会議室で打ち合わせ中の人たち

残業や休日出勤は好きですか?

総合職は残業や休日出勤が多くて異動や転勤も断れないから、一般職に転職したい! という方は多いですね。

昔と比べて、最近は見かける機会が少し減ってきた一般職という仕事。

手取りの給料が多少減ったとしても、楽に働きたい! という人は今も変わらずたくさんいます。

総合職のように責任の大きな仕事を任されることはないにしても、一般職として働くことにデメリットがないわけではありません。

転職してから後悔しないように、一般職の特徴やデメリットを確認しておきましょう。

一般職と総合職はなにがどうちがうのか

オフィスで会議中の男女

そもそも一般職とは、どのような職種なのかご存知ですか?

大手派遣会社マンパワーグループによると、一般職について以下のように説明されていました。

「総合職」とは、総合的な判断を要する基幹的業務に従事する職務のこと。また「一般職」は、定型的・補助的な業務を行う職務のことをいいます。

「一般職」の仕事の範囲はそれほど広いものではなく、定型業務が多いのが特徴です。また、「一般職」については原則として、転居を伴う異動がないことが多いようです。

つまり一般職は、定型的で補助的な仕事を行い、転勤が発生しない職種といえます。

子育てや両親の介護をはじめ、家族と過ごす時間を大切にしたい方、仕事よりもプライベートの時間を優先したい方にとって、魅力的な働き方といえるでしょう。

地域限定職など企業独自の名称へ変化

平成初期の頃は、一般職という言葉が当たり前のように使われていました。

ただ、今の時代、求人サイトで一般職という名称を見かける機会は徐々に減ってきています。

大手生命保険会社の募集要項を見てみると、地域限定職やエリア総合職、総合職(地域型)など、独自の名称での募集が増加中。

転勤は発生しなくとも、かつての一般職のようなお茶くみだけを任せるのではなく、総合職に近い働き方ができるようです。

企業によって名称や任される仕事内容が大きく変わるため、応募前に募集要項をきちんとチェックすることをおすすめします。

一般職へ転職する主なメリット

ノースリーブで仕事中の女性

どうして一般職として働きたいのか、自分自身の考えはまとまっていますか?

転勤や残業の有無をはじめ、責任の軽い仕事を担当できるなど、一般職へ転職するメリットについて改めて考えてみましょう。

自宅から通える範囲の職場で働ける

さきほどの引用にもあった通り、一般職は基本的に転勤がありません。

部署異動があっても勤務先は変わらなかったり、職場が変わったとしても自宅から通える範囲の異動にとどまることがほとんど。

公益財団法人 21世紀職業財団が2017年2月から4月にかけて、一般職の女性に対して調査を行ったところ、全体の47%の人は、10年以上同じ部署に勤めているという結果が出ています。

つまり一般職は、そもそも転勤自体が少ない職種ということがいえるでしょう。

残業はない、または少ないことが多い

総合職として働くと、クライアントからの急な要望にも応えないといけなかったり、どうしても残業が多くなりがち。

その点、一般職は残業が少ないため、総合職として働くより家庭と仕事の両立はしやすいでしょう。

先ほどもご紹介した公益財団法人 21世紀職業財団による調査結果でも、一般職の女性が総合職になりたくない理由の1位に、長時間労働があげられています。

ただし、職場によっては一般職でも残業が多いこともあります。

一般職として転職するときは、入社前によく確認しておきましょう。

ルーティンワークがメイン

一般職の仕事はルーティンワークがメインです。

業務範囲が限られているからこそ、担当職務を堅実かつスピーディーに行うことが求められます。

仕事上の責任も総合職より軽くなることがほとんど。

会社の命運を背負ったビックプロジェクトを任される、なんてことはありません。

オールマイティに仕事をこなすことより、事務のスペシャリストを目指したい! という方にとってやりがいを感じられる仕事といえます。

一般職へ転職することのデメリット

一般職として働くことは魅力に思えます。

しかしながら、デメリットもたくさんあります。

転職して後悔しないためにも、一般職として働くことのデメリットをきちんと理解しておきましょう。

一般職の募集は新卒採用がメイン

広いオフィスで働く若い女性

そもそも一般職の中途採用募集は、絶対数が極端に少ないです。

生命保険会社やメガバンク、地方銀行などは新卒採用で一般職を募集することがほとんど。

人気のある職種のため、採用人数が足らなくて中途採用を追加で実施する、なんてことは滅多にありません。

厚生労働省は毎月「一般職業紹介状況」を発表していますが、一般職の方が多い事務職の2018年2月の有効求人倍率は0.47倍と、大変低い状況。

一般職への転職は、非常に難易度が高いことをまず理解しましょう。

高学歴女子の一般職応募が増加

あなたは学歴に自信がありますか?

