どこの転職エージェントを利用するか、もう決めましたか?
リクルートエージェントやJACリクルートメント、ワークポートなど、転職エージェントは数多くあります。
保有している求人数や得意とする業種・分野もさまざまですが、転職者満足度No.1の転職エージェントといえばdodaです。
「でもdodaって転職サイトがメインでしょ?」
「経験が浅いとdodaは利用できないって聞いたことがある」
「結局リクルートエージェントを使えばいいんじゃないの?」
などなど、いまいちdodaのことがよくわからない・・・という方も多いですね。
そこでこのページでは、dodaの特徴や評判について詳しく解説します。
dodaのことが気になっている方は、この記事をご覧になったうえで、利用すべきかどうかを判断してみてください。
運営元はパーソルキャリア株式会社
dodaのサービスのご説明に入る前に、運営元のパーソルキャリア株式会社について触れておきます。
「dodaってインテリジェンスが手がけているサービスだったんじゃないの?」
という声も多いですね。
以前は株式会社インテリジェンスという社名でしたが、2017年7月にパーソルキャリア株式会社に社名が変わりました。
パーソルキャリアの原点を探っていくと、1958年にアルバイトの情報誌(現:an)で創業。
2000年にJASDAQに上場を果たしましたが、2008年に株式会社USENの完全子会社となり上場廃止。
2013年に人材派遣会社大手のテンプホールディングス株式会社を完全子会社化したことも、記憶に新しいですね。
国内トップクラスの人材ビジネス企業、と称しても誰も文句はいわないでしょう。
dodaには大きく分けて3つの顔がある
さて、ここからはdodaのサービス内容について見ていきましょう。
「dodaって転職サイトのことだと思ってた」
という声は実際のところすごく多いです。
本音を書いてしまうと、当サイト管理人もはじめて転職したとき、dodaのことを転職エージェントと認識していませんでした・・・
テレビCMなどの影響もあって知名度の高さは国内トップクラスですが、転職エージェントとしての一面は意外と知られていません。
実は、dodaには大きく分けて3つの顔があるんです。
- 転職サイト
- スカウトサービス
- 転職エージェント
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
転職サイト
まずはもっとも知名度の高い、転職サイトとしてのdodaについて。
転職サイトとしての規模は国内トップクラスで、リクナビネクストに次いで掲載求人数が多いといわれています。
2018年7月時点の掲載求人数をチェックしてみたところ、約5万件となっていました。
中途採用の求人は時期によって大きく変動しますから、最新の掲載求人数はその都度dodaでご確認ください。
IT・メーカー系求人に強い
掲載されている求人としては、IT業界やメーカー系が多いです。
ITといっても、プログラマーなどの技術系職種に限ったことではありません。
たとえばサイバーエージェントやDeNAなどの企業でも、営業職や管理部門など、あらゆる部署・職種がありますよね。
メーカについても、機械や科学、素材、食品、化粧品など分野はさまざま。
誰もが知っている大手有名企業の求人も多数見つかるので、転職するならチェックしてみないと損ですよ。
営業職の求人がもっとも多い
職種ごとの掲載求人数を見てみると、もっとも多いのは営業職でした。
あらゆる業種で必要とされる人材ですから、求人数が多くなるのも納得です。
営業に次いで多いのは企画・管理系職種、SEやインフラエンジニアなどの技術系職種となっています。
転職を考えている職種の求人がどれくらいあるか、ぜひチェックしてみてくださいね。
転職エージェント
続いてご紹介するのは転職エージェントとしてのdoda。
転職サイトとしてのdodaと同じく、リクルートエージェントと肩を並べる国内トップクラスの転職エージェントです。
2018年7月時点の求人数は約12万件(非公開求人含む)でした。
公式サイトによると、保有求人の80〜90%が非公開求人とのこと。
単純計算で、約10万件の非公開求人を保有しているということですね。
大手企業の求人をはじめ、誰もが応募したがる好条件の求人など、転職エージェント経由でしか応募できない求人もたくさん。
「自分の強みを発揮できる会社で活躍したい」
「今より条件の良い会社に転職したい」
とお考えなら、dodaの非公開求人は忘れずにチェックしておきましょう。
dodaは転職者満足度No.1
dodaの転職エージェントは、転職者満足度No.1(電通バズリサーチ調べ)に輝いています。
ちなみに、ライバルのリクルートエージェントは転職支援実績でNo.1。
ほかにも、JACリクルートメントは薦めたい転職エージェントでNo.1。
ワークポートは転職決定人数(2017年度下半期)でNo.1だそうです。
いろんな分野のNo.1が多くて迷いますよね・・・
実績の多さと利用者の満足度、決定人数など、あなたはどのポイントに魅力を感じますか?
