作業着で頭を抱えている男性

フリーターの人生には悲惨な末路しかない。

といった世間の声に不安を感じているフリーターの方は少なくありません。

勤務時間を柔軟に調整できたり、自分の好きな仕事を選べるなど、正社員では得られないメリットも多いフリーターの働き方。

しかしながら10年後、20年後を見据えたとき、どうしても不安定さは拭えません。

安定した暮らし、幸せな生活を望むのなら、今何をすべきかをきちんと考えてみましょう。

このページでは、悲惨な人生を回避する方法について詳しく解説します。

フリーターとして働きながら将来に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

今ならまだ間に合います。

フリーターの働き方を避ける人が多い理由

そもそもなぜフリーターという働き方を避ける人が多いのか、きちんと考えたことはありますか?

人それぞれ考えはあるとしても、正社員と比べてリスクが高すぎるという回答に尽きます。

ではどのような点でフリーターはリスクが高いのでしょうか。

ここでは以下3つの点について、詳しく考えてみましょう。

  • お金をたくさん稼げない
  • スキルアップできない
  • 社会的な信用がない

それぞれについて、順に解説していきます。

フリーターの生活はお金に余裕がない

通帳を持ちながら顔を歪ませている若い男性

フリーターとして働き続けるうえで、最も大きな問題はお金でしょう。

今、あなたの年収はいくらですか?

フリーターの平均年収は150万円前後といわれています。

時給1,000円で1日6時間、週5日働くと月給はおおよそ12万円、年収は約144万円です。

ここから社会保険料や税金が引かれますから、手取りとしてはもっと少なくなりますね。

国税庁が発表している平成27年分民間給与実態統計調査によると、20〜24歳の平均年収は253万円。

正社員として働いていれば、社会人1年目で年収250万円以上もらえる職場が多いということ。

大手企業なら初年度から年収400万円以上もらえることもありますね。

月に数回は友達と飲みに行ったり、たまには雰囲気の良いレストランで恋人と食事をしたり、温泉や海外旅行を楽しんだり。

何に価値を感じるかは人それぞれですが、日本という国に住んでいる限り、何をするにもお金は必要です。

さて、年収150万円で、あなたの理想とする生活は実現できますか?

正社員との賃金差は1億円以上

生涯賃金という言葉を聞いたことはありますか?

定年を迎えるまでにどれだけお金を稼げるかという、ひとつの指標です。

予想はついていると思いますが、フリーターと正社員では生涯賃金に大きな差が出ます。

年齢を重ねるにつれて正規雇用の賃金が上がるのに対し、非正規雇用ではほとんど変動しないため、格差が広がります。

非正規雇用で働き続けた場合の生涯賃金は、正規雇用に比べて1億円以上少なくなります。

フリーターの生涯賃金は約6,000万円、正社員は約2億5千万円といわれています。

なぜ1億円以上もの差が出るのかというと、理由のひとつに昇給があります。

フリーターとして経験を重ねたところで、昇給はせいぜい時給が数十円アップ、多くても100〜200円程度。

いきなり数万円単位で月給が上がることは滅多にありません。

その点、正社員として働いていると昇進で役職手当がウン万円アップしたり、会社の業績好調で100万円以上のボーナスを支給されることも。

実力主義の会社やIT系のベンチャー企業だと、20代で年収1,000万円以上の人も少なくありません。

もちろん正社員は残業が多かったり、転勤を断れない、部署や仕事内容は選べないなどのデメリットもあります。

それでも年収に圧倒的な差が生まれることは、紛れもない事実です。

婚約から結婚には多大なお金がかかる

あなたには将来を誓いあったパートナーはいますか?

すでに結婚されているのなら心配はないかもしれません。

ただ、「いずれは結婚したいなぁ・・・」と考えている方は要注意。

結婚というイベントには、想像以上にお金がかかります。

たとえば2017年にゼクシィが調査したデータによると、婚約指輪や結納だけで150万円前後かける人が多いです。

挙式や披露宴も会場の規模や参加人数によって変動はするものの、おおよその費用としては150〜300万円。

新婚旅行だって、平均で60万円前後かけているひとが多いのです。

「婚約指輪は買わない!」「結納なんてしない!」「結婚式は親族だけですませる!」「新婚旅行は近場の温泉で!」

もちろんお金をかけずに結婚することも可能です。

書類1枚出してしまえば、戸籍上は夫婦になれるわけです。

とはいえ一生に一度のイベントを、あっさりと終わらせてしまってよいのですか?

