「新卒で入社する会社を間違えたかも・・・」
と感じている若手社会人の方はとても多いですね。
あれ、もしかしてあなたもそのひとりですか?
何を隠そう、当サイト管理人の私も就職活動に失敗したひとり。
新卒で入社した会社を1年で退職しています。
どうしてあんな会社を選んだんだろう・・・と学生時代の自分を説教してやりたいです。
もしあなたが今の職場で働くことに大きなストレスを感じているのなら、早めに行動を起こすべきです。
「上司が退職を認めてくれそうにない・・・」
「これといった経験やスキルもない状態では、どこも雇ってくれないのでは・・・?」
と不安に感じる気持ちもわかりますが、心配は一切無用。
このページでは、入社する会社を間違えたらすぐに辞めるべき理由について詳しく解説します。
少しでも退職を意識している人は、ぜひチェックしてみてください。
最低でも3年は働け!なんて根拠ゼロ
「新卒で入社したら最低でも3年は働かないと、ろくな会社に転職できないぞ!」
そんな言葉を耳にしたことのある人も多いですよね。
いったい何を根拠に言っているんでしょうか、もはや笑えてきます。
もしあなたの上司が同じようなことをいってきたら、脳内で反論してみてください。
「あなたは全知全能の神なんですか?」と。
上司なんて一歩会社の外に出たら、単にあなたより先に生まれただけの人間。
組織の役割上、あなたに対して上から目線の発言をしているだけです。
世の中のすべてなんて知っているわけがないじゃないですか。
あなたに退職されると、自分自身の人事評価が下がったり、仕事が回らなくなって困るから、適当なことをいっているだけ。
自分の身を守るために強がっているだけのかわいそうな人、くらいに考えましょう。
根拠のない脅し文句なんて、右から左へ聞き流してください。
3年未満の退職で人生詰んだ人はいない
新卒入社3年未満で退職して、その後の人生が詰んでしまった人をあなたは知っていますか?
私は知りません。
もちろん日本中を探し回ったら、何人かは見つかるのかもしれませんが。
入社1年未満で辞めていったかつての同期も、今は別の会社で元気に働いていますし、結婚して子供も2人生まれています。
最近は会っていませんが、きっとそれなりに幸せな日々を送っていることでしょう。
繰り返しになりますが、私自身、新卒で入社した会社を1年で辞めています。
さらに2社目も1年ちょっと働いて退職。
つまり社会人3年目で転職経験2回という、なんとも最悪な職務経歴でした。
今はもう30代ですが、普通に仕事をしていますし、同世代の平均より遥かに高い年収を稼いでいます。
もしあなたの上司が「3年は働かないと・・・!」と脅してきたら、こう返答してみてください。
「3年未満で辞めて、その後悲惨な人生を送った人っているんですか? いるなら教えてください」と。
どうせろくな回答が返ってきませんから。
何度でもいいますが、新卒入社3年未満で辞めることはマイナスになりません。
むしろ早く見切りをつけて、若いうちに転職したほうがメリットが大きいんです。
会社選びを間違えても1社目なら仕方ない
入社数ヶ月で退職することは、転職活動においてマイナスな印象を与えるのも事実。
ですが、それも状況次第。
たとえば、以下のような状況に当てはまる場合、事情を理解してもらえる可能性は高いです。
- 入社前に聞いていた話と全然ちがう
- 残業や休日出勤があまりに多すぎる
- 毎月の給与がきちんと支払われていない
- 上司からのパワハラ・セクハラがひどい など
それに、社会人経験がほとんどない学生にとって、正しい会社選びはできなくて当然ともいえます。
新卒採用の場合はとくに、具体的な仕事内容や条件面は詳しく伝えず、上っ面のイメージだけで学生を口説こうとする会社も多いです。
「うちに入社すれば圧倒的な成長ができる!」などの安っぽい言葉で学生を惑わしたり、「お客様第一、社会貢献のために」と善人ぶったり。
無知な学生を騙すような形で、労働力を確保しようとする会社は意外なほど多いんです。
1社目を数ヶ月で退職しようとも、事情を話せば理解してくれる面接官は必ずいますよ。
早く退職すれば会社も喜ぶという事実
あなたは今、どれくらい会社に貢献できていますか?
