わってしまったり。
WiFiや電源のあるカフェや喫茶店に目星をつけておけば、バッテリーを気にせず仕事もできますし、のんびりネットサーフィンもできます。
BGMが静かな店なら、上司から電話がかかってきてもバレませんよ。
コンビニのイートインスペース
カフェや喫茶店が近くにないときは、コンビニのイートインスペースもおすすめ。
イートインスペースを設けている店舗は限られていますが、意外とゆっくりできますよ。
長時間の利用には向きませんが、10〜15分程度の休憩なら使いやすいです。
淹れたての100円コーヒーとちょっとしたお菓子で、コスパ抜群のティータイムなんていかがですか?
百貨店やデパートの屋上
意外と見落としがちなのが、百貨店やデパートの屋上スペース。
テラスのようになっていて、ちょっとしたコーヒーが飲めるところも多いですよ。
雨の日は利用できませんが、人の少ないスペースでのんびりしたいときはおすすめ。
移動中のルートにデパートがあるなら、屋上を利用できるか事前にチェックしてみましょう。
アポイントの時間を微調整
たとえばクライアントと13時半で約束しておいて、上司には13時アポと伝えておきます。
少し早めに会社を出れば、30分ほどカフェでリフレッシュ。
ゆっくりランチを楽しんだり、WiFiが飛んでいればYoutubeで暇つぶしもできますね。
気持ちも落ち着くので、万全の状態でクライアントとの商談に臨めますよ。
もちろん上司にバレたら怒られます。
2人分の代金で領収証を発行
取引先の近くのカフェを利用したときは、ケーキセットなどを頼んで領収証をもらっておきましょう。
ブレンドコーヒー1杯だけではダメ。
ケーキセットならコーヒー2杯分くらいの金額になるため、「クライアントとカフェで打ち合わせをした」という名目が成り立ちます。
経費を清算できるかどうかは社内のルールやあなたの権限次第ですが、うまくいけば会社のお金でおやつを食べられます。
ただし、バレたら始末書は避けられないでしょう。
お客さんと世間話や雑談で盛り上がる
大切なことをお伝えします。
仕事をサボりたいのは、あなただけじゃありません。
取引先の担当者だって、仕事をサボりたいんです。
サボっていることを隠し通すなら、取引先を巻き込んでしまえばいいんです。
「商談にいってきます!」と上司に伝えて、お茶を飲みながらお客さんとは雑談ばかり。
趣味の合う担当者なら、なおさら話題が尽きることはないでしょう。
数分程度、仕事の話をしておけば、上司への報告もそれなりに体裁を整えられますよ。
取引先の偉い人は話し好きが多い
中堅企業の社長や役職者の中には、話し好きの人が多いですよね。
ゴルフや野球、子育てのことなど、延々と話し続けるような人も少なくありません。
友達のような関係になれれば、仕事上のやりとりもスムーズに進むようになって一石二鳥。
多少帰りが遅くなっても「○○さんの話が長くて・・・」「あちらの社長につかまっちゃって・・・」と言い訳できますよ。
飲みに誘われた体で早めの直帰
15時くらいのアポイントで客先へ出向いて、「飲みに誘われたので直帰します」と上司に伝えれば、17時には家でのんびり晩酌です。
飲み代の領収証がない点については、「ご馳走になった」と報告するか「自腹で払った」と伝えれば問題ないでしょう。
「酔っていて紛失した」というウソもありますが、飲み代の領収証とはいえ書類の紛失は評価を下げることにつながるためおすすめしません。
上司と取引先の仲が良いときも、ひょんなことからバレるリスクがあるため止めておきましょう。
あえて遠回りのルートで帰社する
露骨にサボることに抵抗があるなら、遠回りして帰社するという控えめなサボり方もあります。
急行電車に乗れば30分で会社に戻れるところを、あえて各駅停車に乗って45分かけて戻ったり。
電車やバスに乗っていれば、スマホゲームで遊んだり、動画を見ながらのんびりすることもできますね。
山手線を1週しながら寝る
都内で働いているなら、山手線という非常にコスパのいい移動手段があります。
まれに大崎止まりなどの電車もありますが、ほとんどの山手線はグルグルとずっと回り続けます。
新宿から渋谷へ移動するときも、あえて池袋方面に乗ってじっくりと時間をかけて渋谷まで移動したり。
山手線は1時間ちょっとで1週できるため、疲れているときは寝てしまってもいいでしょう。
万が一、上司から急な呼び出しがあっても「寝過ごしていた」という言い訳ができます。
山手線1週の運賃は窓口で確認を
山手線をグルグルと何周も回るときは、必ずみどりの窓口などで料金を確認しましょう。
券売機では山手線1周分の切符は買えません。
どの駅から乗るかによっても、1周分の料金は変わるようです。
1駅分散歩しながら帰る
夏の暑い季節はツライですが、1駅手前で降りて散歩しながら帰るという手もあります。
都内に勤めているなら1駅分は散歩をするのにちょうどいい距離。
仕事のことは忘れて、あえて裏道を通ってみたり、普段は足を踏み入れないエリアを歩いてみたり。
雰囲気の良さそうな小料理屋を見つけたり、風情のある神社を発見したり、新鮮みを感じられますよ。
渋滞を理由に早めに出る
営業車を使っているなら、「道が渋滞しそうなので」という名目で早めに会社を出ることもできますね。