2名の担当者が徹底サポート
ほとんどの転職エージェントは、専任の担当者がひとりつくだけ。
その点dodaは、キャリアアドバイサーと採用プロジェクト担当の2名でサポートしてくれます。
転職エージェントを利用していると、担当のアドバイザーに相談したくなっても、外出中だったり、面談中などで連絡がすぐ取れないこともしばしば。
担当者が2名いれば、今すぐ相談したいことにもすばやく対応してもらえますよ。
他にも、エグゼクティブ層やバイリンガル、外資系専門など、分野別に特化した専任のコンサルタントが、あなたに合った求人を提案してくれることも。
「転職エージェントは、担当者のサポート力で選びたい」
という方にも、dodaはとてもおすすめです。
アフターフォローは入社後2年間
ほとんどの転職エージェントは、無事に入社した時点でサービスは終了。
転職エージェントは慈善事業ではありませんから、いつまでもあなたに構っていられないんです。
ただ、dodaの場合はすこしちがいます。
入社してから2年間アフターフォローを受けられます。
転職先で困ったことがあったり、中長期的なキャリア形成で迷ったときは電話やメールでサポートを受けられます。
希望者は、入社後1年をめどにキャリアの棚卸しもサポートしてもらえますよ。
スカウトサービス
最後にご紹介するのは、スカウトサービス。
あなたの経歴を登録しておくと、大手企業や優良企業から直接スカウトされる可能性がある、というサービスです。
通常、転職サイトで気になった企業に応募した場合、書類選考を経てから面接に進みますよね。
スカウトサービスの場合、書類選考が免除されたり、面接が確約されていることもあるんです。
転職活動において書類選考はひとつの壁ですから、スキップできるのは大きなメリット。
また、今まで考えたことのなかった業種・職種の企業からオファーをもらえることもあります。
今までの経験・スキルを発揮できる転職先を探すのもひとつですが、新しい分野に挑戦してみるのもひとつ。
幅広い選択肢から転職先を探してみたい人には、ぴったりのサービスですよ。
スカウトが多すぎるという声も
新しい選択肢と出会える可能性のあるスカウトサービスですが、「メールがたくさん届きすぎる!」という声も。
そこそこのスキルや経歴をお持ちの方だと、どうしてもスカウトがたくさん届いてしまうものです。
やりたい仕事が明確に定まっている方、ある程度経歴に自信がある方は、スカウトサービスの利用を控えてもいいかもしれませんね。
dodaのカウンセリングの申込方法
dodaの特徴がわかったところで、カウンセリングの申込方法を見ていきましょう。
既に転職サイトとしてのdodaでアカウントを作っていれば、IDとパスワードを入力すれば申込はすぐに完了しますよ。
はじめて登録する方は、氏名や生年月日、連絡先といった基本的な個人情報に加えて、学歴や職務経歴を順次入力していきます。
スマホからも登録できますが、入力項目が複数あるため、落ち着いて作業できるときに対応しましょう。
希望条件はなるべく具体的に
必須入力ではないものの、希望条件を記入する欄もあります。
dodaに限らずですが、転職エージェントを利用するときは転職先に求める条件をあらかじめ整理しておきましょう。
- 年収は○○○万円以上欲しい
- 通勤は絶対に片道1時間以内
- 営業職の経験を活かしたい
- 業績の安定している会社がいい など
希望条件が明確であればあるほど、マッチングの精度も上がっていくものです。
「まだ希望条件が定まっていない・・・」
「どんな仕事に就くべきかアドバイスが欲しい」
という場合は、その旨を正直に記入しておきましょう。
カウンセリングの際に、今後のキャリアプランを一緒に考えてもらえますよ。
スカウサービスの登録を判断
個人情報をすべて入力すると、最後にスカウトサービスの利用に関する項目があらわれます。
先ほどもご説明した通り、どういった会社に転職したいかが明確に決まっているならチェックは外しておきましょう。
人によっては1日で20通以上のスカウトが届きます。
メールチェックだけで結構な時間がかかってしまいますよ。
「幅広い選択肢から転職先を探してみたい」
「自分の市場価値を調べるためにも利用してみたい」
という方は、【希望する】にチェックを入れて申し込みましょう。
東京本社は東京駅すぐの丸ビル