今は東京大学や早稲田大学、慶應義塾大学など、一般職を希望する高学歴人材が増えています。

つまり、有名企業の総合職として採用されるポテンシャルを持っている人たちと見比べられるということ。

候補者のスキルに大きな差がなかった場合、採用担当者は出身大学や資格の有無など、わかりやすい点で比較しがち。

勝てないポイントで比較されてしまったときは、あきらめるしかありません。

お嫁さん候補としての一般職採用

一般職は顔が可愛くないと採用されない。

なんて噂をちらほら耳にすることがあります。

残念ながら、顔採用は当然のように行われています。

当サイト管理人がかつて取引をしていた某大手損害保険の採用担当者は、ハッキリと断言しました。

一般職は総合職で働く男性の嫁さん候補、と。

その会社では、社内恋愛を経て結婚すると離職率がグンと下がるという明確なデータがあったそうです。

すべての会社で容姿が重要視されているとは限りませんが、面接の合否基準のひとつに含まれていてもおかしくはありません。

面接を担当するおじさんたちのスケベ心で、判断基準が緩んでいる可能性もゼロではないでしょう。

高学歴でしかも美人と比べられるなんて、ライバルとして強すぎですね。

派遣社員を受け入れる企業も多い

一般職の中途採用募集が少ない理由のひとつに、派遣社員でまかなえるという側面もあります。

ルーティンワークがメインであれば、わざわざ正社員に任せる必要はありません。

時給単価は多少高くとも、採用活動や教育研修にかかるコストをカットできるなど、派遣はメリットがたくさん。

業績が傾いたとき、すぐにコストカットできるという一面も、企業にとっては大きなメリットのひとつ。

事実、転職サイトで一般職募集の求人はあまり見かけませんが、派遣会社に登録すると大手企業の求人はすぐに見つかります。

都内のオフィスワークなら時給が1,400円を超える求人も多く、週5日フルタイムで働けば手取りは20万円弱。

不安定な雇用、賞与や交通費が支給されないという点はあるものの、働きやすさでは正社員を上回ります。

昇進や大幅な昇給が期待できない

パソコンの前で疲れている女性

一般職は昇進できなければ、大きな昇給も期待できません。

売上や実績で評価されやすい総合職と異なり、一般職は仕事の成果が見えづらい職種。

たとえ今まで1時間かかっていた仕事を30分で処理できるようになっても、給与に反映されることはほぼないでしょう。

企業側の本音としては、間接部門や事務スタッフのコストはなるべく上げたくないのです。

業績アップに直結する営業部門などは、きちんと昇進や昇給で還元しないと、競合他社へ転職されるリスクがあります。

一般職の場合、仮に退職されても別の人をすぐ採用できますし、派遣でまかなうこともできます。

あなたがいないと部署の仕事が回らない! といわれるくらいの人材になれば、多少は昇給を期待できるかもしれません。

雑用ばかりでキャリアアップできない

目が疲れているオフィスレディ

一般職として働き続けても、キャリアアップは見込めません。

年齢を重ねても、任される仕事内容がほとんど変わらないことも多いです。

公益財団法人 21世紀職業財団の調査でも、以下のような結果が出ています。

  • 勤続年数が10年以上でも45.3%は部署異動の経験がない
  • 全体の3割近い人は一度も研修を受講したことがない
  • 約半数の人は評価について上司からフィードバックされていない

同じ仕事の繰り返しで、自分の成長も実感できない毎日。

職場によっては雑用ばかり任されて、嫌気が差すこともあるでしょう。

キャリアアップを目指すなら、資格取得を目指して勉強するなど、主体的に行動することが求められます。

もっとも仕事に役立つ資格を取得できたとしても、会社があらたな仕事を用意してくれるかどうかは別問題です。

一般職には雑用を任せておけばいい」という古い考えを持った上司がいることも留意しておきましょう。

AIに仕事を奪われていく未来

この先、一般職という仕事はますます減っていくことが予想されます。

今まで一般職が担っていた単純作業はどんどんシステム化され、AI(人工知能)によって仕事が奪われていきます。

この先2〜3年はまだ大丈夫だとしても、10年後にはどうなっているでしょうか。

一般職という言葉そのものが、絶滅しているかもしれませんね。

女性同士の煩わしい人間関係

性格が悪すぎる上司に叱られている男性

女同士のドロドロとした人間関係、テレビドラマで見るのは面白いですよね。

でも自分自身が当事者になるとしたら、あなたはどう思いますか?

一般職は女性がほとんど。

一般職が多く働く部署では、独自の女社会が築き上げられていることも多いです。

リーダー格はもっとも年長の女性、いわゆる「お局様」という立場です。

ねたみやひがみを招かないよう、女性社員どうしで足並みをそろえることが求められます。

お局様に目をつけられた場合、陰湿ないじめに巻き込まれることも。

女性の多い職場は、上下関係に沿った行動も必要。

煩わしく感じてしまう人も少なくありません。

ドラマのようにイケメン男性社員が助けてくれるような展開は、期待しないほうがよいでしょう。

一般職のデメリットを理解した上で転職を

洗濯物を干している主婦

残業の少なさや転居をともなう異動がないなど、メリットの多い一般職。

しかしながら仕事の幅は狭くなり、昇給やキャリアアップも見込めなくなるなど、デメリットもたくさん。

職場によっては女性特有の悩みもありますから、事前によく調べておく必要があります。

そもそも一般職の中途採用募集は求人数がとても少ないため、希望通りの仕事に就くことは非常に難しいのが現実。

どうしても一般職のような働き方を実現したいのなら、派遣社員として働くことも考えてみましょう。

テンプスタッフやリクルートスタッフィングなどの大手派遣会社に登録しておけば、希望に合った仕事を紹介してもらえるでしょう。

それでも正社員をあきらめられないなら、派遣で働きながら、こまめに一般職の中途採用募集をチェックしておくのもひとつ。

一般職にこだわりたいのか、ライフスタイルに合わせた働き方を実現したいのか、今一度じっくりと考えてみてください。

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