とくに遠方の取引先へいくときは、上司も止める理由がありません。
うまくいけば車内でスマホゲームや昼寝できる時間を確保できますよ。
本当に渋滞にハマってしまったときは不運を呪いましょう。
駐車場やネットカフェで昼寝する
営業職に許された(許されていません)究極のサボり方といえば、そうです昼寝です。
オフィスで働いている人からすると、業務時間中に昼寝ができるなんて羨ましすぎてよだれが出ます。
ウトウトする程度ならオフィスワークでもできないことはないですが、いびきをかいて豪快に寝るなんて、007のジェームズ・ボンドでも不可能。
問題はどこでどうやって寝るか。
具体的なテクニックをご紹介します。
ショッピングセンターの駐車場
営業車を使えるなんて、会社から昼寝をしてくださいといわれているようなものです。(いわれていません)
経費をある程度自由に使えるなら、タイムズなどの有料駐車場に車を停めるのもひとつ。
なるべくお金を使いたくないなら、ショッピングセンターやパチンコ店、電気屋などの無料で利用できる大型駐車場がおすすめ。
シートを倒してしまえば、そのままぐっすり眠れます。
ただし、何度も昼寝で利用しているとさすがに店舗側からマークされます。
警備員に起こされたり、営業車に会社のロゴなどが載っていると上司に報告されるリスクも。
駐車場は昼寝をするための場所ではないため、少し休憩したら、きちんと買い物をしてお店に貢献しましょう。
ネットカフェや個室ビデオ
営業車を使えない人におすすめしたいのは、サボりたいサラリーマンの味方、ネットカフェ。
ジャケットもハンガーにかけられますし、フラットシートなら楽な姿勢で昼寝ができます。
ドリンクバーを飲みながら漫画を読むこともできますし、WiFiを利用して取引先にメールを送ることもできますね。
ただし、がっつり昼寝をしたときは、寝癖がついていないか鏡で確認しておきましょう。
あからさまに髪型が変わっていると、確実に上司にバレます。
ネットカフェと用途は似ていますが、個室ビデオを愛用している男性も多いですね。
いずれにしても身なりをきちんと整えてから会社に戻りましょう。
ビジネスホテルのデイユース
仕事をサボることに本気を出すなら、ビジネスホテルのデイユースがおすすめ。
ショッピングセンターやパチンコ屋の駐車場で寝ることには引け目を感じても、ビジネスホテルなら好きなだけ寝られます。
部屋が静かなので背景音で居場所を探られることもありません。
むしろ静かすぎて「今、どこにいるの・・・?」と心配されることも。
ホテルから客先へ向かって、商談が終わり次第、ホテルに戻って昼寝の続きもできますよ。
個性的な仕事のサボり方テクニック
最後に、王道から少し外れた仕事のサボり方を3つほどご紹介します。
あなたの職場で実践できそうなものがあれば、ぜひ試してみてください。
冷暖房完備の図書館で休憩
会社の近くに図書館があるなら、静かな環境でのんびり読書を楽しんでみてもいいですね。
冷暖房も完備していますし、平日の日中なら子供たちもいません。
なによりも【無料で利用できる】という巨大なメリットがあります。
万が一上司にバレたとしても、「ネットで調べられないことがあって・・・」とでも伝えれば、それなりに言い訳が立つでしょう。
何を調べようとしていたのか、あらかじめ設定を考えておく必要はあります。
午前中で仕事を終らせて競馬
午前中に取引先1件を回る予定のところ、超特急で2件の商談を済ませて場外馬券場へ出向き、地方競馬を1レースだけ楽しむ、なんてサボり方もあります。
馬券売り場の近くにはそばやうどんを安く食べられるお店もありますから、すぐに仕事に戻ることも可能。
運良く予想が当たれば、ランチ代も浮くので最高です。
サボるために仕事を全力で頑張る、これぞ営業の美学じゃないですか。
パチンコは着替えを持参
外回り中のパチンコは、昭和の時代から長く受け継がれてきた伝統のサボり方。
ただし、会社近くのパチンコ屋は同僚に見つかる可能性がありますし、取引先の近くも店内に出入りしている姿を見られてしまうリスクがあります。
せめて1駅くらい離れたお店に行きましょう。
また、スーツ姿だとサボりに来ているのが周りの人にバレバレなので、トップスだけ普段着に着替えたり靴をスニーカーに履き替えるなどの工夫も必要。
タバコのニオイがついてしまう店も多いので、着替えの用意は必須と考えましょう。
もちろん緊急の呼び出しがあったときは、確変中でも途中で席を立つ覚悟が必要です。
適度にサボって営業目標達成へ
営業職は大変な仕事です。
なにかトラブルがあったときは、矢面に立ってクレームを処理しないといけない立場。
会社の業績が伸びるかどうかも、営業部門の活躍にかかっています。
1年365日、営業目標達成のために駆け回るなんて、疲れちゃいますよね。
あなたの上司だって険しい顔でパソコンを眺めているように見えて、裏側ではYoutubeのおもしろ動画を見ているかもしれません。
求められている成果を出すためにも、適度にサボることが大切です。
もちろん上司にバレたときは、きちんと謝罪も必要。
ONとOFFの切り替えを意識して、明日も元気に仕事をサボりましょう。