自宅でコーヒーを飲んでいる女性

年間休日110日という労働条件を見て、あなたはどう感じますか?

「年間の休日日数が110日って少ないでしょ」

「いやいや年間で110日って普通じゃない?」

「私、年間で100日も休んでないかも・・・」

といろいろな意見があります。

日本の祝日は1年に16日ありますから、土日休みの会社であれば単純計算で年間120日の休日があることになります。

では年間休日110日以下の会社は選ばないほうがよいか? というと、そうとも言い切れません。

実質的に取れる休日数が何日なのかという点も、あわせてチェックすることが大切。

このページでは、転職先を選ぶときに確認すべき休日日数について詳しく解説します。

近い内に転職を検討されている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

年間休日110日以下の会社は危険なのか

スマホをチェックしている男性

「年間休日110日以下の会社に転職するのは危険!」

なんてことをいう人もいますが、一概に危険と言い切ることはできません。

各社の年間休日の実態と、ほかに注目すべきポイントについて詳しく見ていきましょう。

年間休日110日以下の会社は多数派

年間休日110日以下の会社は珍しくなく、むしろ多数派といえます。

厚生労働省の「平成29年就労条件総合調査の概況」調査結果によると、年間休日の平均値は108日となっています。

また年間休日が110日未満の会社は全体の過半数である54.3%を占めますから、よくある労働条件であるともいえます。

とくに小売業のように毎日営業している施設の場合、従業員ごとに出勤日や出勤時間を調整することが多いですよね。

シフト制で働いていると4週8休制など、年間休日が104日程度しかないことも多いです。

残業や休日出勤が多いとすべてが無意味

「年間休日が120日以上ならホワイト企業で確定!」

と安易に判断することも少々危険。

転職先を選ぶときには、休日出勤や残業時間がどれくらいあるかを知っておくことも重要です。

せっかく年間休日の多い会社に転職しても、休日出勤が当たり前の会社に入ったのでは、休日の少ない会社に入ったことと同じ状態。

休日は多いけど毎日終電まで働いている・・・

という状況を喜んで受け入れる人もいないでしょう。

多すぎる残業は着実に疲労が蓄積されていきますし、せっかくの休日を体調回復のために費やしてしまうことにもなりかねません。

転職先を選ぶときにチェックすべき項目

オフィスで書類を作成中の人

転職先を選ぶポイントは人によってさまざま。

仕事内容にやりがいを感じられるかどうかも、もちろん大切です。

しかし休日や労働時間といった待遇面の確認も、よい環境で働くためには欠かせません。

入社前にチェックすべき項目について、順に見ていきましょう。

年間休日日数は必ず確認すべき

まずは気になっている企業の年間休日を確認しましょう。

日数だけではなく、以下4点も確認することをおすすめします。

  • 何曜日が休日なのか
  • 祝日は休みになるのか
  • 1週あたり何日休めるのか
    (完全週休2日制なのか、そうでないのか)
  • 一斉休業日はあるのか
    (工場などでは、旧盆や年末年始に休業することも)

