自宅で転職を検討中の女性

「職場はくたびれたおじさんばかりで、出会いが一切ない・・・」

「もうアラサーだから、1日でも早く相手を見つけたい・・・」

社会人になると、素敵な出会いってなかなかないですよね。

仕事もつまらないし、いっそ出会いを求めて転職しちゃおうかな・・・と考える人も少なくありません。

とはいえ「出会い目的で転職するなんて、なに考えてるの!」と親や友人に怒られそうな気もします。

果たして、出会いを求めて転職するのは本当にダメなのでしょうか。

このページで詳しく解説します。

出会い目的で転職するリスク

出会いを求めて転職する行為は、決して間違いではありません。

そもそも転職の目的なんて人それぞれちがいます。

キャリアアップのようなカッコいい理由は、後から考えた言い訳みたいなもので、本音は以下のようなことだったりします。

  • 上司が生理的にムリだった
  • 満員電車がほんとに嫌だった
  • 役員との不倫がバレてしまった
  • 残業が多すぎてしんどかった など

「出会い目的」と書くとイメージが悪いですが、「ライフプラン実現のためのキャリアチェンジ」と考えればポジティブな印象になりますよね。

とはいえ、転職にはリスクが伴うことをきちんと理解しておくことが大切。

とくに男性との出会いを求めて転職するとなると、職場選びに失敗したときの反動が大きいです。

順に見ていきましょう。

理想の男性と出会えるかは未知数

パソコンの前で泣きそうになっている女性

あなたのタイプは、どんな男性ですか?

イケメンの多そうな会社へ転職できたとしても、理想の男性と出会える保証は一切ありません。

100%完璧な男性と出会えたとしても、社内のアイドル的存在なとびきり美人と社内恋愛中だったり、既婚者で子供がいる可能性だってありますよね。

配属部署によっては女性ばかりだったり、しなびたおじさんに囲まれてしまったり・・・

無事に転職先が決まったとしても、出会いに恵まれるかどうかは運次第ということを理解しておきましょう。

灰色の毎日を過ごす可能性もある

せっかく転職したのに出会いに恵まれず、新しい職場にも馴染めず、仕事内容もさっぱり面白くない・・・

そんな毎日を続けていく覚悟はありますか?

男性との出会いを最優先に転職先を選んでしまうと、灰色の毎日を過ごすことになりかねません。

もちろんバラ色の日々を歩める可能性もゼロではありませんが、どちらに転ぶかは神のみぞ知るセカイ。

「ダメだったらもう一度転職すればいいや」

と安易に考えるのも非常に危険です。

何度も退職を繰り返していると、それだけで要注意人物とマークされて面接にすら進めなくなりますよ。

ほかの場所で出会いを探してみる

もっとも安全な方法は、今の職場できちんと生活できるだけのお金を稼ぎつつ、ほかの場所で出会いを求めること。

当然のことながら、仕事はあなたの生活に大きな影響を与えます。

転職に失敗して年収が大幅にダウンしたり、サービス残業や休日出勤が増えたり、新しい上司からセクハラされたり・・・

そんなのイヤですよね。

「出会いが少ない」という点以外で今の職場に大きな不満がないのなら、「仕事はお金を稼ぐため」と割り切ってしまうのもひとつ。

習い事をはじめてみたり、駅前のジムに通ってみたり、積極的に合コンや街コンに参加してみたり。

今は健全なマッチングアプリもたくさんありますから、趣味の合いそうな男性と連絡と取り合ってみてもよいでしょう。

社内恋愛のメリットデメリット

挨拶を交わす若いビジネスパーソン

ここまで出会い目的で転職することのリスクについてお伝えしましたが、「困難を乗り越えてでも転職したい!」という方もいることでしょう。

夢を追いかけることは自由ですが、そもそも社内恋愛のメリットとデメリットをきちんと理解していますか?

