退職したのはいいけど、まだ次の仕事が見つかっていない……という方は意外と多いです。

転職先が見つかるまでは、しばらく安定した収入が途絶えることになりますので、なにかと不安が募ります。

そんなとき、支払いを先延ばしにできるクレジットカードは強い味方になります。

すでに複数のクレジットカードをお持ちの方や、貯金や資産をたっぷりお持ちの方は問題ありませんが、1枚もクレジットカードを持っていない方は、退職前に必ず発行しておきましょう。

この記事では会社を辞める前にクレジットカードを作っておくべき理由について、詳しくご説明します。

退職後はクレジットカードの審査が通らない

退職後はクレジットカードの審査が通らない

よく言われる話ですが、無職のときはクレジットカードの審査がほとんど通りません

安定的な収入がない以上、返済の見込みが経たないため、カード会社にとってはリスクでしかないのです。

無職でも審査に通ることは稀にありますが、それは貯金が数百万円以上ある方や、不動産や株などの資産を持っている方など、要はお金を持っている人に限った話。

株などの資産がなく、貯金もほとんどない状態で退職してしまうと、クレジットカードの発行はほぼ不可能と思った方がいいです。

自己都合退職の場合、収入がしばらく途絶える

自己都合退職の場合、退職後すぐにハローワークで手続きを進めたとしても失業手当てが振り込まれるのは約3か月先です。

ようやく失業手当てをもらえることになったとしても、振り込まれる金額は毎月稼いでいた金額の半分程度だったり。

実家にお住まいの方であれば、生活に困ることはないかもしれません。

ですが、例えば都内で一人暮らしをされている方だと、会社を辞める前と同じような生活水準を保つことはかなり難しくなります。

早く次の仕事が見つかればいいのですが、転職活動が半年以上長引く人も少なくありません。

そんな時に限って、予想外の出費は発生するものです。

学生時代の友人から結婚式のお知らせが届いたり、冷蔵庫が壊れたり、車検の時期が迫っていたり……

支払いを先延ばしできるクレジットカードは強い味方

支払いを先延ばしできるクレジットカードは強い味方

1枚でもクレジットカードを持っておけば、手持ちのお金がなかったとしても、支払いを翌月末などに先延ばしすることができます。

金額によっては分割で支払うことも可能です。

会社を辞めて安定的な収入が途絶えている時こそ、クレジットカードをうまく活用することで生活が少し楽になります。

もちろん、計画的な利用が大前提として必要です。

手持ちのお金が減らないからといって、無計画に使ってしまうと後で自分の首を絞めることになってしまいます。

クレジットカードを作っておけば、いざというときにはキャッシングも利用できます。

ただしキャッシングやカードローンは、積極的な利用はおすすめしません。

要は借金ですので、もしものときの選択肢として考えておくようにしましょう。

退職前に年会費無料のクレジットカードを発行

自宅でスマホを操作している男性

一言でクレジットカードといっても、VISAやJCB、還元率にも差がありますし、年会費も数千円のものから1万円を超えるものまで様々。

おすすめは年会無料のクレジットカード。

今は年会費が無料でも買物をする度にポイントがついたり、十分に特典を得られるカードがたくさんあります。

頻繁に飛行機に乗ったり、年に何回も海外旅行へ行く予定がなければ、まずは年会費無料のクレジットカードを発行してみましょう。

年会費無料カードのデメリット

年会費無料カードにもデメリットはある

年会費無料で利用できるクレジットカードはとても便利ですが、デメリットがないわけではありません。

たとえばCMでおなじみの「楽天カード」の場合、ETCカードの年会費が有料(500円)になっていたり、利用明細書の郵送も有料になっています。

車にほとんど乗らない人や、Web上で利用明細を見れたほうが便利、という方であれば特に問題ありませんが、申し込む前にきちんと確認をしておきましょう。

入会キャンペーンの適用条件はよく確認を

年会費無料のクレジットカードの多くが、新規入会すると5,000円以上に相当するポイントをもらえるキャンペーンを実施しています。

注意すべき点としては、「最大」と表記があるように、いくつかの適用条件を満たさないと入会特典がもらえないということです。

