転職について悩んでいる男性

「半年後には子供が生まれる予定だけど、今の仕事を続けていてもいいのだろうか・・・」

「出産前に転職するなんて、妻に余計なストレスをかけてしまうかも・・・」

と悩む人は多いですね。

子供が生まれるというのは、夫婦にとって大きな転機。

これから生まれてくる子供の将来のために、今の仕事を続けてもいいのか迷ってしまうのは当然と言えます。

このページでは、退職前に考えるべきポイントについてご紹介します。

妻の出産を前にして転職すべきかどうかで迷っている方は、ぜひご覧ください。

子供と仕事どちらを優先すべきか

あなたは子供と仕事、どちらを優先すべきだと考えていますか?

安定的な収入を稼ぎつつ、家族との時間も十分に確保できるなら、それに越したことはありませんが現実はそんなに甘くありません。

「収入を最優先にすると、どうしても家にいる時間が少なくなる・・・」

「家庭を最優先に考えると、収入ダウンは避けられない・・・」

仕事選びに限ったことではなく、すべてを満たしてくれる最適解というのは簡単に見つからないものです。

大切なのは、あなた自身の判断。

まずは、家庭優先と仕事優先、それぞれのメリット・デメリットについて順に見ていきましょう。

家庭優先で得られること

子どもをあやしている夫婦

家庭を最優先に考えて仕事を選んだとき、あなたは何を得られますか?

妻の出産をきっかけに転職する場合、残業の少ない会社を選んだり、男性でも育休の取りやすい会社に転職するというパターンがあります。

主なメリットは、生まれてきた子供と一緒に過ごす時間が増えたり、慣れない育児で大変な妻をサポートできるということ。

「幼い子供は3歳までで一生分の親孝行をする」

と言われているほど愛らしいものです。

子供はあっという間に大きくなります。

「毎日仕事ばかりで、子供の成長に寄り添えないなんて絶対イヤだ!」

と考える人も少なくありません。

可愛くて仕方のない時期の子供と一緒に過ごせる時間を長くとれるというのは、収入面の不安を超えた大きなメリットといえるでしょう。

妻のサポートができる

子育てが大変、ということは誰もが知っている事実。

とはいえ、実際のところどれくらい大変かは体験してみないとわからないことも多いですよね。

生まれたばかりの子供のお世話は、楽しいことや嬉しいことも多い反面、24時間気を抜けない激務そのもの。

仕事ならどれだけ忙しくても夜になれば家に帰れます。(一部、帰れないような仕事もありますが・・・)

その点、子育てに終わりはありません。

あなたがどれだけ寝不足だろうと、体調を崩していようとも、お腹が空いた、うんちをしたと泣き叫びます。

そんな激務を妻ひとりに任せず、残業の少ない仕事に転職して2人で支えあえば、出産直後で体調の不安定な奥さんをしっかりケアできますよ。

きっと家族の絆も深まっていくことでしょう。

収入が少なくなりがち

夫婦2人で育児と向き合えば、少なくとも奥さんがゆっくり休憩できる時間は増えます。

しかしながら、家庭優先で転職すると収入が少なくなるというデメリットがあります。

基本給は同程度の会社だったとしても、残業や出張の機会が減れば、当然手取りの金額は減ってしまいます。

後ほど詳しくご説明しますが、子供を育てていくためには、当然ながら収入が多いに越したことはありません。

子供が幼稚園に入園したり、ある程度の時期を過ぎたら稼げる部署への異動を視野に入れるなど、収入面の対策も考えたうえで転職することをおすすめします。

仕事優先で得られること

窓際で会話中の上司と部下

「子供が生まれるからこそ仕事を頑張らないと!」

という考え方も決して間違いではありません。

妻の出産を機に、今より収入の高い仕事へ転職するという方も多いです。

繰り返しになりますが、愛情だけで子供を育てられるほど世の中は甘くありません。

幸せな家庭を築くためには、先立つ物が必要です。

お金がなくて子供を遊園地に連れていけなかったり、おもちゃもお古ばかり・・・そんな生活に憧れますか?