社内恋愛を経験したことがあるなら、このパートは読み飛ばしてもらって構いません。

職場で色恋沙汰に発展することのメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

主なメリット

社内恋愛の主なメリットは以下の通り。

  • いつでも顔を見れる
  • ドキドキ感を味わえる
  • 彼の行動を把握できる など

好きな人と常に一緒にいられる、というのは嬉しいものですよね。

一般的な恋愛だと、恋人の働いている姿を見られることは滅多にありません。

普段は見られない表情や、カッコいい仕草に見入ってしまうことも増えるでしょう。

誰もいない会議室で2人きりになって、廊下から聞こえる足音にドキドキしたり・・・

出張や取引先との会食など、彼の行動を把握できることも、束縛しがちな女性にとっては大きなメリットですね。

主なデメリット

社内恋愛のいい面だけを見ていると、すごく楽しそうに思えてきますが、実際はデメリットのほうが多いです。

  • バレないように気を使う
  • 周りから気を使われる
  • 恥ずかしい場面も見られる
  • 喧嘩中も顔を合わせる
  • 別れた後が非常に気まずい

付き合っていることを隠している段階だと、周りにバレないように乗る電車をずらしたり、下の名前で呼ばないように気をつけたり、いろいろ面倒なことが増えます。

それに隠していても絶対バレます、絶対にです。

交際を公言したとしても、今度は周りから気を使われるようになりますし、ときには嫌味を言われるようなこともあるでしょう。

そもそも社内恋愛を禁止している会社も少なくありません。

さらに、同じ職場で働いているということは、ミスをしたり上司から叱責されている姿も見られてしまうということ。

喧嘩中も顔を合わすことになりますし、露骨に態度に出ていると、それこそ周りに余計な心配をかけてしまいます。

そしてもっとも大きなデメリットは、別れてしまった後が非常に気まずいということ。

もしも新卒入社の若い女に彼氏を略奪されたら、あなたは毎日笑顔で出勤できますか?