そもそも結婚を認めてもらえないことも

職業がフリーターの場合、そもそも結婚を認めてもらえないことも多いです。

とくに新郎がフリーターの場合、新婦の両親としてはどうしても不安に思ってしまうものです。

「我が子に苦労をさせたくない」というのが親の本音。

まっとうな職についていなければ結婚は絶対に認めない!」という親御さんも意外と多いので、挨拶にいくときは覚悟を決めておきましょう。

子供が生まれるともっとお金がかかる

無事に結婚を認めてもらえたとしても、子供ができるとますますお金が必要になってきます。

2016年にリクルートマーケティングパートナーズが発表した「出産・育児に関する実態調査2016」によると、出産時の入院・分娩費用は平均で42.5万円。

もっとも出産すると出産育児一時金が支払われるため、出産費用のほとんどはまかなえるはず。

ただし、ベビー服やベビーベッド、ベビーカーなどで出費がかさんでいくことも考えておきましょう。

さらに、子供が大きくなって幼稚園や小学校に進学すると、いろいろと出費が増えていきます。

文部科学省が2017年12月22日に公表した「平成28年度 子供の学習費調査」によると、幼稚園から高校までの学費は以下の通り。

  • 幼稚園の年間学費:公立23.4万円、私立48.2万円
  • 小学校の年間学費:公立32.2万円、私立152.8万円
  • 中学校の年間学費:公立47.9万円、私立132.7万円
  • 高校の年間学費:公立45.1万円、私立104万円

幼稚園から高校まですべて公立に通ったとしても、15年間で必要な学費はおよそ540万円。

夫婦共働きを前提に考えたとしても、フリーターのままの収入で子供たちを満足に食べさせていけますか?

稼ぎの少なさは離婚原因になる

収入が少なくても、幸せな家庭を築いていくことはできます。

ただ、収入の少なさに大きなストレスを感じる人がいることも事実。

身近な友人がマイホームを買ったのを知らされたり、海外旅行を楽しんでいる姿をインスタグラムなどで見ると、うらやましく思うのは当然のこと。

事実として、総合探偵社である株式会社MRが2016年に発表した離婚動向調査によると、離婚理由のおよそ3分の1が「お金に関する問題」でした。

夫婦といえど、もともとは他人。

付き合いが長くなるに連れて、考え方が変わっていくことも多いです。

いつまでもフリーターとして働き続けることは、離婚の危機を招くリスクが高いことも理解しておきましょう。

フリーターはスキルが身につかない

キーボードを叩く若い女性の手

フリーターとして働き続けることのリスクは、スキルが身につかないという点にもあります。

たとえばコンビニのアルバイトを10年続けた場合、どのようなスキルが身についているでしょうか。

もちろん接客や発注、商品の陳列、後輩を指導するスキルなどはピカピカに磨かれていることでしょう。

ここで考えるべきポイントは、【そのスキルは年収アップにつながるのか】ということ。

もうひとつ例を考えてみましょう。

IT系の会社で10年間マジメに勤務した場合、果たしてどうなっているでしょうか。

個人の適性や仕事に対する取り組み方次第ですが、フリーランスとして独立できるほどのスキルが身についているかもしれません。

競合他社から引き抜きの声がかかる人もいるでしょう。

アルバイトを続けていて、競合店から引き抜かれることってありますか?

年収がいきなり1.5〜2倍になることってありますか?

