国民年金の第3号被保険者とはどういうものなのか

仕事を辞めて、社会保険に加入している配偶者の扶養に入ることになった。

健康保険については扶養家族になったことで保険料の支払いがゼロ、国民年金についても第3号被保険者になることで自己負担がゼロになると言われた。

この第3号の被保険者ってどういうものなのでしょうか。

今回は国民年金の被保険者の扱いについてご説明します。

国民年金の加入者は3つに分類されている

国民年金の加入者は3つに分類されている

国民の義務だから、という理由で特に難しく考えることもなく年金の保険料を支払ってきた人も多いと思います。

会社員の方であれば、ほとんどの場合、厚生年金に加入していて毎月の給料から天引きされていると思います。

ほとんどの場合と書いたのは、稀に厚生年金に加入していない会社もあったりするんですよね。

実際、私が働いていた3つ目の会社では、入社して3年くらい厚生年金に未加入でした…ひどい会社ですよね。

会社員ではなく自営業の方であれば、厚生年金ではなく国民年金を支払っていることがほとんどだと思います。

働き方によって加入する年金が異なることは多くの人がご存知かと思いますが、実は大きくは3つに分類されていることはあまり知られてないように思います。

それぞれについて簡単にご説明します。

第1号被保険者

第1号被保険者

20歳以上で60歳未満であることを前提に、自営業の方や農業に従事されている方やその家族、学生、無職の方が第1号被保険者とされています。

また、以下条件に当てはまる方で、自ら希望して国民年金に加入する場合も、第1号被保険者と同様の扱いになります。

  • 日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の厚生年金、共済年金などの老齢年金を受けられる人
  • 20歳以上65歳未満で海外に住んでいる日本人
  • 日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の人
  • 65歳以上70歳未満の方(ただし1965年4月1日以前生まれで、老齢基礎年金を受けるための受給資格期間を満たせない方に限る)

第2号被保険者

第2号被保険者

次に第2号被保険者についてですが、会社員や公務員の方、つまりは厚生年金や共済に加入している人たちのことですね。

厚生年金や共済に加入しているから、国民年金には加入していない、というわけではなく、正しくは両方に加入していることになっています。

ちなみに、65歳以上の方や、共済に加入されている方で老齢基礎・厚生年金、退職共済年金などの受給権がある人は第2号被保険者にならないとされています。

第3号被保険者

第3号被保険者

そして最後に第3号被保険者についてです。

第2号被保険者の扶養家族になっている人が、第3号被保険者になります。

20歳以上60歳未満であることと、年収が130万円未満であることが条件(障害年金を受給されている方は年収180万円未満)となりますが、保険料を納める必要がなくなるという大きなメリットがあります。

扶養家族になれば自動的に第3号被保険者なれるわけではなく、事業主に届け出る必要があります。

第1号〜第3号被保険者の一覧表

第1号被保険者から第3号被保険者まで、それぞれの違いを表にまとめると以下のようになります。

第1号被保険者 第2号被保険者 第3号被保険者
20歳以上60歳未満 原則65歳未満 20歳以上60歳未満
自営業や農業に従事、学生や無職の方、第2号、第3号ではない方 厚生年金または共済の組合になっている方 第2号被保険者の扶養家族になっている方

優遇される第3号被保険者

優遇される第3号被保険者

私は個人事業主として仕事をしているため、分類としては第1号被保険者になります。

第1号被保険者が支払うことになる国民年金の1ヶ月あたりの保険料は16,260円(平成28年度)ですし、保険料の負担がなくなる第3号被保険者が羨ましく思えて仕方ありません。

第3号被保険者の場合、保険料を負担することなく老齢基礎年金を受け取れることになっています。

たとえば、20歳になってすぐ結婚をして、配偶者の扶養家族になった場合、保険料を負担することなく満額の老齢基礎年金を受け取れるのです。

優遇されるといっても、年収130万円の年収制限がありますので、たくさん稼いで保険料を支払う方がいいのか、年収を抑えて扶養家族になって保険料負担をゼロにする方がいいのかは、人それぞれですね。

すでに扶養家族になっている方は、必要な手続きを済ませて第3号被保険者になれているかどうか、きちんと確認しておいた方がいいですよ。

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