出会いを期待しやすい業種

オフィスで打ち合わせ中の男女

「リスクがあることはわかってるけど、それでも出会いを求めて職場を変えたいの!」

という方のために、ここからは具体的におすすめの業種をご紹介します。

少なくとも女性の多い美容関連(エステや脱毛、コスメなど)や介護・福祉関連の業種は選ばないようにしましょう。

IT・インターネット

まずはじめにおすすめしたいのはIT・インターネット関連の会社です。

有名な会社だと、サイバーエージェントやDeNA、mixiなど。

将来有望な男性が多く働いていますし、収入も決して悪くありません。

「プログラミングなんてさっぱりわからないし・・・」

という方も多いですが、IT関連の会社だからといってプログラミングスキルは必須ではありません。

管理部門をはじめ、事務系スキルがあれば活躍できる部署は多いでしょう。

渋谷などの繁華街にオフィスを構えている会社も多いですし、私服で働ける点も魅力ですね。

人材ビジネス

人材ビジネス関連の企業もおすすめです。

リクルートやマイナビ、パーソルキャリア(dodaなど)が有名ですね。

仕事のできる男性が多く活躍していますし、社内の平均年齢も若く、年収もそこそこ期待できます。

営業事務として入社できれば、営業担当のサポート役として密なコミュニケーションを取ることに。

運良く好みの男性とチームを組むことになれば、自ずと関係が深まっていきますよ。

金融・不動産

年収の高さを重視したいなら、金融や不動産関連の企業を見てみるのもよいでしょう。

「金融とか不動産ってなんだか怖そう・・・」

というイメージをお持ちの方もいますが、決してそんなことはありません。

たしかにゴリゴリの体育会という会社もありますが、年収1,000万プレイヤーがゴロゴロしている会社も少なくありません。

恵比寿のタワーマンションから自転車で会社に通勤して、特別な日は六本木ヒルズで2人きりのディナーを楽しんで・・・

なんてことが現実になるかもしれませんね。

商社・メーカー

手堅く将来安泰な男性を狙うなら、やはり大手の商社やメーカーは外せません。

仕事で大きなミスをしない限り、定年まで雇用が保証されているようなものですし、住宅ローンの審査も通りやすいです。

福利厚生も抜群に充実していて、結婚後は子供が生まれるまで社宅に住んでお金を貯めてもいいでしょう。

単純に大手企業は従業員数が多いので、出会いのチャンスも自ずと増えます。

ただし、配属部署によっては、おじさんに囲まれてしまう可能性もありますよ。

アパレル・ファッション

最後にもうひとつ、アパレルやファッション関連の企業も出会いが豊富です。

「アパレル関係って女性が多いのでは?」

と思われがちですが、BEAMSやユナイテッドアローズ、SHIPSなどは男性スタッフもたくさん働いていますよね。

ジェラピケのような女性しか来店しないようなお店はダメですが、ユニセックスなセレクトショップなら出会いはたくさんあります。

ほかにも男性向けのスーツショップでも、女性スタッフは重宝されやすいです。

基本的に土日が仕事になってしまう点は要注意ですが、男性比率の高い職場で働くことができれば、嫌でも関係は深まっていくものですよ。

出会い優先で仕事を探す注意点

自宅で転職サイトを見ている女性

さて、狙うべき業種が明確になってきたとしても、あなたが転職先から内定をもらえるかどうかは完全に別問題。

愛のパワーだけで面接を突破できるほど転職活動は甘くありません。

そこでここからは、実際に出会い目的で転職活動を進めていく上での注意点について解説します。

近いうちに本気で転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

仕事を見つけてから退職

まずは基本中の基本として、今の職場を辞めるのは転職先が決まってからにしてください。

内定をもらってから上司に退職の意志を打ち明ければ、ムリに引き止められることもありません。

「1〜2ヶ月もあれば転職先が決まるだろう」

と先に退職してしまう人も結構いるのですが、人によっては半年以上転職活動が続きます。

半年も収入がゼロになってしまったら、生活していけますか?

ただし、上司からのパワハラがひどくて胃が痛い、連日の残業で体調を崩しているなど、明らかな危険サインが出ているなら早めに退職してください。

なによりも大切にすべきは、あなた自身の健康です。

自分自身のスキルを磨く

自分の経歴に自信はありますか?

20代前半〜半ばあたりまでなら、とくに経験やスキルを問われず、やる気とポテンシャルだけで転職活動を乗り切ることも可能です。

しかしながら、20代も後半になってくると、相応の経歴を求められるようになってきます。

「これといってアピールできることがない・・・」

という方は、今からでも遅くないのでスキルアップに努めましょう。

事務系の仕事をしているならパソコン関連の資格を取ってみたり、簿記2級の取得を目指してみてもよいでしょう。

男性にも選ぶ権利がある

出会い目的で転職するなら、磨くべきは仕事に役立つスキルだけではありません。

ITや人材ビジネス、商社やメーカーなど、素敵な男性と出会えるチャンスが多いのは事実ですが、ライバルとなる女性もたくさんいます。

あなたより若くて、スタイルも良くて、家庭料理もバッチリ☆ な同僚がいたら、あなたは勝てますか?