経済的な理由で子供の選択肢を狭めてしまうことも、親としては心苦しいものです。

子供や奥さんに少しでもいい生活をさせてあげたいなら、やはり一家の大黒柱としてお金はたくさん稼げたほうがいいです。

上司から評価されることも

あなたの勤め先は、社員の子育てに協力的ですか?

子供が生まれてからもハードに仕事をこなしていると、上司からの評価があがることもあります。

会社の風土や文化によってさまざまですが、「あいつは私生活を投げ打ってまで会社に尽くしている」と目に留まりやすくなるのです。

あまり推奨される考え方ではありませんが「どんなときも仕事を最優先にすべき!」と考えている上司は少なくありません。

もちろん会社や上司によっては、「仕事よりも家庭を優先しろ!」と叱られることもあるでしょう。

「家族のために、少しでも早く出世したい!」

と考えるなら、子育てに対する会社や上司の考えを正しく把握しておくことが大切ですよ。

妻から一生恨まれるリスク

収入アップは家族にとってもいいことに思えますが、デメリットも存在します。

あなたが仕事に集中することで、妻のひとりで育児を負担することに。

先ほどもご紹介したように、育児は24時間気を抜くことができません。

どんなときも赤ちゃんを最優先に考えないといけないため、精神的にも肉体的にも大変なストレスがかかります。

子供が熱を出して大変なときも、あなたは出張に出かけていたり。

妻は育児でぐったりつかれているのに、あなたは「付き合いだから」と称してキャバクラで遊んでいたり。

仕事を理由に家を空けていることが多くなると、気付かないうちに妻が育児ノイローゼに陥ってしまうことだってあるんです。

「出産前後に夫がしたことは、いいことも悪いことも妻は一生忘れない」

という噂を聞いたことはありますか?

もちろん奥さんの考え方次第なので、誰しもが同じように考えるわけではありません。

それでも、仕事を最優先に考えるなら、妻から一生恨まれるリスクがあることは理解しておきましょう。

出産前後で必要となる主な出費

大量の札束とデジタル電卓

今、貯金はいくらありますか?

「子供が生まれるとお金がかかるから心配・・・」

「貯金に余裕がないから、早めに給料のいい会社に転職したい・・・」

と考えている人も多いです。

事実、妊娠から出産までには70〜100万円の費用がかかるとも言われています。

そのほとんどが検診費や入院費など病院に支払う費用で、これが約50〜70万円ほど。

ただしこれは自然分娩の場合の金額。

もし帝王切開になった場合、更に10万円ほど上乗せされます。

奥さんが里帰り出産をする場合は、帰省費用も別途必要となりますね。

出産時の入院費は戻ってくるとはいえ、一時的な出費が発生することは覚悟しておきましょう。

子育てにかかる主な費用

当然のことながら、お金がかかるのは出産前後だけではありません。

むしろ子供が生まれてからが本番といえるでしょう。

「毎月どれくらい出費が増えるんだろう・・・」

と心配になるのもムリはありません。

子育てにかかる主な費用は以下の通り。

  • 食費(母乳でもミルクやおやつは必要)
  • 消耗品(おむつやおしり拭きなど)
  • 生活用品(ベビーベットや衣類など)
  • 保育園などの教育費
  • 学資保険などの固定費 など