入社して3年未満となると、まだそこまで大きな成果を残せていない方も多いですね。
なかには「ほとんど活躍できていない・・・」という人もいることでしょう。
今からお伝えすることは、残酷に聞こえるかもしれません。
もしあなたが今の会社で活躍できていないなら、早く退職してあげることが唯一の会社への貢献といえます。
ろくに貢献できない、むしろ周りの足を引っ張っているだけなのに、毎月きちんと給料を支払わないといけない。
これは会社にとって大きな損失です。
貢献できない人材は3年を待たずに去ってくれたほうが組織としては健全なのです。
自分が悪いと考えるのはダメ
「自分はやっぱりダメ人間なんだ・・・」
「今退職しても、どこも雇ってくれないだろうし・・・」
とネガティブに考えるのはやめましょう。
仕事には向き・不向きがあります。
極論ですが、イチローが漫画家に転身しても大ヒットは難しいでしょうし、錦織圭が将棋をはじめてもろくに勝ち星は上げられないでしょう。
あなたは他の仕事に就くべきだった、それだけのこと。
活躍できない会社にしがみついて、一体誰が幸せになれるのですか?
採用担当者も決して万能ではない
「でもせっかく採用してくれたんだし・・・」
と会社や採用担当者に恩義を感じる人もいますね。
感謝の思いから仕事を頑張ろうと思えるのは、あなたの強みです。
ただ、採用担当も万能でないことは理解しておきましょう。
あなたが仕事でミスをするように、採用担当者だって判断に間違うことは多々あります。
「面接では抜群に高い評価だったのに、実際に働きだすと全然ダメだった・・・」
なんて話はよくあること。
入社後に活躍するかどうかを完璧に見極められる採用担当なんて、滅多にいないのです。
辞めさせられることは滅多にない
「会社からクビにされるまでは頑張ろう」
と考える人もいますが、あまり賢いとは言えません。
外資系企業でない限り、会社側から人を辞めさせることは非常に難易度が高いことは知っていますか?
要は、簡単にクビにできないんです。
懲戒解雇処分に該当するような大きな問題を起こした場合は別ですが、「使えないから」という理由だけで社員を解雇すれば労働問題に発展します。
それに今の時代、いきなりクビにでもしたらすぐにSNSで拡散されて、社会的な制裁を受けるリスクもあるわけです。
会社からクビを宣告されるのを待つのではなく、早めに見切りをつけて一歩を踏み出すことが大切ですよ。
イヤイヤ働き続けた先に何があるのか
「それでも入社した会社をすぐ辞めるのは職務経歴上よくないのでは・・・?」
と心配する方も多いですよね。
でも考えてみてください。
今の会社で働き続けて、5年後、10年後のあなたは幸せになれますか?
「今はしんどいけど、5年後には絶対に笑っていられる!」
と確信を持てるなら、踏ん張って働き続けてもいいでしょう。
「今の会社でずっと働くなんて絶対イヤだ・・・」
と感じるなら、早く一歩を踏み出すべきです。
誰だってイヤイヤ働いて大きな成果を出すことは難しいですし、劇的な成長も見込めません。
何よりもあなた自身の体や精神面に大きな負担を与えてしまう恐れがあります。
ムリを続けた先に起きた事故
2015年に起きた痛ましい事故のことは、あなたも知っていますよね。
2015年12月25日、電通の新入社員の当時24歳の女性が電通の社員寮から飛び降りて自殺(過労自殺)した。この社員は2015年4月の入社後、デジタル・アカウント部に配属され、インターネット広告を担当していたが、本採用後の10月以降に仕事量が急増。遺族側弁護士の推計によると、1ヶ月の時間外労働は約130時間に達し、過労死ラインといわれる80時間を大幅に越えていた。
引用元:Wikipedia 新人女性社員の過労自殺とブラック企業大賞「大賞」の受賞
大きなストレスを抱えながら働き続けることは、あなたの心と身体を壊すことにつながります。
「でも今会社を辞めたら他の人に迷惑をかけてしまう・・・」
なんて考えすぎ。
最優先で考えるべきは、あなた自身の人生です。
ちょっとくらい会社に迷惑をかけてもいいじゃないですか。
もう一度いいます、今の会社で働き続けて幸せになれますか?
