会議室で議論中の男女

企業の採用担当者が面接で重視しているポイントは何だと思いますか?

経団連の調査によると、大手企業が新卒社員に求める能力は10年以上連続で第一位が「コミュニケーション能力」となっています。

当然のことながら、コミュニケーション能力が重視されるのは新卒採用に限ったことではありません。

「自分はコミュ障だし、大手企業で働くことは一生ムリだろうな・・・」

「コミュ障だからろくな会社に転職できないだろうな・・・」

と卑屈になりがちな人も多いですが、実はコミュ障な人ほど転職するなら大手企業がおすすめです。

なぜ中小企業やベンチャー企業ではなく、大手企業がおすすめなのか、その理由について詳しくご紹介します。

コミュ障の転職活動は不利な立場から始まる

大手企業が新卒採用で重視する能力はコミュニケーション能力とご紹介しましたが、中小企業だってコミュニケーション能力の高い人材を欲しています。

当然のことながら、コミュニケーション能力に乏しい社員を積極的に採用したい企業なんて滅多にないと考えていいでしょう。

つまりコミュ障な人は転職活動で圧倒的に不利ということ。

コミュニケーション能力がないなりに、うまく工夫して転職活動を乗り越えていかないといけません。

ではなぜコミュ障の人に大手企業への転職をおすすめするのかというと、ポイントは以下の5つ。

  • 大手企業は採用人数も多い
  • 大手企業は業務分担がはっきりしている
  • 大手企業は部署異動も可能
  • 中小企業は人間関係が狭い
  • 中小企業は経営状況が変わりやすい

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

大手企業は採用人数も多い

整理整頓されたオフィス

まず第一の理由は、大手企業は中途であっても採用人数が多いことが挙げられます。

中小企業の中途採用は欠員補充を目的とした募集が多く、採用人数が1人ということも少なくありません。

要は応募者全体のなかで、もっとも優れた人材と認められないと採用されないということ。

数十名の応募者のなかから、トップに立てる自信はありますか?

コミュニケーション能力の欠如というマイナスポイントを補えるだけの強みやアピールポイントがあるのなら、採用されるチャンスはあるかもしれません。

しかしながら現実問題として、うまく募集条件にマッチしないと面接にすら進めないことが多いでしょう。

対して大手企業の場合、事業拡大や新規事業立ち上げなどの背景があると、中途採用で複数名をまとめて採用するケースも多いです。

応募者のなかでトップに立てなくとも、コミュニケーション能力以外のスキルで見どころがあれば採用される可能性は高くなります。

大手企業は業務分担がはっきりしている

大手企業は業務分担が明確に分かれているという点も、コミュ障の人に向いている理由のひとつ。

コミュ障を自覚している人にとって、営業や広報といった人前に立つことの多い仕事など、自分に向いていないと感じる職種もあるでしょう。

大手企業には人材が豊富なため、コミュニケーション能力に長けた人材は営業に、事務スキルの高い人材は管理部門へ、と適材適所で人員を配置するものです。

もちろん組織風土や会社の方針次第ではありますが、基本的に自分の得意分野で働くことができます。

対して人の少ない中小企業はどうでしょうか。

「事務職で採用されたのに、人がいないため結局営業もやらされてる・・・」

「専門職のはずなのに、なぜか管理部門の仕事も任されている・・・」

という話も中小企業ではザラです。

「色んな分野の仕事に積極的に挑戦したい」

「任された仕事は最初から最後まで責任を持ちたい」

という人には向いていますが、得意なことと不得意なことの差が激しいコミュ障の人には向いていません。

コミュニケーションが苦手でも、ほかに強みを発揮できる仕事はきっとありますから、得意な分野に特化できる大きな組織のほうが働きやすいですよ。

大手企業は部署異動も可能

広いオフィスで仕事中の人たち

「入社前に聞いていた話と全然ちがった・・・」

「実際に働いてみたら、やっぱり合わないかも・・・」

中小企業に転職してミスマッチを感じた場合、居心地の悪いまま勤め続けるか、再び転職する以外に道がありません。

その点、大手企業であれば、一度配属された部署が合わないと感じても、ほかの部署への異動も可能です。

部署が変われば周りの人の雰囲気も違いますし、コミュ障でも馴染める部署に出会える可能性があります。

「自己申告制度」や「社内公募制度」「社内フリーエージェント制」といった制度のある企業はとくにおすすめ。

自己申告制度は、社員自身が希望する勤務地や部署を上司がヒアリングし、「そのほうが本人にも会社にも利益になる」と判断した場合に異動できる制度。

上司が一方的に決める異動よりも、希望の部署に異動できる可能性が高いため、配属された部署になじめない可能性があるコミュ障には保険にもなります。

社内公募制度は、部署やプロジェクトごとに社内応募して異動を決める制度、フリーエージェント制は評価の高い社員が自分の希望部署に自由に異動できる権利を得られる制度です。

しばらく頑張ってみて、それでも仕事内容に違和感を感じているときは、上司に相談したうえで社内制度を利用してみてもよいでしょう。

中小企業は人間関係が狭い

中小企業は社員の人数が少ないため、人間関係も狭くなりがち。

うまく馴染めれば居心地は最高ですが、役職者や古株社員のひとりにでも嫌われてしまうと途端に居心地が悪くなります。

また、中途採用では既に完成している人間関係になかなか入っていけず、疎外感を感じたまま仕事をすることになりかねません。

ベンチャー企業は元々の知り合い同士で起業している会社も多く、仲間はずれ感を感じやすいですね。

人間関係を築くのが苦手なコミュ障にとって、中小企業やベンチャー企業への転職はリスクが高いといえます。

対して大手企業では、さまざまな個性を持った社員が働いています。

合う人がいれば合わない人もいるのが当然で、役職者ひとりに嫌われたところで大きな問題にはなりません。

いろいろな人が働いている分、同調圧力も中小企業に比べて少なく、「人は人、自分は自分」というスタンスで働ける職場も多いです。

コミュ障を自覚している人は、さまざまな個性を認めてもらえる大手企業に転職したほうが自分らしく働ける可能性が高いですよ。

中小企業は経営状況が変わりやすい

ショックで頭を抱えている女性

大手企業の下請けとなることも多い中小企業は、大手企業よりも経営状況が不安定。

会社の経営状況が悪くなると、人員削減の話が進んだり、最悪の場合は会社の倒産で職を失うことに・・・

何度もご説明している通り、コミュニケーションに苦手意識を持つ人材を積極的に採用してくれる企業は極めて少数派。

あらゆる環境に馴染んで、どんな人ともすぐに良好な関係を築けるのなら、より良い条件を求めて転職を繰り返すのも良いでしょう。

コミュ障を自覚しているのなら、自分に合う会社を見つけて長く勤めることがベスト。

少しでも経営が安定している会社へ転職して、もう二度と転職をすることがないようにしましょう。

コミュ障でも活躍できる会社はきっとある

遠くを見つめるスーツ姿の男性

「自分はコミュ障だから・・・」

という理由で自分の可能性を狭めてしまうのは止めましょう。

コミュニケーション能力を重視する企業が多いのは事実ですし、面接でも不利になってしまいますが、必ずしもすべての職種にコミュニケーション能力が必要とは限りません。

「コミュ障だから高収入は無理」

「コミュ障だからこの程度の仕事しか無理」

ということは絶対にありません。

人とのコミュニケーションが苦手だとしても、ほかの強みを発揮して活躍できる職場がきっとあります。

今の職場にうまく馴染めていなかったり、仕事内容や条件に不満を感じているのなら、自分の可能性を信じて大手企業への転職を目指してみてください。

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