転職先に入社してから「事前に確認しておけばよかった・・・」と後悔した経験はありませんか?
トントン拍子で内定をもらえて、意気揚々と入社してみたら、想像していた内容とまったく別の仕事を任されたり。
長時間労働がイヤになって転職したのに、前よりも残業や休日出勤が多くなってしまったり・・・
誰だって転職先選びで失敗したくないものですが、希望通りの職場を見つけるのはなかなか難しいですよね。
今回、「入社前に確認すべきだった」と後悔したことについて転職経験者100人にアンケート調査しました。
近いうちに転職を考えている方、すでに転職活動をはじめている方は、ぜひ参考にしてください。
仕事内容を細かく確認すべきだった
経験のある仕事ならまだしも、未経験で転職した場合はとくに、仕事がどれだけ大変かなんてイメージできないですよね。
なかには想像以上に暇すぎてツラかったという回答もあるくらい。
想像通りの仕事ができるのかどうか、面接のときに細かく確認しておきましょう。
仕事内容を言葉で聞いても、求人票の文字でいくら見ていても、実際に目で見たり経験してみるのは違うので、確認するべきでした。仕事の中身や一緒に仕事をする人の数、時間配分など、入社して初めてわかることばかりで後悔しました。(40代以上 女性)
新入社員で女子だけは毎朝とお昼と3時にお茶出しがあり、一番最初に覚えさせられた仕事は「お茶の入れ方」でした。小さな支店でしたが社員が全員で30人いたため、湯飲みを30人分、どの湯飲みが誰の物なのか全部覚えるのに時間がかかり、これは仕事なのか?と会社を辞めたくなり後悔しました。でもなんとか30人分湯飲みを覚えて働き続けています。(30代 女性)
ノルマの達成が未達でも怒られないのかどうか。必達の場合自腹を切るのかどうか。ノルマの位置づけを確認すればよかった。(20代 女性)
詳しい仕事内容。中小企業だと時間が余って暇な時間が辛かった。(30代 女性)
Macで広告制作という募集だったので「広告をデザインして作る」のが仕事かと思って入ったら、作るのは外注さんで私の仕事は工程管理でした。何がメインの仕事になるのか具体的な内容を聞いておけばよかったと思いました。(40代以上 女性)
会社ミーティングを休み時間や、就業後におこなうかどうかを確認しておけばよかったと思います。(20代 男性)
外資系生命保険会社に転職したのですが、医療保険や生命保険の医的審査がめちゃめちゃ厳しくて、契約申し込みを、かなりの件数を“引き受け拒否”とされました。医的審査の厳しさを確認しておけば良かったと思いました。(40代以上 男性)
想像以上に大変な仕事だった
「事務で入社したはずなのに、いきなり飛び込み営業をやらされた・・・」
といった極端なケースは稀ですが、簡単な仕事だと思っていたら想像以上に大変だったという事案は全国各地で多発しています。
メインの仕事以外にどんなタスクを抱える可能性があるのか、可能な限り事前に質問しておきましょう。
運送会社の受付事務と聞いていたが、受け付けた荷物をトラックまで運ぶのも仕事に入っていた。20キロくらいの荷物も多く、腰を痛めそうだった。(40代以上 女性)
重いものはそんなに無いと聞いていたけど、取り扱っていた。そんなにというの表現にもう少し確認しておけばよかったです。(20代 女性)
離れたところにある別の店舗への応援が、こんなに多いと思っていなかった。(40代以上 男性)
サイトのデザイン業務だけだと思ってたのに、注文の客対応と商品の手配から発送まで、全部自分ひとりでやるなんて聞いてなかった。(40代以上 女性)
帰宅後の夜や休日でも仕事に関する連絡の電話が頻繁にかかってくるので少し後悔している。(30代 男性)
親睦会の幹事を10年も連続でさせられるなんて聞いてなかった。(40代以上 女性)
自分の中で外回りがメインだと勝手に決めていて、入社してみるとメインは電話してアポをとる営業でした。たまには外回りはあるのですが、もっと営業の仕方をきっちりと確認しておくべきでした。(40代以上 男性)
いざ入社したら完全歩合制の営業だったので最初はかなりきつかったです。入社前に確認しておけばよかったです。(40代以上 男性)
事務職で内勤業務希望だったが、入ってみると結構外出が多く外出すると残業になることが多い。(20代 女性)
自分の実力以上を求められた
できると思っていたら、スキルや実力が足らなかったというケースも少なくありません。
