がっちりと固い握手を交わす男性

転職を考えたとき、あなたはどうやって自分に合った転職先を見つけますか?

dodaやリクナビネクストといった転職サイトで求人を探したり、転職エージェントでカウンセリングを受けたり、昔から付き合いのある友人に相談してみたり。

仕事を探す方法は数多くあれど、転職エージェントを利用するなら、リクルートエージェントへの登録は必須。

とはいえ「リクルートエージェントってどうなの?」と不安に感じる人が多いのも事実。

「有名な会社だけど、サポートはしっかりしてるのかな・・・」

「ネットでは悪い評判が書かれているのを見たことがある・・・」

と、一歩を踏み出せないのも仕方のないこと。

そこでこのページでは、リクルートエージェントの特徴や評判について詳しく解説します。

近いうちに転職を考えている方は、利用すべきかどうかを判断してみてください。

リクルートエージェントの主な特徴

リクルートエージェント

「リクルートだから業界トップなんでしょ?」

「名前は知ってるけど、詳しいことはよくわからない」

リクルートエージェントのことはなんとなく知っていても、業界関係者じゃない限り、強みや特徴を詳しく把握してる人なんて滅多にいません。

どんなサービスなのか、主な特徴をざっくりと4つに整理しました。

  • 転職エージェントとして支援実績No.1
  • 業界トップクラスの非公開求人数
  • 専用アプリでスマートに転職活動
  • 面接対策セミナーの満足度は99%

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

転職エージェントとして支援実績No.1

No.1のマーク

真っ先に挙げられる特徴としては、やはり転職支援実績の豊富っぷり。

「リクルートエージェントを利用して転職先を見つけた」

という人があなたの身近にいませんか?

ただし、支援実績No.1という表現は、あくまでリクルートエージェントの自社調べによるもの。

とはいえ累計41万人以上の転職を成功させており、日本国内の有料職業紹介事業者として文句なしの第一位でしょう。

ライバルであるdodaの場合、累計の支援実績を公開しておらず、「年間18,000人以上の転職サポート実績」と公式サイトに掲載しています。

マイナビエージェントやJACリクルートメント、エンエージェントといった大手各社も、公式サイト上で累計の支援実績は見つかりませんでした。

業界トップクラスの非公開求人数

保有している求人数の多さも、リクルートエージェントの特徴のひとつ。

求人数は約100,000件で、そのうち非公開求人は約90%とのこと。

競合の転職エージェント各社も【非公開求人は80〜90%】とうたっています。

JACリクルートメントは大手の中ではめずらしく、保有する60%が非公開求人だそう。

とはいえ転職エージェントというサービスの特性上、非公開求人の比率が高くなるのは当然といえます。

利用する際にチェックしたいのは、保有する求人の総数。

たとえばdodaは非公開求人を含めて約12万件の求人を保有していると公開(記事更新時点)しています。

エンエージェントは【非公開求人1万5千件】、パソナキャリアでは【取引実績が16,000件以上】と表記していました。

求人数を公開していない会社も多いですから、保有する求人数の多さという点でも業界トップクラスといえるでしょう。

専用アプリでスマートに転職活動

リクルートエージェント専用アプリ

「転職エージェントってメールや電話のやりとりが面倒くさい・・・」

「今の職場が忙しくて、転職活動に時間を割きづらい・・・」

という方も多いですね。

転職サイトだけならマイペースに転職活動を進められますが、転職エージェントは人を介するサービス。

どうしても日々のやりとりが発生してしまいます。

その点、リクルートエージェントにはスマホで担当者とやりとりができる専用アプリがあります。

電車で移動中に非公開求人を検索してみたり、会社のトイレで職務経歴書を修正することも可能。

担当者からメールが送られるとプッシュ通知が届くように設定できるため、スピーディーに転職活動を進められますよ。

面接対策セミナーの満足度は99%

2名の面接官と女性応募者

リクルートエージェントの保有する非公開求人数がどれだけ多かったとしても、あなたが内定を勝ち取れるかどうかは別問題。

魅力的な求人を見つけられても、面接で落とされてしまっては意味がありません。

「なぜ前職を辞めたんですか?」

「あなたを採用することのメリットは何ですか?」

といったひねくれた質問が飛んできても、落ち着いて簡潔に回答できますか?

