コーヒーカップとノートパソコン

せっかく勇気を出して転職をしたのに、会社を辞めなきゃよかった、前の仕事の方が自分に向いていたと後悔する人はたくさんいます。

やっぱりもう一度働かせてください!と懇願したところで、出戻りを受け入れてくれる会社は極少数。

一度辞めてしまった以上、もう後には戻れないのです。

なぜ退職後に後悔する人が後を絶たないのか、その理由と対策について詳しくご説明します。

会社を辞めてから後悔する人の例

会社を辞めてから後悔するパターンとしては、以下のような例があります。

  • 想像以上に転職活動が長引いてしまった
  • 年収アップどころか給料が減ってしまった
  • 仕事内容や条件面が聞いていた内容とちがった
  • 仕事がつまらない、ついていけなかった など

それぞれについて、順を追ってご説明していきます。

想像以上に転職活動が長引いてしまった

公園のベンチでうなだれている若い男性

仕事を辞めて、すぐに次の会社で働きはじめることができれば問題ないのですが、予想以上に転職活動が長引いてしまうこともあります。

人によって様々ではありますが、中には半年以上転職活動を続けているという人もいます。

転職先なんてすぐに見つけられるだろうと安易に考えていた結果、無収入の期間が続いて貯金をすり減らすことに。

失業手当をあてにしようとしても、自己都合退職の場合、お金を受け取れるのは最短で3ヶ月後。

貯金がほとんどない場合、アルバイトなり単発派遣の仕事なりで生活費を稼いでいかないといけません。

転職活動に集中できない状況は、なかなかつらいですよ。

会社を辞める前から準備を初めて、退職日には次の職場が決まっているという状態がベストです。

年収アップどころか給料が減ってしまった

ショックを受けている中年男性

年収アップを期待して転職する人は多いですが、実際のところ、転職先で給料が減っている人もたくさんいます。

特に未経験で他業種に転職した場合、年収は減ってしまうことが多いでしょう。

給料を上げたくて転職したはずなのに、内定をもらえたのは給与水準の低い会社ばかり。

結果を出してインセンティブでたくさん稼げるはずだったのに、さっぱり成果を出せず年収も激減。

前の会社で安定的に給料をもらっていたほうがよかった…と後悔する人はとても多いのです。

余程のスキルや経験、実績がある方であれば、数十万円から数百万円単位で年収を上げることも夢ではありません。

特別アピールできるスキルや資格、実績もないという人の場合、年収が減ってしまう可能性も十分に考慮しておきましょう。

仕事内容や条件面が聞いていた内容とちがった

自宅でお怒りムードの若い女性

前の会社より仕事が楽になるはずだったのに、いざ働きはじめると連日残業ばかりで休日出勤も当たりまえ。

仕事内容も事前に聞かされていた内容と大きく異なり、やりたかった仕事に関わることができない。

こんなことなら前の会社で仕事を続けていたほうがよかった…と後悔する人も多いです。

腕の立つ採用担当者にうまく乗せられてしまい、労働環境の良くない、いわゆるブラック企業へ入社してしまう人も少なくありません。

転職してブラックな環境から抜け出したはずだったのに、次の職場もブラックだったなんて目も当てられません。

無闇に転職回数が増えることは、自分の首を絞めることにもつながっていきます。

入社すべき会社は事前にしっかりと見極めましょう。

仕事がつまらない、ついていけなかった

上司から詰められている男性

大きな期待を胸に転職したのはいいものの、いざ実際に仕事をしてみると、想像以上に仕事がつまらなかったり。

あまりにレベルが高すぎて、さっぱりついていくことができなかったり。

自分自身のスキルや実力を見誤ってしまい、憧れを優先して転職先を選んでしまう人が、よくこのパターンに陥っています。

実際の仕事内容はどんなものなのか、自分の実力でも活躍することができるのか、きちんと見極めた上で転職先を選びましょう。

転職活動で後悔しないためのコツとは

年収が下がってしまったり、仕事内容がイメージしていたものとちがったり、転職したことを後悔するのは誰だって避けたいものです。

会社を辞めなければよかった…と後悔することなく、納得のいく転職先を見つけるためにはどのようにすればいいのか。

ここからは転職活動で後悔しないためのコツについて、ご説明していきます。

準備にしっかりと時間をかけること

ノートにメモをしている女性

転職活動が長引く可能性を想定して、会社を辞める前から着々と転職の準備を進めていきましょう。

早い人だと、退職日の半年ほど前から転職にむけた準備を始めています。

無駄遣いをなるべくしないようにしたり、転職で役立ちそうな資格取得の勉強をはじめてみたり。

リクナビネクストやdodaなどの転職サイトに登録することや、転職エージェントへ相談に行ってみることも大切です。

第三者のアドバイスを参考にすること

仲の良さそうな夫婦

転職活動では第三者のアドバイスも積極的に取り入れるようにしましょう。

気軽に相談できる間柄なのであれば、直属の上司からアドバイスをもらうのもいいでしょうし、家族や恋人、友人に相談してみることも大切です。

特に転職経験者が身近にいる人は、成功体験や失敗談など、参考になる話を聞かせてもらうと良いでしょう。

転職のことを相談できる相手が身近にいない、という方は転職エージェントをうまく活用してみてはいかがでしょうか。

自分の希望条件に合った職場はあるのか、今のスキルと実力で次の職場で活躍できるのか、中身の濃いアドバイスをもらえます。

キャリアアドバイザーによって意見は様々ですので、いくつかの転職エージェントで話を聞いてみると選択肢も広がるのでおすすめです。

面接を突破する力を身につけること

面接を受けている若い社会人女性

準備に時間をかけて、貴重なアドバイスをたくさんもらえたとしても、書類選考や面接を突破できるかどうかはあなた次第です。

どれだけあなたが素晴らしいスキルと実力を兼ね揃えていたとしても、グダグダな面接をしてしまえば内定は遠のいてしまいます。

面接は場数をこなすことでしか上達できません。

鋭い質問をされたら頭が真っ白になってしまう、自分の考えを整理して伝えるのが苦手という人は、事前に面接の練習をしておきましょう。

たとえば転職エージェント最大手のリクルートエージェントの場合、面接官の立場をシミュレーション体験できる面接力向上セミナーを定期的に開催しています。

受講者の99%が「大変満足」または「満足」と回答している人気セミナーです。

面接に苦手意識がある方は、本命の会社の選考を受けに行く前に受講を検討してみてはいかがでしょうか。

面接は一発勝負、失敗したら次はありませんよ。

会社を辞めてよかったと心から思えるように

ビジネス街で爽やかな笑顔の中年女性

会社を辞めてよかった!と心から思えるようになるためには、綿密に準備したり、第三者からのアドバイスを参考にしたり、手間と時間をかけることも大切です。

複数の転職サイトに登録済みだし、転職エージェントからも企業を紹介してもらっているから大丈夫!

と安易に考えている人ほど、転職後に後悔する可能性が高いです。

転職回数が増えれば増えるほど、希望通りの仕事に就けるチャンスは失われていきます。

転職エージェントで職務経歴書を添削してもらったり、模擬面接を受けたり、無料で利用できるものはとことん活用すべきです。

次の職場を自分の天職と思えるように、すぐに仕事を辞めることがないように、慎重に転職活動を進めていきましょう。

あなたの仕事探しがうまくいくことを、心から願っています。

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