また、以下の項目が守られていることを必ず確認しましょう。

使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。

これは法定休日と呼ばれるもので、1日の労働時間によって休日の最低ラインが変わります。

  • 1日8時間労働:1年で105日以上の休日が必要
  • 1日7時間労働:1年で68日以上の休日が必要

滅多に見つかりませんが、年間休日が70日程度しかないような会社はブラック企業の可能性が高いです。

なにか特別な理由や事情がない限り、くれぐれも入社しないようにしましょう。

1日あたり、週ごとの所定労働時間

1日の所定労働時間は8時間以内が原則とされています。

しかし職場によっては、1日の所定労働時間が8時間を切ることも珍しくありません。

たとえば日本を代表する大企業である味の素の場合、1日の所定労働時間は7時間15分と、ひときわ短くなっています。

年間休日も121日ありますから、週の労働時間も40時間より大幅に短くなっていることでしょう。

一方で週の所定労働時間を40時間と設定している場合でも、1日あたりの労働時間を6時間40分としておけば、週6日働いても問題ないということに。

週1日の法定休日は与えていますから、法令違反にはなりません。

このため1日あたりの労働時間はもちろん、週ごとの労働時間もきちんと確認しておきましょう。

平均残業時間と休日出勤の頻度

先ほどもご説明した通り、残業時間や休日出勤の有無も入社前に確認すべき重要な項目です。

労働者が知りたいことは、実質的にどれだけ休日が取れるのかという点です。

このため休日出勤の有無や、残業時間がどれだけあるのかという点も確認しておきましょう。

有給休暇の消化率や特別休暇の有無

会社によっては、夏季休暇や誕生日休暇などの特別休暇制度が用意されていることもあります。

この制度が利用されている会社であれば、実質的な年間休日はアップ。

また有給休暇の消化率も、可能な範囲で確認しておきましょう。

有給休暇は最高で年間20日間付与されますから、取得率30%と80%では、実質的な年間休日が大きく異なります。

あわせて、有給休暇の計画的付与が実施されているかどうかも確認しておきましょう。

計画的付与が実施されている場合、実質的な休日が増えるメリットがある一方、休む日を自由に指定できる日数が少なくなるというデメリットもあります。

休日日数と給与のバランスも要チェック

大量の札束とデジタル電卓

転職先を選ぶとき「給料なんて気にしない!」という人は滅多にいません。

生活の礎となる重要なポイントですし、せっかく転職するなら少しでも年収アップを目指したいですよね。

転職先の休日日数を見るときは給与とのバランスをチェックすることもすごく大切です。

時間あたりの給与が安くなっていないか、必ず確認しておきましょう。

理想の生活が実現できるかどうか

転職先を決めるとき、提示された給与で生活していけるかどうかは最重要項目。

このとき、残業することを前提に給与を計算してはいけません。

あくまでも基本給の範囲内で生活が可能かどうかをチェックしましょう。

生活費が給与の額を上回る場合は、働けば働くほど赤字になってしまいます。

最悪の場合、毎日必死に働いているにも関わらず、日に日に貯金が食いつぶされていくことに・・・

もちろん、生活の工夫をして出費を抑えることも必要です。

しかし可能であれば、なるべく高い給与の会社に転職して、生活水準を高めていきたいですよね。

労働時間に見合った給与かどうか

提示された給与額が、労働時間に見合ったものかどうかも必ずチェックしましょう。

「年間休日は少ないけど、年収が100万円以上上がるから入社する!」

という考え方もひとつ。

「年収はちょっと下がるけど、年間休日が120日以上で残業もなくなるからOK」

という選び方もひとつですね。

同業他社と比較して、時間あたりの給与額が低い場合は要注意。

もちろん、その会社にしか入社できない場合は致し方ありません。

しかし、もっと条件の良い会社に入社することができそうなら、優先順位を下げて再検討しましょう。

なお月給を労働時間で割った数字が最低賃金以下である会社は、法令遵守の企業とはとてもいえませんから、入社すべきではありません。

年間休日の多い会社へ転職するコツ

ベテランの面接官と若い男性

「子供と一緒に過ごせる時間をもっと大切にしたい」

「プライベートの時間をたくさん確保できる会社で働きたい」

と考えている方へ、転職活動で失敗しないためのコツをご紹介します。

気になっている会社の年間休日を調べるだけなら、Webサイトの採用情報を見ればすぐにわかります。

リクナビネクストやdodaなどの転職サイトにも、休日について必ず記載があります。

しかしながら休日日数がどれくらいあるか、残業をどれくらいしているか、実態をつかむことは簡単ではありません。

面接のときに直接質問したところで、うまくはぐらかされてしまうことも。

年間休日の多い会社へ転職したいなら、転職エージェントをうまく活用しましょう。

質問しづらいことも調べてくれる

年間休日や残業時間、給与などについては、面接の場でなかなか確認しづらいですよね。

先ほどもお伝えした通り、勇気を出して質問したところで、明確な回答は避けられたり。

その点、転職エージェントを利用しておけば、質問しづらいことも代わりに調べてくれます。

転職エージェントが一番嫌がるのは、せっかく入社した人が1〜2ヶ月で退職してしまうこと。

契約内容によって多少差はあるものの、入社後2〜3ヶ月以内に退職したら、売上を返金しないといけないんです。

「入社前に聞いていた話と全然ちがう!」

となって入社してすぐに退職してしまうと、キャリアアドバイザーは上司からタコ殴り状態。

だからこそ転職エージェントは、残業や休日出勤の有無なども、できるだけ実態を伝えようと努力してくれます。

転職先選びで年間休日を優先したいなら、転職エージェントは使わないと損をしますよ。

非公開求人はホワイト企業が多い

「できるだけ休日の多い会社で働きたい!」

と考えるなら、転職エージェントの非公開求人を見逃してはいけません。

誰もが知っている大手企業や、知る人ぞ知る優良企業など、好条件の求人がたくさん潜んでいます。

いわゆるホワイト企業を呼ばれるような会社は、退職者が少ないため中途採用の募集人数も1〜2名ということがほとんど。

かつ採用予算にも余裕があるため、採用担当者の業務効率化を優先して転職エージェントを利用することが多いのです。

もちろん転職サイトでも休日の多いホワイト企業は見つけられます。

ただ、リクルートエージェントやdodaといった大手転職エージェントの場合、保有する非公開求人数はなんと約10万件。

お住まい地域や希望する業種、職種によって差はあるとしても、あなたの希望にあった会社が見つかる可能性は決して低くないでしょう。

休日の多い会社は倍率も高くなる

「年間休日120日以上で、残業時間も月平均10時間未満の会社見つけた!」

と喜んでいても、あなたが無事に内定を取れるかどうかは別問題。

当然のことながら、条件の良い求人には転職希望者が殺到します。

非公開求人といえど転職エージェント利用者は全国に何百人といるわけですから、倍率は数倍〜10数倍と考えるのが自然。

職務経歴書に不安があるなら担当のキャリアアドバイザーに添削を依頼する。

面接が苦手なら面接対策セミナーに参加したり、模擬面接につきあってもらう。

希望の会社から内定をもらうためにも、転職エージェントを活用して選考突破スキルを身につけましょう。

各社の年間休日を正しく判断して転職を

自宅で遊んでいる4人家族

年間休日110日以下の会社はたくさんあります。

休日日数だけで転職先の候補から外すことは、選択肢を大きく狭めてしまう可能性があります。

たとえ年間休日が125日あっても、休日出勤が年に何十日もあれば意味がありませんよね。

年間休日は100日ちょっとでも、残業や休日出勤はほぼゼロ、従業員の有給消化率もほぼ100%だとしたら、なかなかのホワイト企業です。

「休日や残業の実態を把握しづらい・・・」

というときは転職エージェントを活用するのが効率的。

希望の条件に合った会社へ転職したいなら、無料で使えるものはとことん利用するのがコツですよ。

転職すべき会社を正しく見極めて、理想の生活を実現しましょう。

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