リクルートエージェントでは、面接合格率を高めるために面接力向上セミナーを定期的に開催。

受講者の99%が「大変満足」または「満足」と回答している人気セミナーです。

面接力向上セミナーを受けるためだけにリクルートエージェントに登録した、という人もいるくらい。

どんな会社も面接は一発勝負ですから、本命の会社の面接へ行く前に受講してみてください。

リクナビネクストとの違いと使い分け

パソコンの前で考え込んでいる男性

「リクナビネクストを使っておけば十分なんじゃないの?」

「リクネクとエージェント、どっちのほうが便利なの?」

といった声もよく聞かれます。

リクルートエージェントとリクナビネクストは、どちらも人材ビジネス企業大手のリクルートが運営しているサービス。

しかしながら、それぞれの特徴や違いをきちんと把握している人は少ないですよね。

リクルートエージェントとリクナビネクスト、双方の特徴を表にまとめてみました。

リクルートエージェントとリクナビネクストのちがい

求人数は時期によって変動するものなので、参考程度にお考えください。

利用できるサポート内容で比較すると、以下のようになります。

リクルートエージェントとリクナビネクストのサービス内容

手軽さを優先するならリクナビネクスト一択ですが、手厚いサポートを受けたいならリクルートエージェントですね。

両者の特徴について、もう少し詳しく見ていきましょう。

リクルートエージェントのメリット

リクルートエージェントを利用するメリットをまとめると以下の3点です。

  • 非公開求人を紹介されるチャンスがある
  • 応募書類や面接のアドバイスをもらえる
  • 転職の悩みや不安を気軽に相談できる

実際に企業を紹介してもらえるのはキャリアカウンセリング実施後となるため、手間と時間がかかるのは事実。

それでも数万件ともいわれる非公開求人は大きな魅力ですし、キャリアアドバイザーの存在は不安だらけの転職活動において心強い存在になります。

リクルートエージェントがおすすめ

職務経歴書をうまく書く自信がない方をはじめ、面接が苦手な方、はじめて転職する方はとくに、転職エージェントを利用したほうが効率的。

「転職して、今より年収をアップしたい!」

という人にとっても、条件交渉を任せられるのはとても便利。

あなたの年収が高くなるほど、リクルートエージェントの売上もアップするので、積極的に条件交渉に協力してくれますよ。

リクナビネクストを利用するメリット

リクナビネクストを利用するメリットをまとめると、以下の3点。

  • 24時間好きなときに転職活動を進められる
  • 企業や転職エージェントからスカウトされる
  • グッドポイント診断で自分の強みを分析できる

なんといっても、いつでも好きなタイミングで転職活動を進められるのが大きなメリットですね。

リクルートエージェントの非公開求人も魅力ですが、リクナビネクスト経由でないと応募できない求人も多数存在。

企業から直接スカウトされて、今まで考えたことのなかった選択肢と出会えることもあります。

ある程度、転職のコツをつかんでいる方にとっては、使いやすいサイトといえるでしょう。

リクナビネクストがおすすめ

また、無料で受けられるグッドポイント診断も、自分自身の強みを分析する上でとても便利。

「自分の長所やアピールポイントがイマイチわからない・・・」

という方は、一度受けてみることをおすすめします。

両方をうまく使いこなすことがコツ

以上のように、リクルートエージェントとリクナビネクスト、それぞれにメリットとデメリットがあります。

双方の特徴を理解して、うまく使いこなすことが納得のいく転職を成功させるコツです。

たとえば、リクナビネクストのグッドポイント診断で自分の強みを分析しつつ、興味のある求人に応募してみる。

書類選考や面接で落とされないように、リクルートエージェントで職務経歴書の添削を受けたり、面接力向上セミナーに参加してみる。