第二新卒扱いで転職することのメリット
転職するなら早めに一歩を踏み出すのが正解です。
「第二新卒」という言葉は知っていますよね。
社会人経験1〜3年の若手を採用したがっている会社は想像以上にたくさんあるのです。
経験やスキル、そして実績も少ない20代の若手を欲しがる企業はなぜ増えているのか、その理由をご説明します。
若手の人口がどんどん減少している
この図を見たことはありますか?
これは総務省の統計局が公表している人口ピラミッド。
ご覧の通り、2015年の段階で40歳以下の若手人口が着々と減少していることが一目瞭然ですね。
どのような企業も、永続的に成長していくためには若手人材の採用は必須。
「それはわかるけど、新卒採用を実施している会社も多いじゃん」
と思われがちですが、これもまた一筋縄ではいかなくなってきているんです。
新卒採用でまとまった人数を確保できない
もうひとつ図をご覧ください。
これは大卒求人倍率の推移を表したグラフ。
2018年の求人倍率は1.88、就職を希望する大学生1人につき求人が1.88社あるということです。
現場にいないと実感しづらい数値ではありますが、新卒採用の市場は大きな問題に直面しています。
それは、大手有名企業に学生が集中してしまい、知名度の低い会社には応募が集まりづらくなっています。
求人倍率が高まるほど、就職活動は学生が有利になっていきます。
何社からも内定をもらえるなら、そりゃ大手で有名な会社に入りたいですよね。
つまり、若手人材が欲しくて新卒採用を実施するものの、まとまった人数を確保できない企業が増えているということ。
新卒採用に失敗した企業はどうすると思いますか?
「今年は新卒ぜんぜん採れなかったねー」と諦めてしまうのでしょうか。
そんなことはありません、経営計画実現のために人材採用は必達事項のひとつ。
「新卒がダメなら、中途採用で20代の若手を採用しよう!」
と考える企業が増えるのは、ごく自然な流れといえますね。
第二新卒は教育の手間がかかりづらい
企業側からすると、20代の若手は喉から手が出るほどほしい存在。
とくに第二新卒と呼ばれる層は、即戦力としては期待しづらいものの、最低限のビジネスマナーは身についていて、仕事の進め方もそこそこ理解していることが多いです。
しかも成長の余地がたっぷり残っている。
新卒より教育に手間がかからず、30代や40代の中途入社組より成長スピードが遥かに早い。
言葉を選ばずにいうなら、とっても都合がいいのです。
これが20代後半になってくると、仕事に対して変なプライドを持ちはじめたり、成長スピードが鈍化する人も増えてきます。
うまくマッチしないと、なかなか活躍できないことも多いのです。
中小・ベンチャーで重宝されやすい
社会人経験が1〜2年だとしても、中小企業やベンチャー企業においてはとくに重宝されます。
中小企業の場合、仕事の進め方やスキルを教えることはできても、ビジネスマナーや基礎的な教育には時間をかけられないことも。
新卒で入社した企業であらかじめビジネスマナーの基本を学んでいれば、実務的な教育のみで済むため、いち早く戦力化を期待できます。
社会人経験が豊富すぎると、自分なりの仕事の進め方を確立しているために、転職先の風土に馴染みづらいといったこともよく起こります。
第二新卒であれば、まだまだフレッシュな感覚を持っていることが多く、新しい職場にうまく馴染めることが多いです。
転職しやすい絶好のタイミング
転職市場や求人倍率は、景気動向に大きく左右されます。
先ほどご覧いただいた大卒求人倍率のグラフも、リーマンショック後は求人倍率が1.2前後まで落ち込みました。
その点、今は転職しやすい時代といえます。
景気が絶好調! とはいえないものの、中途採用の市場は依然として盛り上がっています。
第二新卒という、転職しやすい絶好のタイミングを逃すのは大きな機会損失。
「来年くらいに転職すればいいや・・・」
とのんびり考えていたら、またリーマンショックのようなことが起こるかもしれませんよ。
入社3年未満で会社を辞めるデメリット
第二新卒扱いで転職できることは大きなメリットですが、デメリットがないわけではありません。
