自宅で悩んでいる若い男性

会社から渡されていた健康保険証。

退職するとき、会社に保険証を返す必要があることはご存知ですよね。

初めて退職する方の場合は特に、健康保険の扱いについてわからないことが多く、心配になることも多いでしょう。

そこで今回は、転職活動中の健康保険はどうすべきかについて詳しくご説明します。

近いうちに会社を辞めようと考えている方は、あらかじめ基本的な知識を身に着けておきましょう。

保険証は退職時に会社へ返却が必要

大量の書類を抱えている若い女性

会社を辞めるとき、今まで使用していた健康保険証は会社に返却しなければなりません。

お子さんがいる方や、配偶者の方が扶養になっていた場合、家族全員分の保険証を返す必要があります。

今までは会社で加入していた健康保険を利用していたため、退職することで健康保険の資格を失うのです。

つまり、退職後は自分で手続きを行わないと保険に加入していない状態になってしまいます。

既に転職先が決まっていて、すぐに次の仕事を始められる状態であれば、あまり気にする必要はありません。

転職先が決まっていない状態で会社を辞めた場合、健康保険の切り替え手続きが必要となるので注意しましょう。

健康保険に加入しないと全額負担

健康保険の資格を失っているタイミングで風邪を引いてしまい、病院に行くことになった場合、医療費をすべて自分で負担することになります。

今まで3割負担だったものが全額負担となるため、大きな出費になってしまいます。

万が一入院することになったり、大きな病気やケガをしてしまうと、とんでもない金額を請求されることになります。

体調が回復してから健康保険にきちんと加入し、必要な手続きを済ませば、7割の負担額は返ってくるので安心してください。

お金は返ってくるとしても、一時的に大きな出費が必要となるため気をつけましょう。

健康保険への加入は必須

病院で頭を抱えるスーツ姿の男性

体は丈夫な方だし、健康保険の保険料負担が大きいから、できれば健康保険に加入したくない!

という方が稀にいるのですが、健康保険には必ず加入しないといけません。

なぜなら日本には国民皆保険制度があります。

国民皆保険とは、すべての国民をなんらかの医療保険に加入させる制度。医療保険の加入者が保険料を出し合い、病気やけがの場合に安心して医療が受けられるようにする相互扶助の精神に基づく制度。

国民皆保険とは

すべての日本国民は、健康保険への加入が必須となっているのです。

どれだけ健康に自信があったとしても、必ず健康保険の手続きを行うようにしましょう。

退職後の健康保険に加入する3つの選択肢

次の仕事が決まっていない状態で会社を辞めた場合、健康保険の切り替え手続きとしては3つの選択肢があります。

  • 健康保険の任意継続
  • 国民健康保険へ加入
  • 家族の健康保険に加入

退職後は健康保険の資格を失ってしまうため、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

それぞれの特徴についてご紹介していきます。

健康保険の任意継続

電車でスマホをチェックしている男性

まずは健康保険の任意継続について。

これは退職前に加入していた健康保険をそのまま継続して利用できる制度です。

ただし、任意継続にはいくつかルールがあります。

まず注意したいのは手続き期限。

退職日の翌日から20日以内に必要な手続きを済ませる必要があります。

最大で2年間しか加入できなかったり、保険料の納付が遅れると即日で資格を失ってしまうなど、厳しいルールがあるので気をつけましょう。

国民健康保険へ加入

2つ目の選択肢は、市区町村の国民健康保険への加入です。

国民健康保険の保険料は、前年度の収入をもとに計算されます。

基本的にたくさん稼いでいた人は、保険料負担も大きくなるようになっています。

また、年齢や扶養人数によっても保険料が異なることや、住んでいる地域によっても保険料の基準が変わります。

市区町村のホームページに詳しい情報が公開されていますので、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

役所の窓口へ行けば、正確な保険料を教えてもらうことができます。

健康保険を任意継続した場合と、国民健康保険に加入した場合、どちらが安く済むかは人それぞれ。

一度、どちらのケースも計算して比較してみることをおすすめします。

家族の健康保険に加入

仲の良さそうな家族

最後の選択肢は、家族が加入している社会保険の扶養に入る方法です。

保険料負担がゼロになるという大きなメリットはありますが、年収130万円未満であることが条件。

これは退職時の年収ではなく、退職してから1年間の見通し額となります。

今まで正社員としてフルタイムで働いていた場合、扶養に入ることは現実的にほぼ不可能といえます。

アルバイトやパート、派遣社員として働いていた方であれば、扶養に入れるかもしれません。

失業給付を1日に3611円以上もらっている場合は被扶養者とみなされないなど、細かいルールもあるため注意が必要です。

退職後の保険の切り替え手続きは確実に

自宅でパソコンを操作している若い女性

転職先が決まっていない状態で会社を辞めた場合、一時的に健康保険を失った状態になります。

手続きが面倒という理由で、加入しないまま転職活動を進める方もいますが、リスクが高いため危険です。

万が一大きなケガや病気をしてしまった場合、大きな出費が発生することに加えて、余計に面倒な手続きが発生します。

転職活動に集中できるように、退職後速やかに健康保険の切り替え手続きを済ませておくことをおすすめします。

健康保険に関する基本的な知識を身に着けて、1日も早く納得のいく転職先を見つけられるようにしましょう。

あなたの転職活動がうまくいくことを願っています。

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