フリーターとして働き続けても、稼げるスキルが身につきづらいのです。

単純作業はAIやロボットに奪われる

そもそも業種によっては、将来的に仕事そのものがなくなる可能性もあります。

コンビニやスーパーのレジ打ち、飲食店の接客など、5年後、10年後にはなくなっているかもしれません。

これからの時代、単純作業はAIやロボットにどんどん奪われていきます。

外国人労働者も増えていくでしょう。

人を雇う立場からすると、同じ仕事を任せるなら少しでも人件費を安くしたいのが本音。

今の仕事を続けて、5年後、10年後も食べていける自信はありますか?

稼ぐためのスキルを磨いていかないと、年齢を重ねていくほど仕事を選べなくなっていきます。

仕事以外で自主的な努力が必要

フリーターという立場でも、たとえば店長とほぼ変わらない仕事を任されているのなら、稼ぐためのスキルはそれなりに身についていくでしょう。

しかしながらほとんどの場合、仕事以外の時間で自主的に努力することは必須。

仕事が休みの日にはプログラミングを学んだり、仕事に役立ちそうな資格取得の勉強をしてみたり。

月1,000円程度で利用できるeラーニングもありますし、通信講座を利用すれば仕事に空き時間をうまく活用できますよ。

簿記2級の資格を取得できれば、経理部門で正社員として採用されるチャンスは広がりますし、介護職員初任者研修を取得すれば、すぐにでも介護施設で働けるでしょう。

今の仕事を続けた先に、どんな成長を得られるのか、今一度じっくり考えてみてください。

フリーターは社会的な信用が低い

パソコンの前で頭を抱える女性

40代でフリーター」という言葉を聞いて、あなたはどんな印象を受けますか?

はっきりお伝えすると、世間からの印象は非常に良くないです。

40代にもなればマイホームを持っている人も増えますが、フリーターでは住宅ローンの審査で落とされます。

クレジットカードすら作れないかもしれません。

あなたが思っている以上に、フリーターに対する社会的な信用は低いのです。

「そんなふうにはなりたくないなぁ・・・」と思っていても、今ここで一歩を踏み出さなければ何も変わりません。

気づいたときには、フリーターのまま40歳を迎えているかもしれませんよ。

楽な道ばかり選ぶと自分の首をしめる

一般的にフリーターが許容されるのは、20代中盤までと考えたほうがよいでしょう。

30歳を超えてフリーターを続けていると、「なにか問題がある人」という目で見られる機会が増えていきます。

「実現したい夢があるんだ!」といった明確な目的意識があるのなら、世間の目なんて気にせず自分を貫きましょう。

問題なのは、これといった夢や目標も持たず、フリーターのままダラダラと年齢を重ねていくこと。

楽な道ばかりを選んでいると、悲惨な末路に近づいていくだけですよ。

20代フリーターならまだチャンスはある

「でもフリーターを採用してくれる会社なんてないでしょ?」と思うかもしれません。

あなたが20代なら、チャンスはたくさんあります。

この図を見てください、これが何かわかりますか?