具体的な金額について、詳しく見ていきましょう。

赤ちゃん用品の購入費

赤ちゃんの服やおむつ、ベビーベッド、チャイルドシートなど、出産直後から必要になるアイテムの購入費は計10〜15万円ほど。

ほかにも奥さんが使うマタニティグッズも必要です。

母乳をあげやすい前開きのパジャマだったり、授乳クッションなど、便利な道具はたくさんあります。

「意外とお金がかかるな・・・」

と感じている方も多いのではないでしょうか。

ただ、まとまった出費が発生するのは最初だけで、おむつやミルクなどの消耗品だけなら月1万円もあれば足りることが多いです。

ベビーベットやベビーカーも中古品もたくさん出回っていますし、半年〜1年単位でレンタルも可能。

親戚や友人から譲ってもらうことで出費を抑えることもできるでしょう。

保育園など主な教育費

共働きを前提に考えているなら、保育園にかかるお金も気になりますよね。

保育園の費用は認可園かそうでないか、世帯ごとの所得によっても大きく異なります。

保育園に子供を通わせる場合、かかる費用の内訳は以下の通りです。

  • 保育料
    認可園:平均2〜3万円(自治体・世帯収入により異なる)
    認可外:平均5〜7万円
  • 入園料(認可外の場合):10万円前後が相場
  • 給食費:月4,000〜8,000円ほど
  • 延長保育料:1時間あたり1,000〜2,000円ほど
  • 諸経費(教材費、保険料など):月2,000〜3,000円ほど

ほかにも、入園時には指定された持ち物を入れるバッグや昼寝用の布団、着替えなどの購入も必要です。

あくまで目安ですので、具体的な金額はお近くの保育園に問い合わせて確認してみましょう。

小学校〜大学進学にかけて必要となる主な費用については以下の記事でも詳しく解説しています。

学資保険などの固定費

子供が生まれたことをきっかけに学資保険に入る方も多いですね。

学資保険とは、子供の学費を確保するために利用する保険のひとつ。

子供の高校や大学入学時を満期に設定し、満期時の受け取り金を学費として充てるケースが多いです。

加入している親や子供の万一の怪我や病気のときに、給付金が降りる商品もあります。

学資保険の加入は任意なので、月々の出費を抑えたいなら加入する必要はありません。

ただ、子供の将来のことを考えて学資保険に加入している世帯が多いのも事実。

単に銀行にお金を預けているより金利が高くなることも多いため、貯金感覚で満期を目指して支払いをしている家庭も多いですよ。

妻の出産前に転職するリスク

パソコンの前で頭を抱える男性

「今の職場は残業が多いくせに安月給だから、やっぱり転職しよう!」

と退職を決意する前に、妻の出産前に転職するリスクについてきちんと理解しておきましょう。

無計画に会社を辞めると、奥さんに多大な迷惑をかけることになりかねないので、くれぐれも慎重に判断してください。

しばらく収入が途絶える

次の仕事が決まっていない状態で退職すると、当然のことながらしばらく収入が途絶えます。

先ほどご紹介したように、子供が生まれる前から検診費などの出費は発生するため、収入がなくなることは絶対に避けたいところ。

次の仕事が決まっているならまだしも、行き先が決まらないまま仕事を辞めざるをえなくなると、将来の不安が非常に大きくなります。

妊娠中のストレスは胎児にも影響を及ぼすため、経済的な側面以外のリスクも考えられます。

つわりがひどいと奥さんはどうしてもイライラしてしまい、夫婦喧嘩も増えてしまうかもしれませんね。

妻の出産前の転職は慎重を期して、なるべく収入のない時期が長くならないようにタイミングを考えましょう。

失業手当はすぐにもらえない

「転職先が見つからなくても、失業手当をもらえば何とかなるのでは?」

と考える人もいますが、自己都合退職の場合、お金を受け取れるのは最短で3ヶ月後。

会社都合退職なら手続きから1ヶ月以内にお金を受け取ることもできますが、金額は今までもらっていた給料の半分程度になることも。

過度な期待は禁物ですが、転職先が見つかっていないなら、管轄のハローワークで申請だけはしておきましょう。

今より収入がダウンする

「収入アップのために転職するぞ!」

と意気込むのはいいのですが、必ず収入が上がる保証なんてひとつもありません。

転職には収入ダウンのリスクが常につきまといます。

「家庭を優先したいので、仕事をセーブしたい」

という前提なら年収が多少下がっても覚悟の上ですが、年収を上げたくて退職したのに、結果に年収がダウンしてしまうなんて最悪の状態。

家に帰ってくる時間も遅くなって、さらに給料が減ってしまったとなると、奥さんの不満は最高潮に達することでしょう。

あなたの転職がきっかけとなって、夫婦関係に大きな溝ができてしまうかもしれませんよ。

希望の仕事が見つからない

出産予定日はもうわかっていますか?

