身体を鍛えている男性は転職で有利、という噂を知っていますか?
ブログなどにまとめられているこのような噂話は、採用担当者からすると当たり前の話だったりします。
転職活動と筋トレには、一体どのような関連性があるのでしょうか。
このページでは、体を鍛えている男性ほど転職活動が有利な理由について詳しくご紹介します。
「昔と比べてお腹が出やすくなってきてるかも・・・」
「最近ほとんど運動なんてしてない・・・」
と感じている男性の方は、ぜひチェックしてみてください。
筋トレには思わぬメリットがたくさん
「どれだけマッチョでも仕事ができなかったら意味ないでしょ!」
という意見も間違いではありません。
一見すると、筋トレと転職にあまり大きな関わりはないように思えます。
スポーツインストラクターや警備会社など、体力重視の職種ならまだしも、パソコン作業がメインのデスクワークだと鍛えた体がどのように役立つのか疑問に思いますよね。
しかし、あなたが考える以上に筋トレにはたくさんのメリットがあります。
具体的には以下の5つ。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
面接官に与える見た目の印象が良くなる
「人は見た目が9割」という本がかつてベストセラーになりました。
筋トレをはじめると、まず現れるのは見た目の変化。
余分な脂肪が落ち、鍛えた部分の筋肉が発達して引き締まった印象になります。
生活態度は見た目に現れますので、たるんだ身体はだらしない印象を与え、面接の際に不利になりがち。
反対に引き締まった体型をしていれば、健康的な食生活や休日も活動的に過ごす様子を連想させ、面接官に第一印象から好感を与えることができます。
経験豊富な面接官であれば、見た目だけに左右されず、ヒアリングした内容から冷静に合否を判断します。
しかしながら、あなたの面接を誰が担当してくれるかはわかりません。
「人事部に配属されたばかりで、実は今日がはじめての面接なんです」
「担当者が風邪引いちゃって、面接なんてやったことないけど代わりにやりますね」
なんて人に面接される可能性もあるんです。
残念ながら、経験の浅い面接官ほど見た目に強く影響されます。
海外では体型も合否判断に含まれる
海外の企業や外資系企業では、体型が面接の合否基準に含まれているという話は有名です。
日本の企業であっても、同じようなスキル・経験を持った人が面接に来た場合、だらしない体型の人より引き締まったスタイルの人を採用したくなるのは当然。
実際のところ、一部の国内企業でも体型を含む見た目の印象を合否判断のひとつとして重要視しています。
また、そもそもスーツはある程度身体に厚みがある欧米人のための服。
胸板の薄い貧弱な身体にスーツは似合いません。
スーツに着られているような情けない印象にならないためにも、筋トレで体を鍛えてたくましい身体を手に入れましょう。
健康そうで病気や欠勤が少なそうに見える
採用担当者にとって一番避けたいことは何だと思いますか?
それはせっかく高いお金をかけて採用した人材が、さっぱり活躍できなかったこと。
現場からは文句を言われますし、自身の評価に響いてしまうことも。
もちろん仕事内容については、実際に取り組んでみないとわからない部分もあります。
だからこそ、健康で毎日問題なく出勤できるかどうかをまずは判断するんです。
新卒採用の場合、選考の途中で健康診断の書類を提出させる企業も多いですね。
体調不良で欠勤が多いと重要な仕事を任せづらくなりますし、万が一休職ともなれば想定外のコストもかかります。
何らかの事情がない限り、わざわざ貧弱で不健康そうな人材を採用したい会社は皆無。
その点、筋トレで身体を鍛えていれば、少なくとも貧弱な印象を面接官に与えることはありません。
まずは元気に毎日出勤できるのをアピールすることが、面接でいい印象を与える第一歩なのです。
体育会系の人はどの会社でもウケがいい
身体を鍛えていると、学生時代に部活を頑張っていたり、スポーツが趣味の体育会系と思われることも。
実際は趣味で体を鍛えているだけだとしても、体育会系っぽい印象を与えられることは転職で有利なポイントのひとつ。
体育会系の人を「暑苦しい・・・」と敬遠する人も中にはいますが、基本的に多くの会社で体育会系の人は好まれる傾向があります。
体育会系の人は部活を通じて上下関係が染み付いていて、先輩や上司を敬い、後輩や部下の面倒見がいいというイメージがあるんです。
その他にもコミュニケーション能力が高そう、根性がありそうなど、体育会系の見た目だというだけで良い印象を抱かれやすくなります。