パソコンスキルひとつにしても、たとえばエクセルのどの程度のスキルまで求められているのか、具体的に確認しておくことをおすすめします。
入社してから仕事についていけないのはツラいですよ。
事務の仕事だったんですけど、パソコンの資格を持ってないといけないのなど、細かい事をきちんと確認してなくて後悔しました。(20代 女性)
資格が必要なほど事務のスキルを求められたので、入社後にどんな勉強をすべきか知っておけばよかった。(20代 女性)
工場に就職しました。パートの人がしている作業を見せてもらって、社員は機械を動かす仕事をしていました。入社して自分は機械を動かさなきゃいけないんだとビックリしました。なのできちんと入社してからの作業確認をさした方がいいと思います。(30代 女性)
業界での専門用語と知識はある程度入れておかないと、研修では教えてくれない、研修自体が無い会社もある。面接は人事なので、面接時に確認しても実際に現場に出てからは違うので、面接の方に人事部以外から異動してきた人がいるか聞いてみてもいいと思う。(30代 男性)”
英語の使用について。英語でのメールのやり取りがあることは聞いていたが、通訳までお願いされるとは思っていなかった。(40代以上 女性)
入職後、どれくらいの期間フォロー者がついてくれるのか、どの程度のスキルが求められているのかを確認しておけばよかったです。(20代 女性)
仕事に必要な資格をたくさん取得しなくてはいけないこと。在籍している間は、何かの資格取得に向けて挑戦し続けないといけないなんて知らなかった。(30代 女性)
異動の有無を確認すべきだった
そこそこ規模の大きな会社に転職するときは、異動の有無も確認しておくことをおすすめします。
転勤も同様に、どれくらいの頻度で発生するのか確認しておかないと、後々苦労しますよ。
製造で入社したが現在は営業です、異動があるのか確認しておげばよかったです。残業も多く、これも確認しておきたかったです。(30代 男性)
他の店舗等の移動や転勤はあるのか、について、どのような場合にあるのかや、期間など聞けばよかったです。(30代 女性)
別の事業所への異動があることは聞いていたが、異動日の三日前だったりあまりに急すぎてびっくりした。最短の期間も聞いておけば良かった。(20代 女性)
勤務時間が想像よりも長かった
仕事内容が大変だったことに次いで多かったのが、労働時間の長さ。
今の時代、残業がまったくないという会社なんて滅多に出会えませんから、多少の時間外労働が発生することは覚悟しておくべきです。
「時期によって残業時間はどれくらい変動しますか」
「だいたい何時頃に帰る人が多いのでしょうか」
など、面接の際に積極的に質問しておくことが大切ですよ。
職安からの紹介からで行ったが、基本的な就業時間から情報が違うと入社してからわかったので、確認しておくべきだと思った。(40代以上 女性)
会社自体の休みや勤務時間は残業なし、持ち帰りなしと書いてありましたが、実際の勤務時間を聞いておけばよかったです。(30代 女性)
募集要項には8時間勤務としか記載がなく実際に勤務が始まると朝7時過ぎから夜11時までという感じで休憩は1時間ないくらいでしたので、ちゃんと確認しておけばよかったと思いました。さらに週6勤務で祝日は休みでしたが、ブラックな方だったと思います。もちろん残業代はなしでした。(20代 男性)
残業時間について、公表されている時間と実態に乖離がどれくらいあるのか確認すればよかったと後悔しています。タイムカードと残業記録書類上では残業時間月15時間程度とされていますが、実際はタイムカードを切って帰ったことにしておいてからも残業があり、月合計60時間残業の時がありました。(30代 女性)
残業が予想以上に多かった
万が一、転職先でサービス残業がまかり通っていたら、細かく記録を取っておくことをおすすめします。
タイムカード以外でも労働時間は証明できるので、弁護士などの専門家の力を借りれば、後からまとめて未払い残業代を請求できますよ。
ただし、未払い残業代は2年で時効を迎えてしまう点に要注意です。
普段は残業がほとんどなかったが、月に数回残業がありました。残業しなければいけない日はとにかく遅く、最寄り駅の終電に間に合わない時間までやっていました。残業時間の記載だけでなく、記載されている残業時間が1日に集中してるのか、毎日少しずつあるのかを確認しておけばよかったです。(20代 女性)