これといった期限がなく、「いつかは転職したい」程度に考えているなら、求人をよく吟味して希望の仕事の募集があるまで待つこともできます。

しかしながら、出産は明確な期限が定められているものです。

「妻の出産までに転職したい」と考えている場合、あまり悠長に職種や条件を選んでいられません。

中途採用の求人は日々変動しますし、時期や景気動向にも影響されます。

「○月までに転職先を見つけたい!」

と考えていても、あなたの希望に見合った仕事が見つからないリスクもあります。

すでに出産予定日がわかっている場合はとくに、転職活動にかけられる時間を正しく把握しておくことが大切ですよ。

出産前の転職で失敗しないコツ

携帯で電話をかけている若い男性

「リスクが高いし、やっぱり転職は止めておこう・・・」

とビビってしまったかもしれませんが、転職に限ったことではなく、何かを得るためにはリスクを乗り越えないといけません。

妻と子供のためを思うなら、リスクを理解したうえで一歩を踏み出す勇気が必要です。

それに、進め方を工夫することで失敗するリスクは最小限に抑えられるものです。

具体的な方法について、順に見ていきましょう。

退職前から活動開始

先ほどご説明したとおり、無計画に退職すると数ヶ月収入が途絶えることになりかねません。

出産直前になると奥さんも働けませんし、子供を抱えた夫婦が無収入というのは大きなストレスになります。

究極の理想は、退職した翌日に新しい職場で仕事をスタートできること。

無収入の期間をゼロにするためには、退職前から転職活動をはじめておくことがキモです。

内定先が決まってから上司に退職の意思を伝えれば、ムリに引き留められることもないですし、スムーズに退職できるでしょう。

数ヶ月以内に転職したいなら、今すぐ動き出すべきですよ。

転職理由は要工夫

「なぜ弊社への入社を希望するんですか?」

と面接官から質問されたら、あなたはどう回答しますか?

「家族のために転職する」という回答は、良い印象と悪い印象、両方の側面があります。

「家族を大切にする、信頼できる人」と判断されることもあれば、「入社後も家族優先で頼りにならないのでは」と判断されることも。

妻の出産をきっかけに転職するなら、「家族のため」ということ以外に、もうひとつかふたつ転職理由を用意しておくことをおすすめします。

「家族のために収入を上げたいことと、自分のスキルアップも兼ねて」など複合的な理由でアピールすれば、マイナス評価につながるリスクを下げられますよ。

もちろんどのような理由を述べたとしても、採用基準を満たしていなければスッパリ落とされることもあります。

条件面は妥協も必要

冒頭でご紹介した通り、家族との時間と収入アップ、両方を取るのは大変難しいことです。

たとえば以下のような求人が、リクナビネクストやdodaなどの転職サイトで見つかると思いますか?

  • 月給50万円以上
  • 賞与は年2回(それぞれ3ヶ月分)
  • 10時出勤、16時退社
  • 年間休日130日以上
  • 社員旅行は毎年ハワイ

条件面だけ見れば最高ですが、怪しい仕事にしか思えませんよね。

妻の出産を理由に転職するなら、あなたにとって何が大切なのか優先順位を考えて、しっかりと軸を持って活動しましょう。

確固たる軸があれば、自然と妥協すべき点も見えてきて、進むべき道が見えやすくなっていきますよ。

退職する前に奥さんとよく相談を

仲良く子どもと遊んでいる夫婦

子供が生まれるとなると、あなたがどんな仕事に就くかは家族としての問題です。

絶対にひとりで決断せず、奥さんとよく相談しながら転職活動を進めていきましょう。

「子育てはしばらく私ひとりで頑張るから、あなたはとにかくお金を稼いで」

「実家も離れているし、なるべく家にいる時間を増やしてほしい」

と、奥さんの考えをきちんと確認しておけば、選ぶべき転職先も見つけやすくなります。

子供を持つということには、これまで以上に夫婦の強い絆が必要不可欠。

転職がきっかけとなって夫婦に溝を作らないためにも、丁寧に転職活動を進めてくださいね。

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