楽天カードの場合だと、付与されたポイントに利用期限が定められているため、早めにポイントを使わないと特典の意味がなくなってしまいます

他にも家族カードを申し込む必要があったり、リボ払いができるように設定する必要があったり。

クレジットカード会社によって満たすべき条件が異なりますので、各カード会社のサイトで適用条件をきちんと確認するようにしましょう。

リボ払いを利用する際はくれぐれも計画的に

年会費が永年無料のカードであっても、分割払いやリボ払いを選択した際には金利がしっかりと上乗せされることになります。

ほとんどのクレジットカード会社で、リボ払いの金利は15%となっています。

退職後、安定的な収入が途絶えている時にリボ払いはとても便利ではありますが、無計画に使いすぎてしまうと、返済金額が膨れ上がって大変なことになってしまいます。

無計画に利用すると支払残高が増えて、支払期間が伸びたり、毎月の支払額が増えたりしてしまいます。リボ払いは、クレジットカード会社によって支払要件が異なるため、利用者にとって仕組みが複雑でわかりにくいというデメリットもあります。

リボ払いの特徴と利用上の注意 – 一般社団法人日本クレジット協会

どうしても必要なときにはリボ払いも活用すべきですが、返済計画をきちんと考えたうえで計画的に利用しましょう。

退職前に発行したいおすすめのクレジットカード

年会費無料クレジットカードBEST3

数ある年会費無料のクレジットカードの中から、私のおすすめをご紹介します。

クレジットカードは使えば使うほどポイントがたまっていくのが嬉しいですよね。

高額な買物をしなくても、月々の家賃や光熱水費、携帯電話の支払いをクレジットカード払いに切り替えるだけで、着実にポイントがたまっていきます。

私も毎年数万円分のポイントを使って、欲しかったものを買ったりしています。

たまったポイントを何に使うか考えるのは楽しいですよ。ぜひチェックしてみてください。

使いやすくてポイントが貯まりやすい楽天カード

楽天カード
  • 使い方次第で楽天ポイントが毎月ザクザク貯まる!
  • 貯めたポイントは楽天市場で買い物に使える!
  • 年会費は永年無料!

個人的なおすすめは楽天カード。月々の携帯代や光熱水費をカード払いにすると、楽天ポイントがザクザクたまります。

たまった楽天ポイントは1ポイント1円として楽天市場で利用できるのが嬉しいです。楽天市場なら何でも売ってますから、初めてのクレジットカードにも最適。

新規入会で最大5,000円に相当する楽天ポイントももらえますよ。

1.2%の高還元率が魅力なリクルートカード

リクルートカード
  • 最大1.2%の高い還元率!
  • ホットペッパーやじゃらんなどをよく利用する方におすすめ
  • 最大で6,000円分のポイントがもらえる

年会費が無料であることに加えて、じゃらんやホットペッパーなどを利用した時は還元率が1.2%と非常に高いのが魅力。

出張や旅行に行く時にじゃらんを利用されている方、飲み会のお店探しや美容室を探す時にホットペッパーをよく利用されている方には、リクルートカードが断然おすすめです。

新規入会時には最大で6,000円に相当するポイントがもらえるキャンペーンを実施しているので、ぜひチェックしてみてください。

ライフスタイルにあったクレジットカードを

ライフスタイルにあったクレジットカードを

クレジットカードは各社それぞれに特徴があります。

楽天グループのサービスをよく利用されている方であれば、楽天カードはとてもお得ですが、楽天市場などをほとんど利用しない方にとっては魅力の薄いクレジットカードです。

Yahoo!ショッピングをよく利用する方、ホットペッパーをよく利用する方など、ライフスタイルに合わせて作るべきカードを決めてもらえたらと思います。

会社を辞めてからは審査が厳しくなり、簡単には発行できなくなってしまうクレジットカード。

使い方次第で普段のお買い物やネットショッピングもお得にできるので、一枚もクレジットカードを持っていない方は、この機会にカード発行の手続きを進めてみてはいかがでしょうか。

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