一般的な転職ならそこまで意識する必要はありませんが、出会いを求めて転職するのなら、女としての魅力も高めましょう。

男性にも選ぶ権利はありますし、誰もがうらやむイケメン男性ほど女性経験は豊富です。

出会うだけでは、関係は深まりませんよ。

目的は絶対に口外しない

必死に口を抑えている女性

書類選考へ進むタイミングにもなれば、いくつかの転職エージェントを利用する人も増えるでしょう。

条件にマッチした非公開求人を紹介してもらえたり、職務経歴書も添削してくれるなど、至れり尽くせりですが、転職の本当の目的を口外してはいけません。

出会い目的で転職しているということがバレると、真剣にサポートしてもらえなくなる可能性が高いです。

転職エージェントが一番嫌がるのは、せっかく転職した人が入社後1〜2ヶ月で辞めること。

クライアントとの契約内容次第ではありますが、ほとんどの場合、入社後3ヶ月以内で退職すると返金沙汰になります。

「無事に転職できたけど、いい男がいなかったから退職しよ♪」

なんて状況は絶対に避けたいのです。

  • キャリアアップを目指したい
  • 新しいスキルを身に着けたい
  • 上司からのパワハラがひどかった

など、それらしい理由をきちんと考えておきましょう。

転職エージェントとの出会いも

転職活動をはじめると、転職エージェントとの出会いも増えていきます。

お互いの求める条件が合えば「うちで一緒に働きませんか?」と誘われることも少なくありません。

まだ1社も利用していないなら、リクルートエージェントやdodaなどの大手には申し込んでおきましょう。

同性のキャリアアドバイザーが就くことも多いですが、運が良ければイケメンアドバイザーと2人きりで60〜90分みっちり話せます。

もちろん個室です。

無事に転職が決まれば、「お祝いに飲みに行きましょう!」なんて誘われることもあるかもしれませんね。

その後のことはご自由にどうぞ。

条件面にこだわりすぎない

書類を念入りにチェックしている女性

出会いを最優先に転職するのなら、細かい条件面にこだわりすぎないことも大切です。

たとえば、大手メーカーの事務系職種は給与が低めに設定されていることも多いです。

人材系の会社はそこそこ給料が高いものの、毎日2〜3時間の残業が当たり前だったり。

「残業が多いと男女の仲は深まりやすい」なんて一説もあるものの、真実かどうかはここでは言及しません。

そもそも希望条件に100%マッチしている職場なんて見つからないのが普通です。

出会いの充実度を優先するのか、給与や福利厚生を優先するのかは、あなた自身でよく考えて判断してください。

男女比や年齢層を確認する

条件面はある程度妥協も必要ですが、職場の男女比や年齢層は必ず確認しておきましょう。

「御社の男女比ってどれくらいですか?」

と面接の場で質問することは決して失礼なことではありません。

もし「どうして知りたいんですか?」と返されたときは、「女性で活躍している人がどれくらいいるのか気になりまして」と答えれば違和感を与えません。

年齢層も同じく、「若くして活躍している人がいるのか知りたい」などと回答しておけば問題ありません。

直接質問することが不安なら、転職エージェント経由で確認してもらうと楽ですよ。

面接時に社内を見学する

「弊社は若い人材が多く活躍していますし、男女比も5:5ですね」

と面接官からいわれたとしても、鵜呑みにしてはいけません。

百聞は一見にしかずということわざがある通り、「もしよろしければ社内の雰囲気を見学させてほしい」とお願いしてみましょう。

「セキュリティ上、見学はNGなんです」と回答されることもありますが、柔軟に対応してくれる会社も多いですよ。

すべての部署を見て回ることはできませんが、本当に若い男がたくさんいるのか、あなたのタイプは見つかりそうなのか、雰囲気だけでもつかんでおきましょう。

仮に面接官が超絶イケメンだったとしても、社外のコンサルタントだったりすることもあるため要注意です。

派遣の選択肢も考えてみる

最後にもうひとつだけ、あなたが本気で出会い目的で仕事を探すなら「派遣社員」として働くことも考えてみてください。

派遣なら2〜3ヶ月単位で職場を変えることもできますし、テンプスタッフやリクルートスタッフィングなどの大手派遣会社に登録しておけば、大手有名企業で働けるチャンスも多くなります。

派遣会社は公にしませんが、出会いを求めて大手企業を転々としているスタッフは意外とたくさんいます。

実際、派遣先の社員と恋愛に発展して、そのまま結婚というパターンは多いです。(一部、不倫の例もありますが・・・)

基本的なパソコンスキルは必須になりますし、収入面の不安も増えますが、出会いの絶対数を増やすという点で見れば派遣の働き方はメリットがたくさんありますよ。

転職も恋愛も焦りすぎないこと

合コンを楽しんでいる男女

転職にはリスクを伴います。

出会い目的で仕事を選ぶとなると、なおさらです。

しかしながら、人との出会いによって人生が大きく変わるのも事実。

今のあなたにとって男性との出会いがもっとも重要なら、仕事を変えてみることもひとつです。

繰り返しになりますが、職場を変えたとしても出会いに恵まれるかどうかはわかりません。

それでも今の自分を変えたいと願うなら、慎重に一歩を踏み出してみてください。

転職も恋愛も、焦り過ぎは禁物ですよ。

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