大切なことは、デメリットを理解したうえで一歩を踏み出すこと。
何をするにしても、リスクを取らずに大きなリターンは得られませんよね。
入社3年未満で会社を辞めることのデメリットについて、主な注意点を見ていきましょう。
新卒入社というブランドを失う
まず挙げられるのは「新卒入社」というブランドを失うこと。
業種や規模によってさまざまですが、中途入社のメンバーより新卒入社のメンバーを優遇するという会社は実在します。
中途入社組とプロパー(新卒入社)を明確に区別しているような会社もありますね。
ひどいところだと、中途入社組は事業部長以上に昇進できないという会社も。
事実、新卒で入社してコツコツ頑張っている社員のほうが会社への帰属意識は強くなりがち。
上司としても、長く面倒を見ているメンバーのほうが愛着がわくものです。
「そんなもの気にしない!」
ということであれば一切問題はありません。
会社なんて山ほどありますから、「うちには中途入社のメンバーしかいないよ」という会社も少なくありません。
同期入社との関係性が途絶える
強いてあげるなら、同期入社のメンバーとの関係が途絶えてしまうこともデメリットのひとつですね。
会社を辞めたからといって、即座に関係を断絶されるわけではありませんが、徐々に連絡を取らなくなっていくことがほとんど。
「いやいや、同期なんてどうでもいいし」
と割り切れるなら気にする必要はありません。
大幅な年収アップは見込みづらい
転職先を選ぶうえで、希望年収はいくらくらいで考えていますか?
先にお伝えしておくと、20代の転職で大幅な年収アップは見込みづらいです。
なぜなら実務経験が少なく、即戦力にならない可能性が高いから。
企業によって差はあるものの、中途採用では即戦力を求めることがほとんど。
たとえば、20代後半で実務経験が5年以上あるような方なら経験年数は十分といえます。
それなりの実績もきちんと残せていれば、多少の年収アップは期待できそうです。
反対に、今の職場でこれといった実績や成果も残せていない方は、たとえ転職したとしても大幅な年収アップは見込めないでしょう。
20代の転職は「年収アップのため」というより「自分に合った職場を見つけるため」と考えることをおすすめします。
大幅な年収ダウンの心配も少ない
転職による年収アップを期待しづらい一方、年収が大幅に下る心配も少ないです。
まともな会社に転職できれば、たとえ年収が下がったとしても手取りの金額で1〜2万円程度のダウンで済むでしょう。
30代や40代になってくると、転職に失敗して年収が100万円以上下がる人も少なくありません。
20代の転職は、もともとの年収がそこまで高くないことも多いため、大幅ダウンのリスクも少ないのです。
退職グセがついてしまうリスク
「別に転職に失敗しても、また辞めればいいし」
なんてことを考えている人がいたとしたら、今すぐ考えを改めてください。
20代の転職でもっとも大きなデメリットは、退職グセがついてしまうことですね。
はじめての転職は不安も多く、ためらってしまう人が多いですが、一度でも経験すると人間は強くなるものです。
次の職場がイマイチ合わなかったとき、「また転職すればいいや!」と安易に考えてしまいがち。
転職先がブラック企業だった場合など、やむを得ない場合は仕方ありませんが、20代で何度も転職を繰り返すことはおすすめしません。
むやみに転職回数が増えてしまうと、それこそ職務経歴は傷だらけ。
20代はなんとかなったとしても、あなたが30代、40代になったとき、まともな仕事に就けなくなるリスクが高まりますよ。
就職先選びで失敗を繰り返さないために
「20代の転職は有利らしいから大手企業に転職しよう!」
と安易に考えるのは止めてください、絶対に。
若手の採用に注力している企業が増えているのは事実ですが、進め方を間違えると同じ失敗を繰り返すことになりかねません。
「新卒で入る会社を間違えて、転職選びでも間違えた・・・」
となるのは避けたいですよね。
先ほどもお伝えしたように、転職回数が3回、4回と増えていくと、採用してくれる会社はどんどん減っていきます。