転職への不安を相談したり、選択肢を広げるために非公開求人も紹介してもらいましょう。

両方を使いこなすのは少し大変に思えるかもしれませんが、あなたの人生を大きく左右する決断なんですから、この先2〜3ヶ月はちょっと頑張ってみましょうよ。

転職がうまくいけば、年収も大幅にアップして、毎日やりがいを感じられる仕事と出会えるかもしれないんですから。

リクルートエージェントに登録すれば効率的

電車に乗りながらスマホを見ている女性

「でもやっぱり2つも利用するのは面倒くさい・・・」

「時間がないからリクネクだけでいいや・・・」

リクルートエージェントとリクナビネクスト、両方に登録するのは確かに大変。

住所や連絡先、これまでの職務経歴など、同じことを2回も入力するのは面倒ですよね。

その点、リクルートエージェントに登録を申し込めば、リクナビネクストのスカウトサービスにも同時登録ができるので効率的。

1回の申し込みで2つのサービスに登録できるので、忙しくて時間に余裕がない方にもおすすめですよ。

リクルートエージェントの登録方法

いざリクルートエージェントに登録しよう! と思うと、まずは公式サイトで基本的な情報を入力します。

リクルートエージェント

今すぐ転職したいのか、3ヶ月後には転職したいのか、といった転職希望時期や希望勤務地、現在の職種、年収などを入力していきます。

氏名や生年月日など、基本的なプロフィールの入力が完了すると、今までの経験社数や職務経歴も入力。

スマホからもたった数分で申込可能ですし、とくに難しいことは何ひとつありませんよ。

基本の職務経歴書は使い回しOK

ちなみにリクルートエージェントの登録に限らず、転職活動をはじめる際は、あらかじめ今までの職務経歴を整理しておくと便利です。

dodaやパソナキャリアなど、ほかの転職エージェントを利用するときも職務経歴の提出は必須。

エクセルやGoogleのスプレッドシートなどにまとめておくと楽ができますよ。

同じ職務経歴書を使いまわしてもバレませんし、万が一バレたところで何も問題はありません。

効率的に転職活動を進めるためにも、基本的な応募書類は早めに準備しておきましょう。

首都圏をはじめ全国主要都市に拠点を構える

都心の高層ビル群

リクルートエージェントは首都圏をはじめ、全国主要都市に拠点があるのも魅力のひとつ。

東京本社をはじめ、立川駅から徒歩5分の西東京支社や宇都宮支社、さいたま支社、千葉支社、横浜支社など、首都圏の主要なエリアを手堅くカバー。

関西エリアは大阪や京都、神戸に拠点を構え、名古屋や静岡にも展開。

北海道や東北、中四国、福岡エリアにも拠点を展開しているのはすごいですね。

dodaやJACリクルートメントといった大手エージェントはまだしも、中堅規模のエージェントは首都圏にしか対応していないことも多いです。

せっかく登録を申し込んだのに、「対応エリア外なのでサポートできません」と断られるのはイヤですよね。

東京本社は東京駅から徒歩3分

ちなみにリクルートエージェントの東京本社は、JR東京駅の八重洲南口から徒歩3分というアクセスの良さ。

東京駅の八重洲地下道を通っていけば、雨の日も濡れることなく到着できます。

東京メトロ銀座線の京橋駅からも歩いて5分。

仕事帰りにも立ち寄りやすい場所なのは嬉しいですね。

週末や平日夜20時以降も対応可能

「転職エージェントが便利なのはわかってるけど、相談にいく時間がない・・・」

「毎日終電で帰ってるから、利用したくでもできない・・・」

毎日忙しく働いている人からすると、転職エージェントを使いづらいと感じるのは仕方のないこと。

既に退職している方ならともかく、在職中だと平日の日中に時間を取ることは難しいですよね。

その点、リクルートエージェントは土日祝日、平日の夜20時以降のカウンセリングにも対応してくれます。

上司や同僚に隠れて、こっそり転職活動を進めたいときも安心。

それでもまとまった時間がとれないときや、お住まいの近くに相談拠点がない場合は電話面談も対応可能。