「実は上下関係が苦手なんだよな・・・」
「後輩や部下のマネジメントがほんとダメで・・・」
と見た目と実際の能力に差があることも多いですが、見た目で得をすることは事実。
面接の会話のなかで、苦手なことについては正直に伝えておきましょう。
テストステロンの分泌で堂々とできる
筋肉を鍛えると、テストステロンという男性ホルモンが分泌されます。
テストステロンは自然に人間の身体の中でも分泌されるステロイド・ホルモンの一つであり健康な身体を維持するために重要な役割を果たしています。
引用元:日本Men’sHealth医学会 テストステロンと筋肉の関係
テストステロンは人の無意識の立ちふるまいや性格を変化させることが科学的に実証されています。
筋トレでテストステロンの分泌量が増えると、徐々に自分に自信を持てるようになり、堂々とした態度や発言ができるようになるんです。
筋トレには終わった直後に感じられる即効性のあるストレス解消効果と、長期的に続けて体と見た目が変わり自分の事を好きになれる自尊心向上効果と、己の努力により体を変えた成功体験と純粋な筋力向上から得られる自信向上効果があり、もう本当に無敵のアクティビティです。人生変えたきゃ筋トレです。
— Testosterone (@badassceo) 2018年3月6日
また、物事に対する意欲も増し、さまざまな事に積極的に取り組めるようになります。
緊張しがちな転職の面接でも堂々と振る舞うことができれば、面接の印象もグンとよくなりますよ。
もちろん、どれだけ堂々としていても不合格になることはあります。
それでもオドオドしている人と比べて、見た目の点で圧倒的に有利なのは間違いありません。
自己管理のできる人間だとアピールできる
筋トレは、一朝一夕で結果が出るものではありません。
しかしながら、トレーニングをマジメに続けていけば必ず結果が出るものです。
反対に、怠けてサボりがちだと、あからさまに効果が現れません。
ジムに行く時間を捻出するために仕事や遊びの時間をやりくりしたり、理想の身体に近づくために食事を管理したり、トレーニング以外の努力も必要。
つまり立派に鍛えられた身体は、高い自己管理能力と根気強さの証明でもあるのです。
自己管理能力はあらゆる仕事で役立つ
自分をコントロールして計画的に行動できる能力は、あらゆる職場で活躍するための必須スキル。
「納期をきちんと守って仕事をしてくれそう」
「寝坊で遅刻なんて絶対にしないんだろうな」
と面接官に良い印象を与えることができます。
自分に甘い人ほど、納期ギリギリまで手を付けなかったり、肝心なところで手を抜いてしまいがち。
面倒くさいこと、ツラいことから逃げてしまわず、自分を律して立ち向かっていける人材は、転職先の上司からも気に入られますよ。
転職活動中のストレス発散にもなる
転職活動はストレスが貯まりがち。
普段の仕事をこなしながら転職エージェントへ相談に行ったり、睡眠時間を削って職務経歴書を書き直したり、面接のために休日が潰れてしまったり。
どれだけムキムキのマッチョ体型でも、合否基準を満たしていなければ不採用通知が届きます。
転職活動が思い通りに進まず、気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。
ストレスが溜まったときは、筋トレで発散するのがおすすめ。
仕事のことは何も考えず、無心で身体を動かす時間を作れば、煮詰まった頭をリフレッシュすることができますよ。
ストレスを溜め込んだまま面接へ臨むと、表情が曇ってしまったり、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
転職活動は少なからずストレスが溜まるものなので、適度に筋トレで発散しておきましょう。
筋トレで体を鍛えて有利に転職活動を
転職活動と一見関係なさそうな筋トレですが、実はたくさんのメリットがあります。
人間の評価は見た目に大きく左右されるものだからこそ、少しずつでも体を鍛えてみてください。
スポーツジムに通えば効率的に体を鍛えられますが、意外と月々の費用が高いので積極的におすすめはしません。
腕立て伏せや腹筋など、自宅でできるトレーニングでもシェイプアップ効果はあるので、まずは自重トレーニングからはじめてみましょう。
転職活動は、精神的にも肉体的にもエネルギーが必要です。
筋トレで精悍な見た目と健康な身体を作り、堂々とした態度で面接に臨んで、希望の会社から内定を勝ち取りましょう。