ここからは転職活動で失敗しないためのコツについて詳しく見ていきましょう。
就活を振り返って再度自己分析に励む
就職活動中に「自己分析」をやった方も多いでしょう。
転職活動でも自己分析って大事なんです。
社会人になったからこそわかること、学生時代にはわからなかったこともたくさん経験しましたよね。
今の仕事のどんなところが嫌なのか、何が不満なのか、なぜ辞めたいのか、をきちんと明確にしてから次のステップへ進みましょう。
自分自身への理解を深めると同時に、職場へ求める条件も整理してみることをおすすめします。
どんな仕事をやってみたいか、どんな仕事は耐えられないのか。
現実問題として、新卒入社3年未満で転職する場合、大幅な年収アップは見込めないことが多いです。
条件面の改善よりも、自分らしく働ける職場を見つけることに注力してください。
客観的なアドバイスをもらいながら考える
「リクナビネクストやdodaなどの転職サイトに登録して、いざ応募しよう!」
と思ったところで、どんな会社に応募すべきか迷ってしまう人も多いですね。
就職活動のときは「とりあえず興味があればエントリー」が通用しましたが、中途採用はいきなり書類選考からスタート。
なんの考えもなしに応募したところで、不採用通知が大量に届くだけです。
やりたいことが明確に定まっていない人はとくに、まずは身近な人に相談してみることをおすすめします。
信頼できる先輩が職場にいるなら、退職を考えていることを打ち明けてもいいでしょう。
学生時代の友人、家族でも誰だっていいんです。
客観的なアドバイスをもらえたり、人と話していることで自分のやりたかったこと、働きたい職場が徐々に見えてくることもあります。
「相談できる相手が身近にいない・・・」
という方は、転職エージェントへ相談に行ってみてはいかがですか?
dodaやリクルートエージェントのような大手の転職エージェントもあれば、20代の転職に特化した会社もあります。
キャリアカウンセリングを通じて、より具体的なアドバイスをもらえますよ。
担当のカウンセラーによっては「あなたは今の会社で頑張るべき。まだ転職すべきではない。」と助言されるかもしれませんね。
いずれにしても最初の会社選びで失敗している以上、第三者の意見を参考にしながら、次の職場選びを進めていきましょう。
なぜ転職エージェントは無料で利用できるのか
「なんで転職エージェントは無料で利用できるの?」
と不思議に思われる方もいます。
簡単に仕組みをご説明すると、多くの転職エージェントは採用する側の企業からお金をもらっています。
紹介フィーは入社する人の想定年収×30~35%であることが多いです。
たとえば年収350万円の方であれば、紹介フィーは約100万円ですね。
企業側からにたっぷりお金を請求しているからこそ、転職を希望する方には無料であらゆるサービスを提供できるんです。
職務経歴書は必ず事前に添削を受ける
「この会社で働きたい!転職したい!」
と興味のある会社を見つけられたとしても、面接へ進めるかどうかは別問題。
あっさり書類選考で落とされてしまう可能性も十分あるのです。
新卒3年未満で転職する方はとくに、職務経歴書に書ける内容が少ないため、書類選考でつまづく人がとても多いです。
Googleで「職務経歴書 書き方」や「職務経歴書 テンプレート」と検索してみると、山のように情報が出てきます。
「いろいろネットで検索してみたけど、イマイチ書き方がわからない・・・」
「研修に毛の生えた程度のことしかやってないから、書くことがない・・・」
というときは、書類選考へ進む前に転職エージェントで応募書類を添削してもらいましょう。
転職エージェントのアドバイザーは日々たくさんの職務経歴書に目を通しています。
どういった職務経歴書は落とされて、どんな書き方をすれば通りやすいのか、貴重なノウハウをたくさん持っているので、利用しない手はありませんよ。
退職理由は面接で間違いなく質問される
「なぜ新卒で入社した会社を退職したんですか?」
と質問されて、あなたはどう回答しますか?