dodaの本社は東京ですが、札幌や仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡と全国の主要都市に拠点を展開。
東京本社については、東京駅の目の前にある丸の内ビルディング。
地下道を通っていけば雨の日も濡れる心配がないですし、抜群のアクセスです。
丸ビルは飲食店も豊富ですし、キャリアアドバイザーとのカウンセリングが終わったあとに軽く食事をして帰る、なんてこともできますね。
隣の新丸ビルでショッピングも楽しそう。
夜になると、オフィスからの眺めはきっときれいでしょうね。
平日は20時スタートまで対応可能
すでに退職された方ならまだしも、「忙しくてカウンセリングに行く時間がない・・・」という方も多いですよね。
dodaなら平日夜8時スタートまでカウンセリングに対応可能です。
「毎日終電間際まで働かされている・・・」
という方は土曜日のカウンセリングを申し込みましょう。
仕事の都合で海外にいたり、どうしてもdodaのオフィスに行けないときは、電話などでカウンセリングを受けられないか相談してみてください。
doda利用者からの悪い評判
国内トップクラスの転職サイトであり、転職エージェントとして満足度No.1にも輝いているdodaですが、ネット上にはあまり良くない評判・口コミも散見されます。
dodaのどういった点が気に入らなかったのか、どこが不満だったのか、気になりますよね。
100人が利用して、100人とも大満足! というサービスなんて滅多にありませんし、利用者の多いサービスほど悪評も増えてしまうものです。
dodaをうまく活用するためにも、良くない口コミや評判もチェックしておきましょう。
未経験で応募できる求人が少ない
業種や職種によって差はあるものの、「dodaは未経験で応募できる求人が少ない」という声が散見されます。
一概に言えるものではありませんが、転職エージェントというサービスの特性上、経験者を優遇する企業が多いのは当然ともいえます。
実は採用担当者からすると、転職エージェントの費用はとても高いんです。
転職サイトの掲載費用と比べて、ひとりあたりの採用単価は2倍以上になることも。
未経験者を採用するなら転職サイト、即戦力として活躍できる人を採用するなら転職エージェント、という使い分けをしている企業も多いです。
dodaに限ったことではなく、「転職エージェントを利用するなら未経験可で応募できる求人は多くない」と覚悟しておきましょう。
書類選考の倍率が高く感じる
「dodaを利用していたけど、書類選考が全然通らなかった」
という声もいくつか見かけました。
保有している求人の量・質が魅力的だったとしても、内定をもらえなければ意味がありませんよね。
合否判断は各社の採用基準次第ではあるものの、dodaの利用者が多いという点も影響しているかもしれません。
全国のdodaの拠点で、1日に何十人もがカウンセリングを受けているわけです。
非公開求人といえど、魅力的な求人には応募希望が殺到するものです。
倍率が上がってしまうと、どうしても書類選考で落とされるリスクは上がってしまいます。
どうすれば書類選考を突破しやすくなるか、担当者とよく相談しながら対策を練りましょう。
dodaで面倒な転職活動を効率的に
転職活動はただでさえ大変です。
リクナビネクストにマイナビ転職、en転職・・・と転職サイトの登録だけで2〜3時間がつぶれてしまうことも。
さらに転職エージェントも利用するとなると、登録を申し込むだけで1日がつぶれてしまいますよね。
「転職支援関連のサービスは複数利用すべき」
というアドバイスは間違いではないのですが、現実問題すごく手間がかかります。
その点、dodaなら転職サイトも転職エージェントも、スカウトサービスもすべて利用できるので効率的に転職活動を進められますよ。
「在職中で転職活動になかなか時間を割けられない・・・」
「妥協はしたくないけど、できるだけ効率的に転職したい」
と考えている方にこそ、dodaはおすすめです。
実際に利用してみて、担当者と相性が良くなかったり、イマイチかも・・・と感じたなら、リクルートエージェントやワークポートなどを利用してみるとよいでしょう。
あなたに合った転職エージェントを使いこなして、納得のいく転職を成功させてくださいね。
あなたの転職活動がうまくいくことを願っています。