働きすぎて精神を病んでいる男性

転職活動中、面接で「あなたの強みは何ですか?」「長所を教えてください」といった質問をされる機会はとても多いです。

自分の強みをきちんと把握しておくことは、面接を突破するために必須といえます。

ただし、大切なことは面接を通過することだけではありません。

自分の強みを理解した上で転職しないと、何度も転職活動を繰り返してしまう危険性があります。

なぜ強みを把握することが大切なのか、どのようにして自分の強みや長所を知ればよいのか、詳しく解説していきます。

転職活動で自分の強みを把握することの大切さ

遠くを見つめる社会人の女性

当サイト管理人の私は、新卒や中途の採用活動に10年ほど携わってきました。

現在は採用コンサルタントとして、様々な業種のクライアントの採用活動を支援しています。

たくさんの採用活動を見てきた中で、無事に入社に至る人もいれば、入社してすぐに退職してしまう人もたくさん見てきました。

業種や職種に限らず、職場で活躍している人、仕事にやりがいを感じられる人に共通する点は、自分の強みを発揮できる環境に身を置いていること。

どれだけ偏差値の高い大学を卒業していても、前職での成績が素晴らしくても、TOEICの点数が満点だったとしても、強みを発揮できない環境では活躍できません。

自分の強みを発揮できる仕事は何か

もし今、あなたが納得のいく転職先を見つけたいなら、自分の強みを把握することがとても大切です。

よくある失敗例としては、知名度や世間からのイメージ、年収の高さ、福利厚生で転職先を選んでしまうパターン。

条件面ももちろん重要ですが、最優先事項として考えてしまうのは危険です。

第一に考えるべきは、自分の強みを発揮できる仕事内容なのかどうか、自分に合った職場環境なのかどうかです。

年収の高い会社に入社できても、仕事が合わなければ活躍できず、最悪の場合クビにされてしまいます。

福利厚生が充実していても、毎日つまらない仕事を延々とやらされているだけの生活に、あなたはやりがいを感じられるでしょうか。

まずは自分の強みを発揮できる仕事が何なのかを考えること。

ある程度絞り込めたなら、そこから年収の高さや知名度、通勤時間や福利厚生で優先度をつけていくべきなのです。

自分の強みや長所を調べる方法

パソコンの前で考え事をしている男性

ではどのようにして自分の強みや長所を調べればよいのでしょうか。

最も手堅いやり方は、いわゆる自己分析です。

今までの職務経歴を書き出してみて、どんなときに自分は活躍できたか、どんなところ評価されたかを振り返ってみましょう。

慎重に行動できることが強みなのか、リスクのあることでも思い切って決断できることなのか、あきらめずに努力できる継続力なのか。

自己分析は職務経歴書を整理する上でも効果的ではありますが、手間と時間がかかるため決して効率的とはいえません。

在職中で転職活動にあまり時間を割けられない…という方は特に、無料で受験可能なオンライン適性診断をうまく活用することがおすすめです。

グッドポイント診断で自分の強みを調べる方法

グッドポイント診断

手軽に、しかも無料で自分の強みを調べられる便利なサービスがあります。

それは国内最大級の転職サイト、リクナビネクストが提供するグッドポイント診断。

継続力や柔軟性、決断力など、仕事の場で利用できる18個の強みの中から、あなたの強み5つを分析してくれます。

実際に当サイト管理人もグッドポイント診断を受けてみたのですが、結果は以下の5つでした。

  • 独創性
  • 冷静沈着
  • 決断力
  • 俊敏性
  • 親密性

それぞれの強みについて、詳しいコメントも記載されるのがうれしいところ。

たとえば私の場合、「冷静沈着」の項目には以下のようなことが書かれていました。

あなたはいつも気持ちが安定しています。周りが盛り上がっているときにひとり冷静であることを楽しむ、そんな余裕もあるでしょう。

自分の感情を一定の状態に保つことができる人は多くないため、集団の中であなたの落ち着いた態度は際立ちます。周りの人は、あなたと過ごす時間が長くなるほど、常にものごとを冷静にとらえることができるあなたの発言や判断を信頼するようになっていきます。

中には、あなたのそばにいると自分も穏やかでいられると感じる人もいるでしょう。

私のそばにいて穏やかだと感じてくれる人がいるのかは謎ですが、かなり…当たっている気がします。笑

その他の項目に書かれていたことも納得感があり、自分の強みを把握するのにとても役立ちます。

リクナビネクストで診断をスタート

グッドポイント診断

早速グッドポイント診断を受けてみたい!と思われた方は、リクナビネクストのサイトにアクセスしてみましょう。

すでにリクナビネクストに会員登録されている方であれば、すぐにグッドポイント診断を受験可能です。

メールアドレスを登録して会員登録

グッドポイント診断

リクナビネクストにまだ会員登録していない方は、まずはメールアドレスを登録して会員登録を申し込みましょう。

プライベートで使用しているメールアドレスと、転職活動用のメールアドレスは別にしたい、という方はこの機会に新しいアドレスを取得してみてはいかがでしょうか。

くれぐれも会社で使用しているメールアドレスは使わないでください。

職場によっては、情報システム担当が社内メールをチェックしていることもあります。

既に上司に退職の相談をしているならまだしも、転職を考えていることが会社にバレてしまいます。

グッドポイント診断

メールアドレスを登録すると、上記画像のようなメールが届きます。

メールの記載されているURLをクリックすると、本登録が進んでいきます。

ちなみに、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使用していると、迷惑メールフォルダに入ってしまう場合があります。