「上司が心の底からキライだったからです!」
なんて馬鹿正直に回答したら、2時間後には不採用通知が届いていることでしょう。
どのような理由で退職したとしても、伝え方は工夫する必要があります。
「職場の雰囲気が入社前に聞いていた話と全然ちがって・・・」
「上司からのパワハラやイジメがあまりにもひどくて・・・」
など、ウソをつくことはダメですが、わかりやすく伝える努力は大切。
転職活動において面接は絶対に避けられませんから、苦手意識のある方は事前に対策することをおすすめします。
脳内のイメージトレーニングでも多少は効果を期待できますが、手っ取り早く経験値を積めるのは模擬面接。
実際の面接を想定して、家族や友人に面接官役をお願いしてみましょう。
「家族にお願いするのは恥ずかしい!」
「友人相手では緊張感に欠ける!」
というときは、転職エージェントのアドバイザーに模擬面接を依頼してみてください。
転職エージェントとしても、あなたの転職先が無事に決まらないと売上になりませんから、積極的に協力してくれますよ。
第二新卒におすすめの転職エージェント
「転職エージェントが便利なのはわかったけど、どれを利用すればいいの?」
と悩む人も多いですね。
実際、スマホから転職エージェントを検索してみると、似たような会社がたくさん出てきます。
キャリアカウンセリングを通じて、あなたにあった企業を紹介してくれる、という点はどこも同じですから、迷ってしまうのは当然と言えます。
ここでは、新卒3年未満の転職に強いエージェントをピックアップしました。
まだどこにも登録していない方は、気になるところをチェックしてみてください。
定番の大手有名エージェント
「今の会社は辞めたいけど、次にやりたい仕事が決まっていない」
「就活のときみたいに、幅広い選択肢から次の仕事を探してみたい」
と考えているのなら、膨大な求人数を保有する大手有名エージェントがおすすめ。
あらゆる業種・職種の求人を抱えているので、キャリアアドバイザーと相談しながら新たな可能性を探っていけますよ。
リクルートエージェント
求人数 | 約90%が非公開求人 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
特徴 | 転職支援実績No.1 |
まずは転職エージェント最大手のリクルートエージェント。
すでに利用したことのある方も多いのではないでしょうか。
なんといっても支援実績No.1ですし、あらゆる業種・職種の求人を保有しています。
定期的に開催している面接力向上セミナーも好評ですよ。
「次こそ自分に合った会社を見つけたい!」
と願うなら、まずはリクルートエージェントの門を叩いてみてください。
doda
求人数 | 非公開求人8万件以上 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
特徴 | 転職者満足度No.1 |
続いてはテレビCMなどで見かけることの多いdoda。
保有求人数や転職支援実績はリクルートエージェントに負けず劣らずのトップクラスで、とくに転職者満足度ではNo.1に輝いています。
他の転職エージェントではあまり見られない、2名体制でサポートしてくれる点など、対応の手厚さも評判ですよ。
マイナビエージェント
求人数 | 約80%が非公開求人 |
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対応エリア | 関東・関西 |
特徴 | 大手企業の求人も豊富 |
大手エージェントといえばマイナビも外せません。
就職活動中、マイナビのお世話になった人も多いですよね。
リクルートエージェント、dodaと比べると保有する求人数は少なめですが、20代の転職に強いと評判です。
関東または関西にお住まいの方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
第二新卒に特化したエージェント
続いてご紹介するのは20代の若手に特化した転職エージェント。
対応エリアは都市部に限定されるものの、保有している求人は「第二新卒の若手を採用したい!」という企業ばかり。
大手のエージェントから紹介される求人がいまいちだったときは、マッチング精度を優先して特化型エージェントを利用してみることをおすすめします。
就職shop
求人数 | 累計8,500社以上 |