残業の有無。残業代の支給の有無。(今勤めている会社は今時ですが、タイムカードなしの自分が時間記入しています。早く出社しようが、遅く帰社しようが残業代は全く支給ありません)(40代以上 女性)
残業の形態が特殊な仕組みになっていたのを知らなかったので、残業の仕組みをもっと聞いておけばよかったと思いました。(30代 女性)
残業代の有無について。当たり前につくと思っていたらサービス残業が当たり前の会社だった。(20代 女性)
残業についてあいまいだったために、毎日どれくらいなのかなど分量をきちんと把握しておくべきでした。(30代 女性)
残業や休日出勤があることは聞いていたけれど、まさか残金代が微々たる一律手当金で休日出勤の振替もなかったので、確認するべきだった。(30代 女性)
とにかく残業が多い会社だったので、残業の頻度について確認を取るべきだったと思いました。(30代 男性)
想定外の休日出勤が発生した
「うちの会社は月の平均残業時間が10時間未満です」
と面接官が自信満々に話していても、自宅に仕事を持ち帰っているケースもあるため要注意。
また、完全週休2日制と週休2日制のちがいも予め理解しておきましょう。
土日出勤があるとは聞いていなかった。担当になった仕事の一つに土日営業の出先機関の管理があり、そこのパートさんが有給を取る時には私が代替として出勤しなければならなかった。(40代以上 女性)
週休2日と聞いていたのに、実際は土日出勤が多く、振り替えの代休もほとんど取れなかった。(40代以上 女性)
週休2日とあったので、土日は休みだと思ったのですが、変則的に土曜日が仕事となることが多かったので休日を確認しておけばよかったです。(40代以上 女性)
仕事の持ち帰りはないと聞いていたが、社用携帯を顧客に教えることで、休日にも電話対応が必要になる点(30代 女性)
職場の雰囲気や環境だって大切
仕事内容や残業時間に加えて、職場の雰囲気も大切ですよね。
ただ、働く環境については実際に勤務してみないとわからないことも多いです。
「うちはアットホームな会社ですよ」
と面接官が話していても、感じ方は人それぞれ。
少なくとも面接の際に職場を見学させてもらえないか打診してみましょう。
飲み会が多い事を知らなかった。離職率が高く入れ替わりが激しい事を知らなかった(30代 女性)
近畿地方に特化したラーメン専門店で、店舗の2階が寮になっており、その環境を知らずに入社しました。店舗によっては都市部、農村部や僻地にも店舗があり、劣悪な環境の寮もありました。入社前に事前に社員等に確認するべきでした。(40代以上 男性)
面接の時、ヘアスタイル(髪の色)の事を聞くのを忘れていました。当時、髪を染めており、入社後に「黒色にして来い!」って言われました。まさか今時、茶髪がダメだなんて思っていなかったので聞きませんでした。(30代 女性)
社内に「○○委員」という委員制があり、必ずなにかに加入しなければいけませんでした。週に一度は勤務終了後にミーティングがあり、月に1度は委員別に活動報告が必要で、ただでさえ残業が多いのに時間をとられて苦痛でした。社内のコミュニティ活動はありますか?と確認しておけばよかったです(30代 女性)
毎朝、朝礼時にスピーチがあり、嫌でした。事務職でまさかそんなものがあるとは思いませんでした。(30代 女性)
コミュニケーション促進のためか、飲み会などのイベントが頻繁にあり自分の時間を削られる。断ると後から文句を言われるし、上司もみんな参加するので断りづらい。(30代 女性)
見落としがちな男女比率
経験のある方も多いと思いますが、女性比率の高い職場は人間関係で苦労しがち。
社歴の長いお局様が好き放題やっていたり、いくつかの派閥に別れてオフィス内冷戦を繰り広げていたり。
男性が多すぎる職場だと、今度はセクハラがまかり通っていたり・・・
なかなか理想的な職場は見つからないものですね。
ほとんど女性ばかりで、男性が少なかったので入社する前に女性中心な職場だったことを確認しておけば良かった。(30代 女性)
働く環境について確認しておけばよかったと思ったことがあります。求人サイトの写真も面接も本社だったので支社の環境を知らずに入社し、綺麗な本社とのギャップや、他に女性社員がいないことを知らずに入社し後悔しました。(20代 女性)