しばらく経ってもメールが届かないときは、迷惑メールフォルダもチェックしてみてください。

希望条件や今までの職歴を登録

グッドポイント診断

希望の転職時期や、勤務地をはじめ、必要事項を入力していきます。

今の年収や経験職種など、見栄を張ることなくすべて正直に記入しましょう。

必須項目をすべて入力したら、画面下部の「上記に同意して確認画面へ」をクリックします。

このとき、メールマガジンが不要な場合はチェックマークを外すことを忘れずに。

複数の転職サイトに登録すると、毎日のようにたくさんメールが届きます。

有益な情報もありますが、メールをチェックするだけで結構な手間になりますので、個人的には配信不要にしておくことをおすすめします。

グッドポイント診断がスタート

グッドポイント診断

希望条件やプロフィールの登録が完了したら、さっそくマイページからグッドポイント診断を受験してみましょう。

ゆっくり回答していくと30分近くかかりますので、時間に余裕があるときに受験することをおすすめします。

問題は2択になっていて、4つの選択肢から選んでいく形式です。

グッドポイント診断に限らず、適性検査や性格診断の類を受験するときは、正直に回答するのが鉄則です。

とある適性検査では、「自分を良く見せようとしている傾向が強い」といった結果や、「回答に一貫性がない」といった結果も出てきます。

変に自分を偽らず、ありのままの自分をさらけ出しましょう。

グッドポイント診断の結果をチェック

グッドポイント診断

すべての質問に回答すると、診断結果がすぐに表示されます。

診断結果に書かれていることを読んで、自分の客観的な強みが何なのかをチェックしてみましょう。

自分の強みを面接でどのように話すべきか

2名の面接官と女性応募者

グッドポイント診断などを活用して自分の強みを把握できたとしても、それで終わりではありません。

自分の強みを発揮できる職場を探すこと、そして面接で自分に強みを面接官にアピールできないと意味がありません。

自分の強みを発揮できる職場の探し方

自分の強みを把握できたなら、リクナビネクストをはじめ、en転職やdodaなどの大手転職サイトで実際に仕事を探してみましょう。

たとえば、営業の仕事ひとつにしても、クライアントが法人なのか個人なのか、営業手法や扱う商材などは会社によって様々です。

事務職も同様に、求められるスキルや知識、仕事の進め方などは企業ごとに異なります。

どのような職種、職場であれば自分の強みを発揮できそうか、じっくり考えながら応募すべき企業を考えてみましょう。

企業選びで迷うときは第三者のアドバイスを参考に

どんな企業に応募すれば良いのか迷ってしまう…という場合は、第三者のアドバイスを参考にすることをおすすめします。

あなたのことをよく知っている先輩や友人に、どんな職場を選ぶべきか相談してみましょう。

転職の相談ができる相手が身近にいない場合は、転職エージェントをうまく活用することをおすすめします。

あなたの経歴や転職理由などをすべて把握した上で、あなたの強みを発揮できる企業を紹介してくれます。

経験やスキルがマッチすれば、優良企業の非公開求人を紹介してもらえることもあるので、ぜひチェックしてみましょう。

面接で自分の強みをアピールする方法

面接中の若いスーツ姿の男性

企業探しと同時並行で、面接でどのように自分に強みをアピールすべきかも考えていきましょう。

私の強みは○○です!とアピールするだけでは、なかなか面接官には伝わりづらいもの。

実際に今まで経験してきたことをはじめ、具体的なエピソードと関連させて、自分の強みを伝えられるように練習しておきましょう。

ただし、面接官から根掘り葉掘り聞かれることもありますので、ウソのエピソードは禁物です。

自分を良く見せようとする気持ちは理解できますが、話に矛盾が生じてしまうと不信感が生まれます。

怪しい人は落とす、が面接の鉄則ですので、ウソを話すことは止めましょう。

面接に苦手意識がある方は事前に対策を

興味のある企業も見つけて、自分の強みも把握できたのに、面接になると緊張してしまってまともに話せない…という方も少なくありません。

面接に苦手意識のある方は、前もって対策しておくことをおすすめします。

たとえば、転職エージェント最大手のリクルートエージェントでは、面接官の立場をシミュレーション体験できる面接力向上セミナーを定期的に開催しています。

受講者の99%が「大変満足」または「満足」と回答している人気セミナーです。

面接に苦手意識がある方は、本命の会社の選考を受けに行く前に受講しておきましょう。

面接は一発勝負、失敗したら次はありませんよ。

自分の強みを把握して活躍できる職場に転職を

自分の強みを把握して、活躍できる職場へ

昔と比べて転職しやすい時代になったとはいえ、何度も転職を繰り返すことは危険です。

職歴の荒い方は書類選考で落とされる可能性が確実に高まりますし、自分自身の選択肢を狭めてしまうことに直結します。

何度も仕事を変えることがないように、自分の強みをしっかりと把握して、活躍できる職場を見極めましょう。

転職活動で失敗しないためには、無料で利用できるものをとことん使い倒すことが大切です。

今回ご紹介したグッドポイント診断や転職エージェントをうまく活用しましょう。

あなたが自分の強みを発揮できる職場と出会えることを願っています。

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