あなたの状況を考慮して柔軟に対応してくれるので、まずは相談してみてください。

リクルートエージェントに対する悪い評判

自宅で悩んでいる若い男性

10万件を超える求人数、40万人以上の転職支援実績など、向かうところ敵なしに思えるリクルートエージェントですが、ネット上にはあまり良くない評判・口コミも散見されます。

転職エージェントは人対人のサービスだからこそ、合う・合わないは絶対に存在するものです。

どういった点に注意して利用すればいいのか、サービスを申し込む前にチェックしておきましょう。

カウンセリング内容があっさりしている

もっともよく見かけるのは、キャリアカウンセリングがあっさりしているという口コミ。

紹介してくれる求人はたしかに多いものの、将来的なキャリアプランや自分に合った仕事の選び方など、じっくりと話し合うという雰囲気ではなかった。

カウンセリング時間は60〜90分とされていますが、人によっては40分くらいで終わることもあるようです。

似たような口コミで以下のような書き込みもありました。

機械的に対応されている感じがしました。わざわざ直接会って話している意味はあまりなかったかも。

リクルートエージェントは若いスタッフも多く活躍しているため、カウンセリングよりも企業の紹介がメインになってしまうこともあるようです。

「転職についてじっくり相談したい」と考えている方からすると、少々不満を感じてしまうかもしれません。

キャリアアドバイザーがゴリ押し気味

リクルートエージェントに限らず、リクルートグループには営業のうまい人材が全国各地から集まっています。

カウンセリングにおいても、特定の企業を強く推してくるアドバイザーにあたってしまうことがあるようです。

紹介された求人がイマイチだったのに、応募を強く勧められて、なんだか違和感を感じた。

自分としてはA社に入社したかったんだけど、○○さんはB社をゴリ押ししてきて、最後はちょっと気まずい感じになってしまいました。

転職エージェントはあくまで営利企業なので、ときには自分に都合の良い求人を勧めてくることもあるでしょう。

「この求人はちがう・・・」

と感じたときはきっぱり断ることも大切ですよ。

担当者は変更してもらうことが可能

支援実績が豊富で、あなたと相性の良いキャリアアドバイザーと出会えるかどうかは運次第。

「この人はちょっと微妙だな・・・」

と感じたときは、担当変更を願い出るのもひとつ。

アドバイザーの年令や性別は指定できませんが、「○○業界に精通している人にサポートして欲しい」などの希望を伝えれば考慮はしてもらえますよ。

納得のいく転職をするためには、あなたが主導となって転職エージェントを使いこなすことが大切。

「どうも話が噛み合わないし、もうムリかも・・・」

と感じたときは、潔くあきらめてほかの転職エージェントを頼ってみましょう。

dodaやマイナビエージェント、ワークポートなど、評判の良い転職エージェントはたくさんありますよ。

転職するならリクルートエージェントへ

ガッチリ握手を交わすスーツの男女

転職活動をはじめると、「転職エージェントは複数登録すべき」というアドバイスをよく見かけます。

たしかに間違いではありませんが、いきなり複数社に登録するのは大変。

まずは業界最大手のリクルートエージェントを利用してみて、しばらく様子を見てみることをおすすめします。

希望にぴったりの求人と出会えて、トントン拍子で内定をもらえれば万々歳。

担当者との相性が良くなかったり、紹介される求人が微妙だったなら、他社のサービスを利用してみるとよいでしょう。

業界や職種に特化したエージェントもありますし、20代専門の会社や35歳以上の転職に強い会社もありますよ。

あなたに合った転職エージェントを使いこなして、納得のいく転職を成功させてくださいね。

あなたの転職活動がうまくいくことを願っています。

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