女性が多い職場だと知らずにいたので、9割女性でずーっとメンバー変更なしとは聞いていなかったので詳しく聞いておけばよかったと思いました。(30代 女性)
男女比率を確認しておけば良かったです。下手に女性が多すぎる職場では、派閥で痛い目に合う時があります。(30代 女性)
喫煙者の割合も要チェック
喫煙者に対する風当たりが年々強くなっているものの、未だに喫煙者の多い職場も少なくありません。
業種によっては、仕事場で当たり前のようにタバコを吸っているケースも。
タバコが苦手な方はとくに、社内の喫煙者の割合と、喫煙スペースがどのようになっているのかを入社前に確認しておきましょう。
社内が禁煙かどうかを聞いておけばよかったです。当たり前のように、職場で煙草を吸う人がいるので。(30代 女性)
在籍当時たばこを吸いながらの仕事が認められていたこと。妊婦もいたのに。今の世の中では考えられないですが。(40代以上 女性)
昇給や賞与など大切な給与関係
転職先を選ぶときは給与の面も大切ですよね。
年収アップを期待していたのに、業績不振を理由にボーナスの支給がなかったり。
誰よりも活躍しているのに、上司との相性が悪くてさっぱり昇給しなかったり。
どういう人が評価されるかは会社によってさまざまですから、面接時に確認しておきましょう。
勤務年数が2年目、3年目と上がるにつれて給料も当然上がるものと思っていましたが、2年目に上がるときに給料は1年目と同じです、とさらりと言われた。(30代 女性)
自分が保有する国家資格保有者がどれ位いて、手当や今後の会社方針について確認してとけばよかった。社内で保有者は少なかったが、自分の入社前からいる人の手当が高いのに対して、後から入社の者には安い手当支給とあり得ない。(30代 女性)
こちらが求める人材にピッタリだから面接は形式的なものになりますと言われ、簡単な面接だけで入社を決めたのですが、試用期間が半年もあり、その間は給与見直しは一切無しで実際の仕事は研修などなく正社員同様の結果を求められました。ついていくこともできず2ヶ月で自主退社しました。(40代以上 男性)
給与や賞与の評価基準。上司との面談や評価シートなどもなく、賞与の評価期間の設定も給与計算担当者でさえ知らないくらい曖昧。(20代 女性)
知人の紹介で入社し、簡単な情報しか知らされていなかったので入社してから諸事情(給料、勤務時間、仕事内容等)が解りもう少し自分なりに詳しく聞いておけばよかったと後悔しました。(40代以上 女性)
深夜働いても給料がとにかく低いし、年々上がらない。月8休と入社した頃は聞いていたが人手不足で6休になり、有給も使えない。入社前に聞けることではないと思うがちゃんと確認しておけばと思ってます。(20代 女性)
給料の支払い日が当月末締めの翌月20日払いだったので入社して1か月目はお金がなくて死ぬ思いをした。(40代以上 男性)
ボーナスがあると思ったらなかったのでちゃんと確認しておけばよかった。(20代 女性)
給料について、いくらからのスタートのなのかをしっかりと確認するべきだったと後悔したことがあります。(30代 男性)
福利厚生も事前に確認すべきだった
福利厚生も会社を選ぶ上で大切なポイントのひとつ。
ただし、福利厚生は多ければ良いというものではありません。
たとえば、オンとオフを明確に分けたい人からすると、社内旅行や休日の社内イベントの多さはツラく感じることでしょう。
自分にとって理想的な制度があるかどうかを、入社前に見極めることが大切ですよ。
1年に1回社員交流の場という社員旅行が開催されるということを確認しておけば良かった。(20代 男性)
退職金が出るか確認しておけばよかったです。求人票にはあると記載がありましたが、3年間勤めてから面談でやめようと思ってたので聞いてみると出ないと言われました。最悪です。(20代 女性)
就業規則、会社の福祉などを確認しておけば、良かった。うちの会社は、充実していない(40代以上 男性)
福利厚生です。家賃補助が私の会社出ませんので出費が高くなります。(20代 女性)
福利厚生がしっかりしていると面接では言っていたが、健康診断がなかったのでもう少しどうしっかりしているのか確認すれば良かった。(30代 女性)
残業で終電がなくなったら月に2回まではタクシーチケットを渡すと言われながら、結局もらえる事がなかった。後日確認すると、それは給与に含まれるているという説明だった。面接時にはそんな話は一言もなかった。(40代以上 男性)