新卒採用の求人倍率

出展:大卒求人倍率調査(2019年卒) リクルートワークス研究所

これはリクルートワークス研究所が発表している大卒の求人倍率。

リーマン・ショック後は1.2前後まで落ち込んだ求人倍率が、2018年は1.88まで上がってきています。

さらに従業員数300人未満の中小企業に至っては、求人倍率は約10倍にまで跳ね上がります。

従業員規模別に見ると、300人未満企業(中小企業)では9.91倍と、前年の6.45倍から+3.46ポイントと大きく上昇し、過去最高となった。

5,000人以上では0.37倍と、前年の0.39倍から-0.02ポイント低下しており、従業員規模間の倍率差は拡大している。

これはつまり、中小企業は若手の採用に非常に苦戦しているということ。

新卒採用でまとまった人数を採用できないから、多くの企業は20代のフリーターにも目を向けているのです。

「でも自分は高卒だし・・・」「大学を中退しているし・・・」「フリーターになってもう3年も経つし・・・」

いろいろとネガティブに考えてしまう気持ちはわかりますが、「そんなこと一切気にしない!」という企業も多いのです。

30歳を超えると採用基準が厳しくなる

ショックを受けている中年男性

採用に苦戦しているといっても、「働いてくれるなら誰でもOK!」という企業は少ないです。

なぜ「20代ならチャンスがある」とお伝えしたかというと、将来的に会社の中核を担う人材に育てていきたい! と考えている企業が多いから。

だからこそ学歴や職歴がなくても、本人のやる気やポテンシャルさえ感じられれば採用してくれるのです。

ただし、前向きに検討してくれるのは20代まで。

教育・育成という点で考えたとき、どうしても30代以上は避けたくなります。

教育を担当するスタッフが20代という会社もありますし、年齢の高い人材は仕事に変なこだわりをもっていたり、指導されたことを素直に吸収できない人も多いのです。

簡単にいってしまえば、年齢が上がるほど扱いが面倒くさいということ。

事実として、30歳を超えると未経験から採用してくれる企業は一気に減ります。

採用担当者としても自分の社内的な評価を落としたくありませんから、リスクの高い人材は落とします。

優良企業で正社員として働きたいなら、20代の今が最後のチャンスなんです。

年齢が上がるほど体力は落ちていく

さらに年齢が上がるほど、体力は着実に落ちていきます。

あなたは普段、スポーツで汗を流したり、体を鍛えたりしていますか?

人間誰しも老いは止められません。

とくにこれといった運動をしていない人は、思っている以上に体力が低下しています。

落ちているのは体力だけではありません。

新しい仕事を覚えるのに時間がかかったり、つい先日のことをすっかり忘れてしまったり・・・

単純なミスが増えて、一回りも年下の上司に怒られて、ストレスでさらに体調が悪化して・・・

若いころは夜勤でバリバリ働いていた人も、年齢を重ねるほどに体力がついていかなくなります。

新しい仕事をはじめるなら、絶対に早いほうが良いんです。

フリーター専門の就職支援会社を利用できる

面談中のキャリアアドバイザー

一人で就職活動を行うのと、就職支援会社を利用するのとでは成功確率で圧倒的な差が出ます。

書類選考や面接を突破する自信がないなら、フリーターのサポートに強い就職支援会社を頼りましょう。

単に企業を紹介してもらえるだけではなく、自分にどんな仕事が向いているのかキャリアカウンセリングも受けられます。

たとえば、20代のフリーターに特化した就職支援を手がけるジェイックという会社は知っていますか?

ジェイックでは就職に役立つ7日間の研修を受けられて、書類選考なしで20社以上の面接に進むこともできます。

もちろんすべてのサービスを無料で利用可能。

ただし、ジェイックの各種サービスを利用できるのは29歳まで。

30歳を超えてしまうと利用できません。

ジェイックの就職成功率は80%以上

ジェイックが保有する求人は、学歴・職歴一切不問、未経験から正社員で働ける企業のみ。

しかも飲食やパチンコといった、労働環境があまり良くないイメージの強い業種とは取引をしないという徹底ぶり。

就職成功率は80%以上、入社後の定着率も90%を超えています。

人材ビジネスを手がける会社は国内に18,000社以上ありますが、そのうち42社しか選ばれていない【職業紹介優良事業者】にも認定されています。

全国各地で無料の説明会を実施しているため、フリーターから正社員就職を目指すならジェイックを利用しないと損ですよ。

フリーター人生の悲惨な末路は回避できる

遠くを見つめている若い男性

繰り返しになりますが、フリーターのまま働き続けることは非常にリスクが高いです。

明確な目標があるのなら止めることはしません、むしろ応援します。

問題は、ダラダラとフリーターを続けてしまっている人たち。

もしあなたがそのひとりなら、今すぐ一歩を踏み出してください。

「どうせ自分なんて採用されないでしょ・・・」

「面接で緊張して失敗しそう・・・」

と不安になる気持ちも理解はできますが、そんなことを考えても意味がありません。

今、ここで一歩を踏み出せるかどうかが、あなたの将来を大きく左右するんです。

ひとりで就職活動を乗り越える自信がないなら、ジェイックのような会社を頼ってください。

あなたが20代なら、ジェイックを利用して損をすることは何ひとつとしてありません。

勇気を出して、不安を乗り越えて、明るい未来を勝ち取ってください。

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