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対応エリア | 首都圏・関西のみ |
特徴 | 業種職種制限なし |
未経験で新しい仕事に挑戦したいなら、リクルートが運営する就職shopがおすすめ。
リクルートエージェントとちがうのは、20代のサポートに特化していることと希望すれば何度でも面談を受けられること。
職種も営業職に限らず、事務や企画、技術系の職種など、幅広い選択肢から選べます。
「次こそ仕事選びに失敗したくない・・・」という方は、気軽に相談に行ってみてください。
20代の転職相談所
求人数 | 5,000件以上 |
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対応エリア | 東京、横浜、大阪、名古屋 |
特徴 | 25万社以上の取引実績 |
ブラッシュアップ・ジャパン株式会社が手がける20代の転職相談所も、第二新卒で転職するときにおすすめのエージェント。
5,000件を超える正社員限定の求人から、あなたが活躍できる職場を紹介してもらえますよ。
あなたの適性や適職を診断できる【JobFit-20’s】は、会員登録すると無料で利用できるサービス。
スマホさえあれば、いつでも・どこでも受験できるので、ぜひ試してみてください。
DYM就職
求人数 | 2,000社以上 |
---|---|
対応エリア | 首都圏、大阪、名古屋、福岡、札幌 |
特徴 | 就職率は96% |
第二新卒をはじめ、既卒・フリーターの就職も幅広くサポートするDYM就職。
就職率は96%を誇り、書類選考なしで面接に進めることも特徴のひとつ。
未経験可で応募可能な求人も多く、「新卒で入社した会社とはまったく別の業界で働きたい!」という方にぴったりですよ。
ハタラクティブ
求人数 | 1,500件以上 |
---|---|
対応エリア | 首都圏のみ |
特徴 | 内定率80.4% |
都内だと山手線の車内広告でよく見かけるハタラクティブ。
フリーターや既卒専門というイメージをお持ちの方も多いですが、20代若手のサポートにも定評があります。
保有する求人は未経験で働ける企業のみ。
書類審査通過率91.4%、内定率80.4%の実力をぜひ試してみてください。
職種別の特化型エージェント
「次にやりたい仕事はもう決まってる」
「会社はキライだけど、仕事自体は変えたくない」
という方には、職種や業種に特化した転職エージェントもおすすめ。
以下のリンクより、気になるサービスを検索してみてください。
画面下側の検索フォームでお住まいのエリアを設定すると、より希望に合った転職エージェントを探せますよ。
ちなみにdodaやリクルートエージェントはあらゆる業種・職種の求人をカバーしているので、専門職で転職するときも登録しておくことをおすすめします。
デメリットを理解して活用を
おすすめの転職エージェントをご紹介しましたが、実際に利用するときはいくつか注意すべき点があります。
時間をかけて職務経歴を記入したのに、「弊社ではサポートできません」と断られるのはイヤですよね。
一番最悪なのは、「想像していた職場と全然ちがった・・・」と入社すべき会社を間違えてしまうこと。
精神的にも、金銭的にも負担が大きくなってしまいます。
納得のいく転職先を見つけるためには、転職エージェントの仕組みやデメリットを理解しておくことが大切です。
以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
就職先を間違えたら早めに活躍できる職場へ
「新卒入社できるのは一生に一回だけだし・・・」
「同期とのつながりが無くなってしまうし・・・」
退職を踏みとどまる言い訳はいくらでもできますよね。
判断に迷ったとき、考えるべきはことはたったひとつ。
このまま働き続けて、あなたは幸せになれるのかどうか。
どうですか? 本当の気持ちを押し殺して、イヤイヤ働き続けた先に幸せな未来は待っていますか?
「若いうちは多少無理しても大丈夫だから・・・」
なんて考えていると痛い目にあいます。
一度体調を崩してしまうと、完全回復には時間がかかります。
会社はあなたの幸せなんて保証してくれませんよ?
一度きりの人生、一度きりの20代。
「新卒で入社したら最低でも3年は続けろ!」なんて、世間知らずの戯言です。
ほかの誰よりもあなた自身の未来を守るために、今、一歩を踏み出してください。