有給休暇の消化率は要確認
有給休暇について確認するときは、直近の消化率について質問しましょう。
面接官に「○○さんは最近いつ有給休暇を使いましたか?」と聞いてみるのもいいですね。
回答を濁されたり、怪訝な表情をされたなら、その会社は有給休暇について否定的な可能性がありますよ。
深く話を聞けそうなら、有給休暇を申請するときのルールについても確認しておくべきです。
本来、有給休暇を使うときに理由なんて要らないので、申請ルールが細かく定められている会社は要注意です。
有給休暇や福利厚生などの業務以外の部分を確認しておけばよかったと思います。(20代 男性)
有給休暇を取りやすい環境であるか、社員の有給消化率は現在どれくらいなのかを聞いておけばよかった。(20代 女性)
わが社は一応大企業なんですが、有給休暇が取れない状態です。有給休暇は社員の為の休暇なのに自由に出来ない会社です。休憩時間もあまり取れません。入社する前は軽い気持ちで入ったのがバカでした。下調べして居たら、こんなバカ会社に入らなくて良かったのにと思ってます(40代以上 男性)
有給休暇の取り方についてきちんと確認しておくべきでした。入社してどれくらいから有給休暇がもらえるのか、半休も認められるのかなど、入社してから聞きにくいことは初めに聞いておくべきでした。(30代 女性)
有給休暇をどうやってとるか、ちゃんと取れるるのかを確認しておけばよかったです。ほぼ休めないので。(30代 女性)
入社前に確認しておけば良かったと思うのは有給についてです。私は運送業会では大企業と言うわれている会社に入っております。以前の会社では有給は普通にとれておりました。しかしこの会社は有給は使用できず年に決まった休み5回までしか使えません。(30代 男性)
有給休暇はあるのが当たり前で使えるのも当たり前だと思っていましたが、入社して有給休暇が使えない風土の会社でした。入社前に有給休暇のことを深く聞いておけば良かったと後悔しました。(40代以上 女性)
小さなクリニックだったので、仕方ないとは言うものの、海外旅行などに行くために、連休と連休の間に有給を使って長期の休みを取ることが出来ない。それ以外の理由でも、よっぽどのことがないと、有給を使って休むことが難しかった。聞いておけばよかったと後悔しました。(30代 女性)
産休や育休の取得実績も大事
産休や育休についても気になるところですよね。
産休が取れるのは当たり前なので、子供を生んでから仕事に復帰した人がどれくらいいるかを確認してみましょう。
職場復帰率が高い会社は、子供を育てながらでも働きやすい可能性が高いです。
制度自体は整っていても、実質的に産休=退職という会社も少なくありません。
男性で育休を取得したケースも、まだまだ少ないのが現実です。
産前産後休暇・育児休暇の取得実績があるかをきちんと確認しておけば良かったと思いました(30代 女性)
わたしが働いた会社では、求人で子供の誕生日プレゼント、育児休暇が取得できる、保育料援助など子供のことに関する福利厚生が書いてあったが、入社後にそれは1年以上働いた人が条件として上司に伝えられとても後悔しました。(20代 女性)
産休育休制度について確認しておけば良かった。産休制度がなく、休む間は休職扱いで無給と言われたので結局退職した。(30代 女性)
福利厚生が充実してるか。前回の職場では産休なし。有給はあったけど雰囲気的に消化することができなかった。(20代 女性)
産休の社員が復帰しても絶対にやめさせられないこと、もしくは同じ給与で別の会社で働けるよう確認しておくこと(40代以上 女性)
転職してから後悔しないように
30分程度の面接を2〜3回しただけで内定をもらえるのが転職活動です。
仕事内容から職場の雰囲気まで細かく確認しようと思うと、時間が十分あるとはいえません。
質問をたくさん考えてきたのに、時間の都合で2〜3個で打ち切られてしまうことも。
転職サイト経由で応募しているなら、内定をもらえた段階で気になっていることをメールで確認しましょう。
文書で記録が残るという点でも効果的です。
転職エージェントを利用しているなら、少しでも不安に感じている点はすべて確認してもらうのが正しい活用方法。
直接質問しづらいお金のことも、エージェント経由なら確認しやすいですよ。
入社してから「想像していた仕事とちがった・・・」と後悔しないために、事前の確認を徹底しましょう。